じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

関パニの各回について私が勝手にMVPを決めたい

時を経てU字の水槽で再ブレイクした関パニ。

私は関パニが大好きである。

何回でも同じ映像見て笑ってる。幼児と変わんない……ってわかってる……

さて、関パニでは活躍できなかったor足を引っ張ったメンバーに罰ゲームと称してハリセン、粉・水かぶり等が発生する。しかし私にとって「ジャニーズこんなんせんやろ(笑)」というのは、魅力ではない。そもそも私はD,Gの嵐にドハマりしてた人間(乳首開きTシャツ着て顔面ストッキングして白滝のマフラーを巻きながら顔拓をしたアイドルが30分をすごろくをしている番組)。正直綺麗な顔した彼らが粉や水をかぶるというギャップにはあまり惹かれない。関パニにおける関ジャニのすごさは、自ら笑いを取りに行くところにあると思う言われたことを全力でやるんじゃない。言われないことを全力でやる。その貪欲さがしんどい。粉かぶる時はみんな顔上にあげるし、粉が降ってきたら「もっとちゃんとかけて~!!」と言う。20代の彼らが、自分を全力でアピールする。自分たちだけでボケもツッコミも完成させる。変なテロップも台本も必要ない。スタッフがツッコミする必要もない。現在のクロニクルにも通ずるところはある。携帯を渡せば面白い写真撮ってくるし、英会話させたら漫才にするし、部屋の中でドッヂボールさせてるだけなのに1時間持つ画がとれる。恐ろしいことに、この面白さは十年前の関パニという深夜番組で既にほぼ完成されている。関パニのはるか前から、彼らは自分たちを面白く魅せるということを肌で学んできたに違いない。もうベテランかというくらい安心して見てられる。これほぼ初冠でしょ君ら……?(Can!ジャニもやってたかもしれんけど)

撮り合いメイキング見てても思ったが、関ジャニさんはメンバーに「○○やって(笑)」と言われたことを絶対断らない。それはバラエティ苦手な錦戸さんだって例外ではない。滑ろうが何しようが、意味わからんと思っててもやる。すぐやる。この瞬発力がないと関ジャニの中では生きていけない。彼らは全然推してくれない事務所と芸能界と戦い、勝つきっかけを掴むために、もう自分たちで切磋琢磨するしかなかったんだと思う。といった具合に勝手に感動話にしてしまいそうになるが、普段はそこまで考えてない。考えさせないほど完成されたバラエティなのだ。

そう、この番組の魅力はいつまでたっても古くならない笑いにある。

この間、およそ8年も前のこのバラエティが、何の前触れもなくツイッターで話題となった。U字の水槽事件である。私も朝起きて驚いた。まさかほぼ一日たっても『U字の水槽』がトレンドに居座っているとは思わなかった。これはこのバラエティが永遠に色あせないバラエティであることの証明である。関パニの中には、恐らく10年、20年後の若い人が見ても笑える笑いがある。関ジャニさんの笑いは人を貶さないし不快にさせない。この番組では素人VTRも出てくるが、関ジャニさんは悪く言わない。ちょっと失礼なことを言う人がいても他のみんなが叱ってフォローして、本人も反省して、最後には爽快感すらある。私はガキ遣も好きなのだが、こちらは時事ネタが多い。あんなに年末に爆笑したはずのDVDも、数年たってみるとあんまり笑えなかったりする。でも関パニはいつみても面白い。単純なゲームやクイズをすごく面白い現象に昇華する。メンバーが多いのもいい。誰かがすべっても絶対誰かが笑ってくれる。

あとオタク目線からいうと、なんてったって顔が良い。私は関パニのビジュアルと冬コンエイタメのビジュアルが総合戦闘力としてSクラスだと思ってる。これは余談。

 

先日クロニクルについて嫉妬した大賞があったが、これはとてもいい企画だと思っている。そこで、今回関パニの各回について、私の独断と偏見で勝手にMVPを決めたいと思う。まんべんなくMVPにしようと調整したつもりもあまりないし、逆にお気に入りの人を推そうという気もないが、意義がある方は、ぜひレンタルor購入して自担のかわいいを見つけてほしい。前述のように、全編通じて全員ビジュアルが最高なので、顔についてはそこまで語っていないと思う。

 

 

第一回

MVP:横山さん

サラリーマン最上さんの思うごちそうNo.1を当てるクイズ

横山さんの「絶対丼ないわ!」「絶対丼ちゃうわ!」「丼ないて!信じてくれ!!」というごりごりの丼否定から始まる。

 

ヒント「最近買った贅沢なものは焼酎」

全「・・・・」

横「ほら」

横「そばや」

丸「なんでや」

 

この丸ちゃんの冷静なツッコミがじわじわくる。

 

亮「天丼かうな丼やったらどっち好き?!」

横「どっちもないて!!!!」

亮「いや譲歩してや!」

村「どっちか!どっちかやったらどっち好き?」

横「……天丼……」

 

あんだけ丼無い丼無い言ってたのにメンバーに責められてめっちゃ小っちゃい声で「天丼…」っていう横山さんがかわいい。初期のあからさまにガツガツな横山さんが見られるのも関パニの楽しさ。

 

第二回

 

MVP:錦戸さん

ヒット商品の使い方を当てる。

他のひとがあーだこーだ具体的なものを提案する一方、錦戸さんの答え「くじらのなんか」

 

亮「こっからなんかぴゅーってでてきたらくじらでしょ完全!」

横「……これ完璧罰ゲームでしょ」

亮「なんでぇ↑?!」

 

声裏返っちゃうほどびっくりした亮ちゃんがかわいくてたまらない。ハリセンでたたかれてガチで痛がる亮ちゃんのリアクションもgood

 

第三回

MVP:渋谷さん

名店の人気のおでんベスト30を10分で完食。 

サエズリという部位に反応してパイズリのごとき動きをするすばるくん。しめじが出たら全力で拒否。

 

渋「食われへんねんもん!!俺…キノコ…」

横「しゃーないやんそんなん、でたんやもん」

渋「そんなん…キューリ出たらどうすんねん!!!!」

 

横山さんの嫌いな食べ物知ってるすばるくん。言い方が小学生。サエズリで媚びて許してもらおうとするすばるくん必死でいじらしい。結局錦戸さんと順番交換をする。

 

渋「ごめんなさい~~」

錦「あっつう!!!!!!」

渋「あ~~~~~~ごめん~~~~」

錦「なんやこれ!!!!」

渋「ごめんなさい~~~~~!!!!ごめんなさい~~~~~!!!」

 

身を乗り出して亮ちゃん以上に苦悶の表情で謝ってるのがかわいい。この後、食べるの遅いのに名乗り出て、タイムオーバー後も黙々と大好きなタコをほおばる渋谷さんもかわいかった。ちなみに亮ちゃんも熱すぎてサイドステップ踏んだり忍び足したりしてるのでかわいい。あーかわいいかわいい。

 

第四回

MVP:横山さん

ニューハーフの方の将来の夢と好みの男を当てるクイズ。

 

横「パイロットはないと思いますよ」「罰ゲーム候補ですよ」「こうやってメンバーを今の段階で陥れといたほうが罰ゲームは免れる」「コックさんはないですよ」

村「めっちゃこきおろすねんあいつ人のやつ」

渋「けなすか自分かだけやん」

 

村「ただ弁護士(横山回答)全然かすってないけどね」

横「なんやねん やるんか」

渋「喧嘩すなよ~~~~」

 

ヤンキー横山さんさんが垣間見えてときめく。地味に三馬鹿の会話多くてめちゃめちゃにかわいい。Jr.からの流れを感じる。

『他人をけなす男』『あくまで自分大好き』等テロップも秀逸。

罰ゲームが横山さんになった時、渋谷さんが「こす山(狡い横山)やもんやっぱり」と言っていたが、この10年後、横山さんと言い争っていた錦戸さんも「こそきど(姑息な錦戸)」と呼ばれることになる。BJ……

 

第五回

MVP:渋谷さん

鏡文字でしりとりや古今東西をする。

 

動物の名前しりとり

亮「ダメやったら言うてや!『トンビ』」

渋「……『ビ』???」

 

ここの気まずいがかわいい。『トンビ』でおお~~~!!ってなった後に『ビ』のキラーパス度合いに気づいて爆笑しながらうずくまる亮ちゃんと、絶望する渋谷さんの対比がすごい。クロニクルのいきなりドッヂを彷彿とさせる。この後亮ちゃんが罪滅ぼし(?)のためか「あ、そっちじゃない!」「伸ばして!伸ばして!」等アドバイスをしたため、制限時間数秒前で完成し、渋谷さんがドヤ顔で横山さんに「どーん」って言うのがはちゃめちゃにかわいい。

スポーツの名前で古今東西をする際も「漢字でもええねんな?」と何かと強気な渋谷さん。すごく時間かけて最後の一文字で間違えた時のすばるくんの絶望の表情so cuteなのでMVP。

あと、横山さんが『サッカー』って書いたときに大倉君が「普通のカタカナ書かれへんのに」って地味に言っててじわる。

なお、この後の『映画のタイトル』は個性が出ててかわいらしい。『日本人の名字』で左右対称漢字を使ったり前の人のやつを逆にしたりとぽんぽん書けてるのがうれしくてはしゃぐメンバーが愛らしいので正直みんなMVPにしたい。平和の回 (ただし粉はかぶる)。

 

第六回

MVP:大倉くん

31アイスクリームの全31種類10分で完食。

 

倉「(チョコレートミントを食べながら)うまっこれー」

村「おいしい?」

倉「うん!歯磨きしてるみたい」

 

この秀逸なコメントと、めちゃくちゃマイペースにアイス食べておいしかったーってなってる大倉君がかわいかったのでMVP。次点は知覚過敏と口内炎で口の中めちゃめちゃなのにアイス1秒で丸のみした村上君。横山さん曰く「侍やなお前!!」いきなりドッヂの仮病のくだりにそっくりな場面もあって楽しい。

なお、ラストのアイスでは、「アァ~……」「おいしくいこう!最後やしな!!」「ゲフッ……」と、感情がUp↑Down↓激しいローリングコースター亮ちゃんが見られる。

 

第七回

MVP:村上くん

エア食事をし、表情だけで食べてるものを当てる。 

四川麻婆豆腐食べてる表現をした村上君の表情が豊かでかわいい。最後ににこーってして「うまい」ってしゃべっちゃうのも頭をかかえる……ヒナちゃん……

四川麻婆豆腐と予測した倉丸に対し、「ゆうても豆腐の表現がまったくなかったやん」とツッコむ横山さんに対し、

 

丸「いや、フーフーして口の中でほくほくして、ゴックンて飲み込んだんだよ豆腐は」

村「めっちゃ伝わってるやん!100%やん!」

 

とご満悦な村上さん。ヒナマルのツーカーっぷりがよかった。

 

なお、最後に、渋谷さんが食べているのは杏仁豆腐かマンゴープリンか (正直、わかるかい!!!!と思った) を当てろという問題で、安田君だけがマンゴープリンと予想。

安「(マンゴーの気配を)感じたんですよ、食べたとき」「杏仁やったら口の中でぷつっと切れるでしょ」「マンゴープリンの場合は口の中に滑らかに残る感じがね」

と、真顔で淡々と述べる安くんの野生の感がすごいし爆笑してる渋谷さんがいてヤスバだしで非常に興奮する。新年会の電話のくだりを思い出しませんか……。

 

第八回

MVP:丸山くん

くじで引いた順位になるように30秒以内に5mを走る。

ジャージの裾についているひもをきちんと靴の下に通してるのがすっごくださくてすっごくかわいくて真面目でよい。

5位23秒をめざし走る丸山君。結果は22秒99で、なんと4位の安田君22秒98の記録と1/100秒の差。ミラクルボーイにMVPを差し上げたい。ちなみに地味にドラマーのリズム感で大倉君もほぼぴったりのタイムを出している。

また、渋谷さんがゲームへたくそという話では

 

横「それかさみんなで一回相談してすばる寝といてもらう?」

渋「まだ眠たないよ」

錦「20秒くらい?」

横「何秒とか無理やって」

渋「無理やってとか言うな!!!!」

 

と、へたくそで実際一番失敗してるのにやる気満々な渋谷さんがかわいかった。

亮ちゃんがみんなからタイ人扱いされてるのも面白かった。この時の彼は、十年後の新年会で村上くんにタイ人ネームつけることを知る由もないのだ……。※しかもこの後何度かタイ人ネタ出てくる

 

第九回

 

MVP:丸山くん

みんなで台本を暗記し噛まずに言い切る。

丸ちゃんがかなりのストッパー。ハリセンに痛がるも、すぐにブツブツセリフを復習(真面目……)。そのまま台本を開く丸ちゃんに村上君が「(台本)勝手に見るなって!(笑)」と止めるも、丸ちゃんは村上君を見つめて

「……カハッ」

咳。もうこの時既にメンバー曰く『あかん顔』である。間違えても復習。覚えてなくても復習。最後までいくもまたもや丸ちゃんがセリフ覚えてなくて失敗。みんなうなだれる中、

倉「丸ちゃん、セリフ一度確認しようか」

この大倉君、めっちゃ優しくてかっこいい。全人類が惚れる。

 

亮「もう一回最初から言って」

丸「『なるほど、全員新春シャンソン歌手…』」

亮「『新人シャンソン歌手』!」←鬼監督

丸「『なるほど、新春シャンソン……』」

村「『新人』や」

丸「『なるほど』」

 

段々とセリフとコメントがごっちゃごっちゃになるのが笑える。

最後はクリアで締めてほっこり。地味にノーミス渋谷さんがかっこいいのだが、横山さんの「ゲームはできへんのにな」の一言で下げられる。不憫である。

 

第十回 

MVP:不在

最上(さいじょう)さんの本当の名前はというお題で、見事『もがみ』さんであることを当てた関ジャニ

 

横「最初言ったん俺やからな。近い名前みたいなこと言ってたの!」

倉「また粉かぶるで~」

村「あたってるのにかぶるで~」

横「……」

安「今小っちゃい声で「そやな…」って言った」

 

素直になった横山さんかわいい。※ただし10年後すぐムキになる横山に戻る。

 

最上さんが書いた絵がなんのキャラクターか当てる問題では、渋谷さんの答えのみがトトロで、あとは全員ドラえもんなのに、なぜか丸ちゃんがトトロを推し始める。そして、トトロ派錦戸VSドラえもん派丸山の戦いが勃発するのだが、ここは『えげつない』ラップバトルとほぼイコールである。それにしても鏡文字でも書いていたが、渋谷さんはトトロ好きなんだろうか。

 

第十一回

MVP:錦戸くん

世界の激辛料理5つを7人で完食。

淡々と食べ終えた大倉君。ほんとに食べ物系強い。いっぱい食べる君が好き~。

そんな大倉君に対し、

 

亮「何系の味?」

倉「えーとタイ系やな」

亮「タイ?…俺タイ行ったことない!」

 

なんで嬉しそうに言うのか全くわからないし全く関係ない。でもそっかそっかと言いたくなってしまう愛らしさがある。

さらに、からあげを食べた瞬間の亮ちゃんの「ハァ?!???!!!」がめちゃくちゃいい。あまりの辛さに踊ったり、からあげを差し出しながら「無理やってこんなん!!!」とパフォーマンスしたりする姿はミュージカルさながら。なお、Lv.5は安田君でも「ふざけてるわ」という辛さらしい。

あと、激辛に悶絶する横山君を見て、

 

丸「横山君意外と気管弱いから」

安「ロシア系やから強いんにな~」

丸「ロシア系なん?」

倉「それ見た目だけやろ」

 

と後ろでやいやい言う大山田の会話がゆるくてかわいい。

 

第十二回

特別編で歌中心のため省略(ユニゾン美しくて感動する)

 

第十三回

MVP:安田くん

ホルモン人気ベスト20を4区分にわけ、どの区分に当てはまるか当てる。正解したら試食。

安田君天使回。敵の村上チームが正解したときもぱちぱち拍手。

久しぶりに回ってきた回答権を安田くんの勘にたくす横山さん。

 

横「ちょ、もう、これほんまに安田君お願いします」

安「ん~食べたいなぁ(笑)」

 

と困った顔して笑う姿はただの天使。意見が割れた時に亮ちゃんが強行して「D!」って答えた時も、「わぁ~亮が強行した~!」って笑ってる。

さらに次の問題で、安田君のカンが外れてしまった際も、呆然としてる亮ちゃんを「りょう~~~」って言いながらごめんなーって感じにバックハグしてる姿も愛らしい。

なお、横山チームは本当に全然食べれないので横山さんが「もうええわ」「弁当食ったろうかな」とすねはじめる。これもまたかわいい……。

 

第十四回

MVP:渋谷さん

回答がかぶったら連帯責任罰ゲーム。

横山さんから「すばるアホやねんから」を連発されてもめげないメンタルと輝くツッコミにMVP。

 

『尊敬する歴史上の人物は?』

横「すばるはほんまにアホやから『お父さん』とか書いたらあかんで」

渋「それもっと偉いやろ」

 

『戦っても勝てそうな干支は?』

渋「勝たれへんよ」

 

横「ヒナめっちゃかぶってんでさっきから!!」

村「いやこれ俺というかさ、俺にかぶってくるやつがあかん」

横「だってこんだけ皆とかぶってんねんもん!さっきから捻ってない証拠やん!」

村「オレが捻ったら他とかぶるかもわからんで」

渋「うるさい!!!!!!!!」

 

一言で場をびしっとしめる男らしさ。

クロニクルでもそうだが、すばるくんと大倉君のツッコミは絶妙なタイミングの一言で笑いを起こすので、頭の回転が速いなと思う。ちなみに『(東西南北八方向)どっちに逃げる?』というお題に対し「逃げれるならどっちでもええわ」と言った丸ちゃんからちょっとした闇が見える。

 

第十五回

 

MVP:全員

みんなで台本を暗記し噛まずに言い切る(ト書きつき)

みんなが間違えるたびに「ごめん~」と言い、みんなが「しゃあないしゃあない」と言う。まるでスポーツのような熱さが見れて感動する。横山さん曰く「大丈夫、誰もわるない。こんなことさせてる大人たちが悪いんや!」。

成功するたびに、みんなで顔見合わせて、よっしゃ~よし!よし!みたいに小っちゃい声で笑顔ではしゃいでるのがかわいい。前回もそうだったが、渋谷さんはほんとセリフをミスしない。歌詞もミスしないっていうし、そのへんの記憶力いいんだろうな……とときめく。

 

第十六回

MVP:安田様

簡単なゲームを何種類か。失敗したら罰ゲーム。

安田様回。

 

投げたフラフープをくぐる

→めちゃくちゃ高くあげたり、変な角度になったりしたフラフープを、あらゆる体の使い方で潜り抜ける安田様。

 

回転いすを回して線の中にぴったり足を下ろす

→ミスした亮ちゃんと横山さんは「ぜったい無理やって!!!!」と言うのに軽々クリアする安田様。

 

スリッパをほおりなげて片手でキャッチする

→恐ろしく遠くに蹴り上げてそれをスライディングキャッチする安田様。

 

ママチャリのスタンドを反動で倒す

→「行きますか~~~~?」とかわいく言ったあとに、クリアして「オルァ!!!きたぁ!!!!!」とドス声出す安田様

 

ちなみになぜか今回横山さんが「ゆうちゃん」と呼ばれる頻度が高い。

 

第十七回

MVP:大倉くん

お題の料理を80%目指して食べる。「いってきまーす!」とニコニコ顔で食べ始める大倉くん。チームで協力していいと言われ、丸ちゃんにあーんして食べさせてあげる……実に愛らしい倉丸……。しかし食べ過ぎて失格になる。

 

渋「敗因は?」

村「僕止めたんですよ、食べ過ぎちゃう?って」

倉「銀座のカツ丼がうますぎた~」

 

いっぱい食べる君が好き!!!!!(2回目)

 

また、この回はなんと十年前にして腹黒大倉が出現する感動の回でもある。

 

亮「大倉こっちみんなや!!!」

倉「見てへんわ!」

亮「お前横目でこっちみたやろ!!!」

倉「見てへんし!!」

横「お前言うぞ!!」

倉「何を言うねん!!」

 

この流れすごくクロニクルのいきなりドッヂを思い出す。すでに片鱗が見える。

横山さんの謎の「言うぞ!!!」は生田斗真くんにも言ってたね。

この後も大倉さんは

 

「『鮭全部食うたら?』言うてんであっち(盗聴)」

「問題はやっぱりネギやな~~~~(まどわす作戦)」

 

等様々な妨害をしかけるため、「けんかすなよ!!!!!」って怒る渋谷さんが何度も見れる。

補足だが、横山さんと錦戸くんが大倉くんにぎゃいぎゃい言ってるときに、ちょっと苦笑いしながらも参加しない安田君がかわいいのでこちらも見てほしい。

MVPは正直、「美味しく頂くをモットーにしております」とか、村上くんの「もう一回やらせてくれへんかなぁ」に対し「いいよ」って言う横山さんと迷った。

さらに、「味を俺もお伝えしたい」って村上さんのラーメン横取りしようとし、止められてしまって無言で、ばしって村上君の肩をはたくすばる君 (松原.) も見れる。

要するにかわいいが大渋滞の回。

 

第十八回

MVP:渋谷さん&横山さん

一筆書きの絵で伝言ゲーム。これは本当に横すば回なんでMVPは二人。

絵が苦手なのに先頭に行こうとする横山さん。

 

横「満を持して俺いこか?」

全「いや、あかん」「あかん」「ちょ、マジで勘弁してくれ」「やめて」

 

渋谷さんも「俺のきっかけでみんなを当てさせたいねん!」と言いイルカを描くが、村上君には「振り幅広すぎるやろ……」と絶句される。

なんせ周りとの温度差がすごい。そのため周りからやいやい言われてお互いをフォローしあうよこすばの相方感がはんぱない。

 

渋「集中してはるから!巨匠が!大阪のピカソや!」

横「すばるー!行けるで!俺は信じてるよ!ヤアヤア言われてやるやつやで、結果!」

 

しかし最後のお題ではもうしっちゃかめっちゃかになる。

 

横「ちょっとおーこれー誰か助けてくださいーーーー」

渋「えーーーーよこーーーーどうゆうことーーーー???」「これなんなんよこー!!これなんなん?おれなにかいとるーーーー!?」

 

とにかく何から何までシンクロする年上二人。これに加えてツボだったのが、

 

横「でもいったわ!これ!」

 

に対する

 

丸「どこにいったん?」

 

というたまにくる丸ちゃんの的確かつ無慈悲なツッコミ。なお私は今まで関ジャニが絵を描く映像をいくつか見てきたが、地味に丸山さんが裏画伯だと思っている。ヒナちゃんは絵かわいすぎである。

 

 

 

第十九回

MVP:安田くん

選択肢を考えて三対三にする。安田くんの宇宙的発想力が大爆発する。

 

ご飯に合うものは?

村「『B.のりの佃煮』」

安「あ~~~やっぱそっちいくか~村上君たくあん顔なのになぁ~」

村「どんな顔やねん」

安「みたまんまや」

村「雑すぎるやろ!」

 

願い事がかなうなら?『A.世界平和』

安「いきますよー!B!『世界征服!』」

渋「お前!!!!なんちゅうこというんや!!!」

安「!」「言葉間違ったおれ!!」「『世界統一』や!!!!!」

渋「一緒や!!!!!!!!」

 

未公開でも安田君の謎の思考回路が見られるので安田ワールドを味わいたい人はぜひ。

なお、亮ちゃんのフリップが地味にかわいいのでこちらにも注目してもらいたい。他の見どころとしては、

 

憧れの歴史上の人物は?『A.坂本竜馬

倉「B!『小野妹子』!!」

倉「えっみんな小野妹子好きやろ?」「みんな坂本竜馬あこがれてへんやろ!」

渋「あこがれてるよ!!俺坂本竜馬にあこがれてこの世界はいったもん!!!」

 

という、普段はツッコミに回りがちな大倉君のボケと、渋谷さんの重ねボケ。ファボられタイムラインを見てても分かるが、この二人のタッグはボケにボケを重ねてめちゃくちゃ面白くなる。

 

第二十回

MVP:不在

くじで引いた順位になるように水中で息を止める。

潜っているとき、カピバラのようなかわいらしい村上君が見れる。そしてなぜかジャージの肩がはだけている。ヨコヒナええやんといい、なぜ君は肩をはだけるのか。

 

安田くんが身長届かなくて「とどかへん……」っていうのと、亮ちゃんが「箱馬ください!!!」ってめっちゃかっこよく言う対比が面白い。

 

その他名言としては、1位を引いた亮ちゃんに対する、渋谷さんの「一位なら秒数関係ない!亮!死ぬまで行こう!!」や、奮闘する渋谷さんに対する、安田さんの「そっからやで!そっからの向かい側!!」等がある。潜る横山さんを見て「死体みたいやな、白すぎて……」とぼそりと言ったのは安田くんだろうか。怖いこと言わんといて。

とにかくみんなめちゃくちゃやいやい言うのが面白い。記録そっちのけである。

 

 

第二十一回

MVP:安田さん

意外なものの値段が、ある価格より高いか低いかを当てる。

安田くん単独最下位で最終問題に。『棒高跳びのポール、七万円より安い?高い?』という問題で、全員『高い』を選択していることに気付いた安田くんの行動が男らしい。

 

安「あかん、俺大逆転せなあかんからこっち(安い)行っとかな」「皆と正解したとこで勝てないわけですよ」

村「ちなみに値段は?ホンマはどのくらいやとおもっとるん?」

安「ホンマは15万くらいすると思ってるんですよ」

渋「お前無理しすぎやろ!!!!!めっちゃ無理してる!!!!」

倉「半分の値段やんけ!!!」

渋「自分を犠牲にすんなよ!!!」

 

15万だと思ってるけど大逆転をかねて単独『安い』に行く勝負師安田くん。結果は残念だったがその勝負師っぷりはまさしくMVP。しかも価格は13万4400円と、予想とかなり近かった。なげかわしいことこの上ない。なお、値段に対し、「たっけ!」「たかくない!?!?」と言っている安田くんの声が一番高いという事実も面白いと思う。

 

 

第二十二回

MVP:錦戸さん

お題を含む言葉で検索し、目標の件数に一番遠かった人あるいは0を出した人が罰ゲーム。

もう単純に、パソコンオタクと言われたほどキーワードセンスがある亮ちゃんをMVPに。

 

『定食』目標10000件→『美味い定食!』22400件

『事件』目標1000件→『百億円事件』114件

『アイドル』目標1000件→『ブサイクアイドル』633件

『旅行』目標100件→『旅行気分が抜けなくて』81件

 

と、どれもこれもめちゃくちゃ近い。優等生。

バラエティ的には、横山さんの『ふがいない』シリーズや、安田さんの攻めの姿勢が光る『愛$』『子づくり旅行』『激高定食』が面白い。個人的には大倉君の『その事件解決します』『みんなの旅行体験教えて』という呼びかけが非常に愛らしいと思う。

 

第二十三回

MVP:横山さん

影絵で何を表現し、何かを当てるチーム戦。

各チームのリーダーが対比的に活躍しているのでそこに注目してほしい。

横山さんは表現力がすごい。『電信柱』『エリマキトカゲ』難しいお題を表現する。

村上さんは汲み取り力がすごい。『ペリカン』『滑り台』を当てる。

この対照的な感じがヨコヒナ。もうヨコヒナ語り始めたら終わらないので各自くみとってもらいたい。横山チームは僅差でまけてしまい、チーム内で一番ファインプレーをしていたにも関わらずリーダーの横山さんが罰ゲームになってしまったのだが、特に文句を言うことなく受け止めていたのがかっこいいなと思った。

 

第二十四回

MVP:村上くん

各自お題に挑戦し、完成されたもののセンスでワーストとMVPを決める。

正直三馬鹿にMVPをあげたい。年上と年下のセンスが恐ろしくわかれる。

 

太巻きづくりにて「まじか俺?!まじか?」「全然……こんなんおもてたんとちがう!!!」と、めずらしく村上さん絶叫。そして他の人が普通の太巻きを作る中、村上さんは顔を表現した太巻きを作る。一人だけテイストが違う……。

正直下手ではないと思う。しかしイラストといい、なぜか彼は何かとかわいらしいものを作る。太巻きは二つあり、うち一つは桜でんぷでほっぺが作られていた。

 

亮「なんでちょっと照れてんのコイツ」

村「子どもや」

 

子どもか~~~~~~!!!

 

村「こっちお父さんや」

 

お父さんか~~~~~~~~~!!!

なんかかわいらしい設定が出てきて、ギャップに悶えた。MVP。

 

りんごのウサギづくりでは、横山さんはうさぎ作ったことない(男の子……)らしく、何故かりんごをかじりだす。そのえぐれた部分について、「ちゃうねん、これ段階を踏んでん、団塊の世代」と説明。一方渋谷さんのウサギは片耳がちぎれており、動物愛を訴えていると言う。マジか……。

 

ワインボトルラッピングは、

村上くん→リボンすら結ばない。当然抜ける。

渋谷さん→包装紙もりぼんも恐ろしいほどぐるぐる巻き。

横山さん→ハートの包装紙に恐ろしくへたくそなちょうちょ結び。

などと、三馬鹿の芸術性の高さがうかがえる。器用な年下組との対比がえげつない。

 

第二十五回

MVP:丸山くん

絵描き歌を作ってお題を伝える。

伝説の回。『U字の水槽回』。こちらについては説明不要。丸み帯びてます。

見本VTRにあわせて踊るまるすばがほほえましい。

 

『つるっと すべって いたたたた~♪』

村「いや無理くりやろそこ」

横「それ関係ないやんけ」

渋「流したよ?今」

 

VTRにも丁寧にツッコミする三馬鹿からスタートし、最終回にふさわしく見どころたくさん。『お米マン』『タマゴくん』『カタツモリ』などの愛らしいキャラクターが誕生したり、歌詞が思いつかなくて途中から「ラララ」しか言わなくなる亮ちゃんが見れたりする回。なお最終回にも関わらず、いつも通り始まり、いつも通り終わる。

トクサツガガガとジャニオタの親和性について考える

トクサツガガガを布教したい

私は2次元界隈出身のジャニオタですので、非常に漫画を好みます。アニメはほとんど見ないのですが、漫画に関してはオススメされればとりあえず読むフットワークの軽さを持っております。漫画喫茶にも月一で通い物色します。

漫画好きの間ではとても有名(だと思ってます)

 

週刊スピリッツに連載中のトクサツガガガ(2017/5/31時点で10巻発売)

 

をジャニーズ好きの皆様はご存知でしょうか。読んでたらお友達になってほしい、そのくらい私が好きな漫画の一つです。

 

仲村さんは26歳のOLさん。職場では女子力が高いと見られているけど、実は“女死力”たぎる「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!(公式HPより抜粋)

 

なんとamazonのレビューでも☆4.5以上の高評価がならぶすごい漫画。

私はこれはジャンルを問わずオタクの間では有名な漫画だと思っていたんです……ジャンプ看板漫画レベルに……。しかしこの漫画についてジャニオタ先輩に話したところ、全く存在を知らず、ジャニオタ界隈にはそこまで浸透していないことが発覚しました。いけませんね、自分の常識を世界の常識だと思い込んでしまうのは……。

私が主人公と同世代、かつあまりオタク趣味を公にしないタイプの隠れキリシタンなので、とくに共感度合いがすごいとは思いますが、ぜひそうでない人にも読んでいただきたい。トクサツガガガ、ただのオタク漫画とあなどることなかれ、キャラクターにはアイドルオタ、アニメオタ、特撮オタ、一般人、そろい踏みです。熱い名言連発でどの界隈のオタクも胸をつかれます。

今回はジャニオタとして漫画を読みつつ、ここは通じるのではないか?!という風に考えたところを抜粋して語りたいと思います。

 

 

トクサツガガガの名言から読み解くジャニオタの想い

  • 日々の糧

昔より市民権を得たとはいえ、オタクといえば多少嘲笑のまなざしで見られることもあります。*1ニチアサ少女アニメが好きなコワモテメンズ任侠さんのお母さんは息子の趣味にも寛容。辞めさせようとは思わなかったのかと聞く仲村さんに答えるお母さんの言葉をご紹介。

 

「私だって始めてみた時超引いたわよ~暗ーい部屋で小学生もなる息子が女の子のアニメ観てるのよ!学校行きたくないってベソかいてる子だったし(略)こんなモン観てるからこんな子になっちゃったのかしら…って」

 

「でも、あんなモンでも、観てたおかげで、いやだいやだ言いながらちゃんと学校も頑張ったのかもしれないしねぇ…」

 

一般人から見ると、理解のできない趣味。それでも本人にとっては日々を頑張る糧。

ジャニオタだって同じです。彼らのCD、番組、ラジオ、映画、舞台、雑誌があるからこの日まで生きよう今日も頑張ろうと思うのです。

この言葉に対する社会人オタク仲村さんの心の声は、仕事をしているジャニオタには特に共感していただけるものでしょう。

 

社会人になると特にそれなの!一週間のほとんどが仕事だから、「週末には特撮が待ってる!」と思えばこそ仕事ができるの!

 

はた目にはロクデナシに見えるだろうけど、これを失ってまともになるかというと、無趣味のロクデナシになるだけだから!

 

毎日理不尽な社会と戦い、頭を下げ、仕事をこなしているジャニオタの皆様にもお判りでしょう。辛いことがあっても、仕事が憂鬱でも、家に帰ればあのCDが届いている、週末になればコンサートに行ける。それがどれだけ仕事の励みになることか。

オタクをやめることは真人間になることではないと力説する仲村さんの言葉は本当にその通りです。オタクに対する風当たりの強さに、叫びたくなる日もあるでしょう。そんな日はトクサツガガガの言葉に勇気をもらい、推しの動画に元気をもらい、強く一日をすごしていきましょう。

 

 

  •  リアルオタ友の必要性

特撮の映画を見終わった仲村さんのもとに、同じ特撮オタク吉田さんから電話がきます。仲村さんが映画を観たことを確認した吉田さんは、30分でもいいから会おうと言います。立ち食いそば屋につれていかれ、何事かと動揺する仲村さん。真剣な吉田さんの熱い言葉が魅力です。

 

「感想、聞かせてください」

 

「ネットで人の感想も評価も片っ端から見ましたし、自分でも感想書き殴りました」

 

「けど、ネットで何万字読んでも、今ここで生の感想を言いたいし聞きたいんです!」

 

私自身こうしてブログで書いたりだとか、壁打ちアカウントのツイッターもやっています。しかしジャニオタが感動した時のエネルギーは莫大なもので、この情熱、感動をあますとこなく文字で伝えるにはとてつもない文才が必要なのです。万人がそれを持っているでしょうか。そんなわけがない。少なくとも私にはない。

エネルギーはとてつもないのに、表情も何も伝わらないツイッターで「むり」「やばい」「最高」と呟いていると、ああ、誰かと話したい!飲みに行きたい!!となりませんか。観賞会はまさにその類。なんかこういうの!このあたりが!いい!!と叫びたい。 

 

この、生身の会話のバトル感は、何物にも代えがたい――――

 

 実際に会ったところで語彙力は増えないのですが、議論を終えた後の達成感はたまらないのです。

 

 

  • ファングッズ

おもちゃ屋さんの蚤の市的な場所に来た仲村さんは、魅力的なホビーを発見。同僚とホビー談義をしていた際の、結局何に使うの?最終的にゴミになるよねという発言にもやもやしていた感情が爆発します。

 

服に靴にTVにベッド、家、皆いずれはゴミ!人間すらもやがて骨となり無と化す!

 

『結局何に使うのコレ?』置く!!置くんだよッ!!金持ちがやたらめったら玄関に置きたがる犬の陶器と一緒だよッ!!置いて!並べるんだよッ!

 

『集め終わったらどーするの?』見る!じゃあなんだ君達は。ブログのパンケーキだののお写真は実態になって取り出して食うんか。違うだろ、見るだけでしょ!!

 

ゴミと言うのはあんまりですが、欲しくない人にしてみればゴミも同然なのは、冷静になってみればまぁそうだね……と同意せざるを得ないところです。(だからこそオタクは冷静になっては楽しくない気がします)

ジャニーズのコンサートで販売するグッズには日常で使いにくいものもあります。特に隠れオタな人々や年齢層高めの人にとっては、つけるのに勇気が必要だったりするものも。それでもグッズを買ってしまう。推しメンバープロデュースのグッズはほしくなる。オタクの趣味にそれなんになるの?というのはナンセンスです。仲村さんにおもちゃ屋さんのおじさんは言います。

 

「飾ってやるんでも、一緒に遊ぶんでもいいから、ゴミになる時まで大事にしてやってね」

 

アイドルにハマっているその状態がどのくらい続くかはその人次第です。 一生その人のファンでいるのか、担降りするのか、遠い未来のことは分かりません。集めたファングッズだって捨ててしまう日が来るかもしれなせん。でも今の情熱を大切にして、ほしいならば実用性を問わずにファングッズや雑誌を買うのが楽しい人生だと思います。観賞するだけのものを買うことに後ろめたさを感じる必要はないのです。

 

 

  • 推しが辞めてしまう

俳優を餌に友人を特撮沼に引きずりこもうとしている仲村さん。実はその俳優さんが、芸能界を引退してしまっていたことを知りショックを受けます。そんな仲村さんにアイドルオタク北代さんが言います。

 

「続いているうちは当たり前って思っちゃうけど、辞めちゃう人を目の当たりにしたとき「あっ」って思うんだよ。売れて遠くなるより、やめていなくなっちゃう可能性ってもっともっと大きいんだって」

 

「だからさ、次があって、待っててくれる人がいて、やりたいこと続けられてるのは、それが一番いいことだって私は思うようにしてる」

 

愛して待ってくれる人がいるのも知っている。仕事に愛想つきたわけでもない。それでも皆、バラバラに去っていくのは、いくら愛があったところで、それでは食べることができずに飢えていく、隠れていた事実が見えてくるから。

 

ジュニア担の方々にとっては一層しみる言葉なのではないでしょうか。華々しい芸能界で一流のジャニーズ事務所に所属していても、売れなかったり、デビューできなかったり、後輩に抜かれたり、我々に想像のつかない厳しいことがたくさんあるでしょう。北代さんはそんなアイドルにやめないでとは言いません、言えないのです。だからこそ、

 

そう…だから私達はお金を使う…「需要あります!」「次もいいモノ作ってください!」のアピールのために!

 

「欲しいモンしか買わんけど」

「つまんなかったら文句は言うけど」

※だがワガママ

 

「駄作が見たいワケじゃない。駄作とわかってても支援のためにとりあえず買って観てるんだよ」

 

 ジャニーズは地上波でもかなりの露出があります。こんなに美しいものを地上波でタダで観れるなんて、我々は前世でかなりの徳を積んだに違いありません。一時期ジャニーズグッズの安さが他ジャンルオタクの間で話題になりましたが、本当に良心的だと思います。このボリュームとオタク泣かせの特典映像がついてこのお値段。ありがたい。

北代さんを含め、我々オタクはワガママです。買ったものに不満があれば漏れてきます。だって別に駄作が見たいわけじゃないんです。推しのかわいい(かっこいい)姿が見たいのです。ただ、買うことが支援であり、直接的な行動なしに意志表明はできないことを心の片隅においておきたい。露出が欲しければ、声を大にして、需要あります!とさけぶ努力が必要です。わたしもツイッターで呟く前に、セクゾ冠番組の要望書を出してこなければいけないようです。テレビ局かな。

 なお、この話の最後で、仲村さんはファンレターに書きたいことについて、次のように述べています。

 

「なんかこう…特撮も忘れないでほしいけど次の仕事も大変だし、頑張ってほしいけどムリな仕事はしないでほしいし、すでにもう忙しいだろうし、俳優さんてネットとかでホント嫌なコト書かれるし、大変だろうし、私なんかが言うことって何もないしとりあえず」

 

「生きていてくださいしか言えることがなくなってしまうんですよね…」

 

 まるでうちわに書く文章に悩むジャニオタのようです。元気でいてほしい、笑っていてほしい。ただそれだけでいい。それが何よりの幸せ。こうしてオタクは悟りを開いていきます。アイドルは2.5次元。近くにいそうで遠い存在。そんな存在を好きでいると、彼らが存在していること自体が尊く感じるようになるのです。…宗教かな?

 

 

  • 古参と新規

懐古怪人こと、子どもに見た昔の特撮好きおじさんと仲村さんはたまに衝突します。懐古怪人は昔と比較して今の現状をディスります。仲村さんは古いものもいいなと思っているのですが、現行の特撮を愛しているので内心はらわたが煮えくり返ります。この関係性はいわば古参と新規の関係に近いものを感じます。

 

 最近しょっちゅう思ってるコトじゃないかッ…!*2『雷伝』とか当時のグッズは手に入るが、本当はその当時におもちゃのCM観て「うわ~ほし~」とかそうやって楽しみたかったって!!

 

*3『獣将王』だってリアタイで観て「また一週間待つのかーッ」って思いながらCMで「ネタバレやめろや!」って観る感じと、録画をまとめて観るのは体験的に全然違うの!放送日の環境、CM、天気ふくめて『観る』なの!

 

くやしいッ…くやしいが…こればっかりはくつがえせない…ああッ…私もッ…私も当時に生まれあわよくば小学生くらいで「うげェ*4サラマンドロスこええ!!」って思いたかったよォォッ!!

 

私は現在の関ジャニも好きなので、昔のエイトはもっとよかった論を出されると辛いのですが、その時の関ジャニだってすばらしかったのはわかるし、できることならリアタイで一緒に盛り上がりたかったという仲村さんの気持ちはとても共感できます。セクゾや関ジャニの今の勢いといい、その時にしか味わえない空気は絶対にあるだろうと思っていますので、大切な思い出として抱える経験があることはむしろ羨ましいです。だからといって現在を否定されるとド新規の内なるモンペが出てくるので、その点は古参の方にもご配慮いただければ幸いです。

もちろんトクサツガガガはそれだけで終わりません。万人に勧めたい衝動に駆られるのは、古参の立場も慮ってくれるからです。

 

後からいくら作品を追っても、時代を知っても、その時代に生まれた時にしか、得られないものは確かにあるのかもしれない…

 

変わっていく彼らを、その時の彼らを否定しないでほしい、と、現在の彼らを大切に思う私たち。しかしそれは昔の彼らを大切に思う気持ちと比較できるものではないのです。現在別Gの担当を持つジャニオタ先輩は、今の関ジャニの勢いがすごいのもわかっていながら、当時ほど情熱を持たない自分を認めていました。

 

「どんなによくできていようがなんだろうが、知らないモノを観るなんてできないでしょう?」

 

「誰が何と言おうと、私の一番そばにいて、他のダゴンのところに連れて行ってくれたのは、*5ダゴンくん』なんですよ」

 

かつておじさん達のそばにいたのが、ダゴンだったのと同じこと。何が最初かじゃない、私達の原点は、そばにいてくれたモノ達

 

これらは新規を勇気づけてくれる言葉ですが、私はこの言葉を見た時、古参、あるいは他Gに移っていった方々に思いをはせてしまいます。リアルタイムで見ていた彼らが、彼女にとっては原点であり一番心を揺さぶるものだったのです。誰が何と言おうが。

古参新規問題はもうそりゃぁ根強い問題で、特にド新規の立場から言及するのは非常にはばかられるのですが、私は売れない時代の彼らを支えて、私たちに会わせてくれた彼女たちにはやっぱり心の中で尊敬と感謝の念を持っていたいなぁと思うのです。

 

 

  • 好きは比較できない

仲村さんがある日同僚と買い物していると、偶然ヒーローショーに出会います。同僚に「あんなの子どもむけでしょ」と言われるが、隠れオタの仲村さんは言い返せません。

 

特撮好きって言うわりに、ロボとか買ってなかったし…吉田さんが薦めてくれなきゃ観ない作品もいっぱいある…さっきだってホントに好きなら、擁護するべきだったのでは…?

 

お母ちゃんに勝てずにいるのも、隠しているのも、結局…

 

私の「好き」なんてしょせんその程度のモノだったってことかーーーー!?

 

しかしアイスクリームを見た仲村さんは思います。たくさん買った自分と、お金がないから1つしか買えず、羨望のまなざしで自分のアイスクリームを見つめている友人。どちらがアイスクリームを好きかなんて語れないのではないかと。ファンとしての好きも同じではないかと。

 

詳しい方がもっと好きとか、「その程度の知識で」とか、魔王かよ!そんでその詳しさのゴールはどこなの?好きって言っていいラインはどこなの?いつ言えるの?

 

アピールする方が「好きが上」とか、完ッ全に成人式でバカ騒ぎする人の理屈だからね!大人しく座ってる人は祝う気持ちが足りんのかい!

 

隠してようが黙ってようが恥じてようが詳しくなかろうが、好きと思ったら好きになる権利があるんや。

 

アイドルだって生きてかなければいけないのと同じく、私たちだって生きていかなければならない。ただ、これは先ほどのお金を出さなきゃ露出がなくなる論と相まって非常に難しいですよね。売れればメディアへの露出も増え、新規のファンも増え、また売れ、正のスパイラルですが、売れなければ露出は減り、CDは出ないしコンサートもなくなる、新規も獲得できない負のスパイラルなのです。

仲村さんの言うとおり好きの比較はできないと思います。しかし『比較はできない=みんな同じ好き』ではないのです。人気があるときはいいんです、みんな好きだねで語り合える。でも露出が減ってるときは北代さんの言葉が真理なのです。需要ありますアピールをしない人が「好きの度合いは比較できない」と言いながら、必死に複数枚買ってる人に「わかるわかる~」と言ったらそれは嫌がられる。そこを履き違えたまま、同じ熱量で応援できるはずかないとは思います。

 

それでも私は仲村さんのこの言葉は楽しくオタク活動をしていくうえでの真理だと感じています。好きは比較できない。好きだと思ったら、好きだと声を大にして言えばいいのです。(迷惑をかけない限り)他人の好きを否定する権利は誰にもありません。良くも悪くも、好きという心理状態であることは、買うといったビジネス的な側面とは別問題なんですよね。ただ、ビジネス的側面を理解した上で、『好き』という気持ちを『買う』という行為に還元している人たちがいる。その恩恵を受けて、好きな人たちが見れているというのは忘れない方がよいと感じました。

まあでも、こんなめんどくさいこと考えずにIQ低く「かわい~~~しんどい~~~買う~~~」っていうのが一番幸せなオタクライフですよ、たぶん。

 

すごいよトクサツガガガ

宣伝兼ねて、一ジャニオタの視点から考えたことを書いてみました。トクサツガガガ、とっても面白い漫画です。いろんな立場から、いろんな考え方を取り上げてくれます。ジャニーズファンの皆様にも読んでいただきたいし、御自分の見解と比較して楽しんでいただきたいと思います。ほんとはこれ以外にも「ほんまそれ」な名言連発なんです。これでも入りきってないんです。

読み返して、自分自身でも「なっが(笑)」と感じました。布教するならもっと短くしなければならないのに、自分だけが楽しい語りになってしまいました。ただ、ド新規によるジャニオタ語りは今回でだいたい満足しましたので、次からはちゃんとジャニーズの話をしたいなと思います。しかしジャニーズに関しては担当や古参の方がきちんと解析してくれてるんですよね……ド新規情報持ってないので考えようがないんですよね……どうしようかな……。

*1:日曜朝に放送される少女が戦うアニメ

*2:40年?前の忍者ものの特撮TVシリーズであり、最近リメイクされ映画化された架空の作品。仲村さんは面白いと感じたが、改変されすぎて古参ファンには不評

*3:トクサツガガガの世界で現行の戦隊ヒーローもの

*4:怪獣シリーズ『ダゴン』に出てきた、環境汚染により生まれた悲劇の怪獣(敵)。環境汚染をテーマにしているが、現代っ子の仲村さんにはちょっとやりすぎ感があるように映り、チープに感じた

*5:ダゴンシリーズ最後の作品。リアルな社会風刺路線から一転コメディものに路線変更し、人気回復を狙ったTVシリーズだったが、ファンの批評を買い、今も「死の一手」と名高い。ファンの目から見てもロークオリティ。

ジャニオタ分類について考える

ジャニオタをタイプ分けしてみたい

 ジャニオタになった時から、いや、なる前からやってみたかったジャニオタ分類。
ジャニオタとはジャニーズを愛する人々。個人的にはファングッズを買ったあるいはファンクラブに入ったあたりが一般的にオタクにもといファンと解釈される境界線かと思ってます。
 私は頻繁にジャニーズないしジャニーズファンについての論文を書いてみたい欲がございます。データからあらゆる仮説を立て、確かである事実だけを淡々と述べる。データの穴、あらゆる反論を考慮してそれに答える論理を構成し、矛盾なく述べる。そして私はこう解釈してますという考察。美しいですよね……ディスカッションも楽しいですよね……。ふと誰かしら論文くらい書いているのではと思い、調べて引っかかってきたのが、

ジャニーズファンの思考(徳田真帆(2010)くにたち人類学研究,5,21-46)

です。こちらには担当論を中心に文化としてのジャニオタが論じられています。私は担当についてあんまり知らないのですが、こうやって論文にしてくれると改めて解析しがいのある分野だなと思います。一つ不満があるとすれば、ジャニーズオタクってくくりはでかすぎるのではないかと。もう少し細分化して章分けできないものか。
 担当グループ別のファンの特徴についての考察はありました。現場に行くタイプなど、行動スタイルで分類されたものもございました。しかし、ツイッターで感じた「いろんなファンのかたちがあるんだなぁ」という感動に同調するものは見つからなかったのです。さて、あまりやられていないとなるとやってみたくなる。というわけで二日かけて考えた結果が以下の通りです。分類という言葉に不快感を抱く方がいらっしゃれば、(そもそも記事に飛ばないかと思いますが)そっとじしていただければ幸いです。

恋愛型

アイドルにハマるといった際のパブリックイメージ。スタンスの差も大きい。ほんとにガチで考えて、青春から何から何まで捧げてしまうタイプと、大きくなったら○○くんのお嫁さんになりたいタイプと、現実は疲れるからこういう彼氏がほしいんじゃ現実逃避タイプと……さらに細分化したらきりがない。恋愛スキャンダルが出たらダメージがでかいタイプの代表例。特に一番最初のタイプは思い詰めかねないので怖いです。強弱はあれど、「自担に恋愛対象としての魅力は0です!」という人はほとんどいないんじゃないかと思われるので、だいたいのファンはこの要素を兼ね備える。
なお村上さんはアイドルをリア恋枠として捉えるというファンについて、
「アイドルとしての俺らしか知らんやんか。俺らのプライベートも知らんのに、何を勝手なこと言うとんねん」(2017//2/23放送レコメンより)
と述べており、アイドルの一意見として受け止めたいと感じた。一方で健人さんはリア恋枠飛び越えて公式で彼女にしてくれるので、すごい。どっちがいいとかではなく、ファンの形態がさまざまであるのと同様、アイドルの考え方もいろいろなんだろうだなぁと思わされる対比。

信者型

とにかく自担を崇拝する。三点リーダーよく使う。語彙力消えがち、布教しがち(一人で崇拝する人もいる)。段々と悟りを開き始める。アイドルの考え方、生き方、顔、自分の好きなところを、ただただ崇める。粛々と日々をすごし、徳を積み、お布施としてグッズを買う。恋愛なんておこがましいです、畏れ多いです(><)っていう派。意外とアイドルのファンとして正当派なんじゃないかと思われる。アイドルの語源は偶像であり、アイドルは宗教とも言う。盲目さではモンペ型と通ずるところもあるが、こちらは数メートル離れて見ているだけで十分ですみたいな若干の卑屈さが見受けられる。

モンペ型

宗教派とも近いが、圧倒的過激派。モンスターペアレンツから来てると考えると、自担を親の気分で見守りたい人が多い。もしくは騎士というか、こいつは俺が守る‼という男らしい方。多分年齢層も高め。自担がけなされる乏される等すると包丁振り回す。でも自担にはめちゃくちゃ甘い。何しようがかわいいし、何しても肯定する。だってファンだもん‼好きだもん‼
愚痴アカの類いが全く理解できないと思われる。常識のあるモンペはリツイートで引っ張ってきて文句言うかブロックして自衛するかに留まるが、稀に他のアカウントに突撃して喧嘩ふっかける人もいるので、取り扱い注意。意外と地雷であることに自覚あったりする。

足長おじさん型

モンペを穏健派にしたタイプ。彼らの成長過程を見るのに幸せを感じる。好きにやりな~お金は出すよ~というパトロン的なスタンス方々のイメージで。ちょっと自担がよくないことしたときには、盲目的に擁護するよりは、やんわり自担をいさめる方が多い。スキャンダルでたりすると、好きなアイドルのかわりに方々に謝ったりする。
優しく厳しい親目線でアイドルを応援する。

キャラクター愛型

とにかくかわいい~っていうタイプ。推しを愛でたい。こんな弟ほしいわ~とか友達欲しいわ~とかペットにしたいわ~とかいう見方をしがち。恋愛感情は薄めあるいは皆無に近く、女性が女性アイドルにハマるかのごとく、かわいい~って言う。異性としては見れない。あくまでそのキャラクターを愛おしがる。

箱推し型

この層は完全に自分を滅してよいと思ってるイメージ。彼らのいる空間の空気になりたい。壁になりたい。そして彼らのわちゃわちゃしてる感じを見守りたい。グループとしての彼らが好きで、それをほほえましく見ていたい。二次元のジャンルから来た人、わりとこの要素持ちがち。他の型とも併発しやすい。ジャニオタの中では平和主義だと思われるが、ビジネス仲良し呼ばわりされるとキレる人も一定数いる。自担は作りづらく、○○寄りの~とは言ったものの、きちんとした○○担に対して若干肩身せまい思いする。恋愛スキャンダルには強いが、グループ険悪期もとい氷河期に凍死しがち。

DD型

ジャニオタではあまり見かけない気がするが、事務所担がこれに属すると思われる。誰でも大好きの略。複数の推しをもち、とりあえずジャニーズ(or自グループ)出てたら見る。お金も時間も愛もすごい人がなれる、選ばれしジャニオタ感。強いし、堂々としてます。お金つかって支えてる自負があるので、事務所方針に言及することも多そう。
意外と冷静にアイドルを比較分析してそう。

シンメ、コンビ型

箱推し縮小バージョン。関係性萌えの強い方が落ちる沼。常に脳が二人のからみを探す。この二人が話せば、勝手に脳が変換して二人のエピソードに追加する。表情ひとつで三時間語れる、妄想力高めの派閥。男の友情に憧れを抱いた結果こうなった人が多く、腐ってはない、らしい。ジャニーズグループ内でのキスとか、絡みとかはこの層を狙って行われることがおおい。いきすぎると嫌悪感を示す人も表れるので、ほんとうにファンを満足させるのって難しい……。なおこちらも氷河期で死にがち。

作品型

いやもうその人となりはどうでもいい。アイドル性も別に求めてない。彼らの作る音楽や、演技や、エンターテイメントが好きなんです派。少数派の比較的ライト層。ライトな人だと一般的にテレビ見てこのグループいいよね~レベル。コアな人だと専門的知識をもって分析とかする。心穏やかにジャニーズエンターテイメントを楽しめる。一般的立場から冷静に推しをほめてくれるので、ジャニオタの人からありがたがられがち。ぽろっと言った一言が恐ろしい勢いでRTいいねされがち。他の派閥と兼任してる人は山のようにいる。

(特殊)堕転型

全てにおいて堕転した場合、悲しきかな、愚痴アカウントなるものが生じたり、アンチになったりする。「~なんだねへぇ~(^^)」といった具合にちょっとねちねちした感じに愚痴をこぼしてしまうケースが見受けられる。内心は、やめたいのに見るのをやめられない、大嫌い大嫌い大好きな人と、裏切られた!悲劇のヒロインな人と、彼のために言ってるの!こんなの私の知ってる○○くんじゃない!人と、etc...。彼女らもそうなってしまった経緯があるわけで、部外者が首ツッコむのは無粋。彼女らとアイドルの問題。現場にアンチ団扇を持っていくレベルになると自重していただきたいが、何の迷惑もかけずに鍵をかけてひっそりストレス発散してるのならそっとしとくべきかと思われる。新規にハマった方は、踏み荒らさないように気を付けたほうがよい、お互いのために。

無限大なジャニオタ道

いかがでしょうか。ジャニーズのファンクラブはグループひとつとっても数万人単位ですから、都市作れるくらい多いです。一般人から見たとき、大抵ジャニオタはひとくくりにされます。というより、サッカー好きも、アニメ好きも、「○○好きってこうだよね」と色眼鏡で見られるのは避けられないのです。日本ではキノコをしいたけやらえのきやらに分類する文化がありますが、英語圏は一括してmushroomと呼びます。日本ほど好んでキノコを食べる分化がなかったためといわれています。同様に、他文化圏からしてみれば普段触れることのないジャニーズ文化。ましてやそのファンとなれば、その詳細については興味も知る必要もないのです。

しかし私はジャニオタなので、自分の属するものがなんなのか気になります。よし書こうで論文は書けません。万が一書いたとしても、ソースはツイッターなので信憑性に欠けるし、見ているグループのツイッターには偏りがあるし、アンケートとれるほど交流数も多くないので数値化もできていないし、主観で書かれている。とても論文とは呼べません。そこでたどり着いた逃げ道が「考える」でした。ハマった当初にジャニーズファンのツイッターを巡回していたときの印象で考えて、ジャニーズファンを分類してみよう。と、思い立ったのが昨日、書いたのは今日。すごく楽しかったです。きっと私の考えたものは氷山の一角で、もっと幅広い楽しみかたでジャニーズを愛する人々がいるのだと思います。しかし、とりあえずは満足しました。
皆様が思い思いの形でジャニーズエンターテイメントを楽しまれることを願っております。

……でもやっぱり誰かきちんと数値化して研究してほしいな……これだけの経済回してる集団、なんとなくで語るには重すぎるなと思いました……ジャニーズはすごい文化だよ……

パッションでひたすら箇条書き ~関ジャニ's エイターテイメント特典メイキング映像感想~

語彙力0 燃えポイント殴りガキbeat

エイターテイメント本編はまだ見ておりませんが、メイキングを見た時点でしんどくなったのでとにかく勢いで書きました。本当に勢いです。

 

続きを読む

北の大地でSexyZoneを崇めたい ~2017 STAGE札幌~

コンサートへ行きたい

 特典DVD以来、私はSexy Zoneのことを調べました。一通り調べて、私は思いました。
Sexy Zoneはノっている、このままいけば近い未来Sexy Zoneブームがくることは間違いない。できることならこの勢いのあるSexy Zoneを見たい。
 さらにTwitterで流れてくる今回のツアーの評価は良いものばかりです。しかも五周年ツアーです。5人です。5人でお風呂入って指で星作る女子高生みたいなことやってる彼らが見れるのです。そんなん……見たい……。しかし私もともとジャニオタ歴も浅く、ネットでは壁打ちアカウント。リアルのジャニオタ友達もほとんどいない。Sexy Zoneのファンにいたっては全くいない。そんなとき、ジャニオタ先輩が言いました。
「セクゾコン行けるなら行きたい?」
どうやら、ジャニオタ先輩のセクゾファンの御友人が急用でいけなくなり、先輩から御友人に譲渡を頼んでやろうかというのです。もうこれは神が「セクゾの歴史の一ページを胸に刻め」と言っているのだと思いました。御友人は解説も含めたセトリレポを作ってくださり、我々ド新規のためにDVDまで貸して下さいました。四六時中セクゾのことを考えました。土日は予習に費やしました。こんなに活き活きと勉強をしたのは久しぶりでした。もうこの時点でチケット代以上の幸せをもらったといっても過言ではありません。

コンサートへ行こう

 当日、私には使命がありました。バスパウダーを買うことです。私はあまり収集癖のないオタクなのですが、チケットを譲ってくださったご友人が欲しいといっているならば当然買わなければなりません。札幌は12時から物販開始予定でした。であればまあその30分前に行けば、買えるだろうと思っていました。今思えばなんと甘い考えだったことでしょう。2時間待って、残り2列を残したところでバスパウダーは完売しました。待っている間に雨で体は冷え、しかもセクゾをiPodに入れ忘れるという大失態を犯しており、なんだかこの時点で私のテンションはめり込んでいました。セクシーがっかりです。
 アリーナは近いよとジャニオタ先輩がさんざん言っていましたが、ほんとうに狭いと感じました。私の過去の参戦歴といえば、仙台ドーム(嵐)と札幌ドーム(関ジャニ)くらいです。そして両方ともスタンド後ろから数列目という席です。当時は肉眼で見ることにこだわりを持っていたので、本当に米粒みたいなアイドルと、モニターを見てました。そんな私に今回の席は近すぎました。私の席はボックス席の後ろの方でした。こんなに近くで拝んでもいいのだろうか。頭が高いと言われないだろうか。そわそわすることしきりでした。
 一方で私の心の中には一抹の不安がありました。コールです。コールの仕方は習っていました。しかし、タイミングが分からないのです。10分ほど前に一部のセクシーガールさんたちがコールを始めました。なんとなく早い気もしました。周りも立っていなかったので、ボッチ参戦のへたれはひたすら周りをきょろきょろしていました。3分前になりました。まだ私の周りは立ち上がりません。1分前です。しません。
 さすがにまずいだろうと私は慌てて3分前くらいからコールを始めました。幸いにも隣の人もやってくれました。アリーナだからかもしれませんが、なんとなく声が小さい気がしました。コールも若干ばらばらで、出てきてくれたセクゾさんにいろいろ申し訳ねぇ~~~~と土下座したくなりました。次に行くときはもっと大きな歓声で迎えようと固く心に誓いました。
 颯爽と登場したセクゾさんはきらっきらでまぶしくてアイドルでした。アイドルのコンサートを見に行き「現実に存在したんだ~~~~!!!」と感動する話をよく聞きますが、私はむしろ現実味がありませんでした。こんな美しい生き物は伝説上にしか存在しないはずではないかと。しかしセクゾさんの神々しさは私の頭の中をもふわふわポムポムにしました。
「現実じゃなくてもいいか~~~~この目に映る君たちに感謝!!!」
そのくらい彼らは輝いていました。私、レポは書けないタイプの人間なので、以下、感想を書き殴ります。

普通の絶対的センターを崇めたい

 勝利君の金髪がかっこよかったです。king and queen and jokerのとき、黒髪健人君と銀髪風磨くんを擁しての金髪勝利君がとにかく強かった。Why?では金髪と服が相まって、ツイッターでも書いたのですが本当に黄金像の風格でしたね。ファラオか仏像かわかりませんが、国立博物館から出てきたといっても驚きません。同じ生物学的分類に属するかの方が疑わしい。発光してました。またダンスもカッコいい。キレッキレでした。あれだけ動いて歌って崩れない顔も強いんですけど、芯も強いですよね。常にセンターが似合う男でいるって無理難題に近いと思うんですが、勝利君は自分にできることはきっちりこなすイメージがありまして。自分の仕事と他人の仕事をきっちり分けることのできる才能をお持ちな気がします。彼のツッコミってすごく普通のことを言うんですよね。静岡では水道からお茶が出る、じゃあ北海道は?というMCのときに、「ミルクとか?」って言うマリちゃんに、「貯蔵が大変そうだね」っていう勝利君じわじわきませんか。私は大好きです。風磨くんの「腐るだろ(笑)」がツッコミとしての一般解な気がするんです。「貯蔵が大変だね」って私にはぱっと出てこないです、頭いいんですね勝利さん。合理的だしその通りだし普通のコメントなんだけど、普通すぎて少しズレる勝利君のツッコミは魅力があります。バラエティで誰にでもツッコめる村上さんのツッコミスタイルとはまた違い、五人の時にだけ見れるスタイルのツッコミ、これは是非とも武器にしていただきたい。たまりません。男子高校生みたいにメンバーをからかったりネオンに話しかけてみたりして笑ってる勝利君にも心を揺さぶられました。カウコンで村上さんのはっちゃけっぷりに戸惑ってた勝利君と、すばるくんに緊張しながら「昔すばるくんに似てるって言われて……」と話しかけてた勝利君のイメージしかなかったもので……とても普通に男の子な一面を見せてくれてありがとうございます。あと女装も一番お似合いでした。脚が細くて心配になりました。余談ですが、私のお隣の勝利担の女の子めちゃくちゃ美人で顔面整ってたので、類は友を呼ぶのかな……とドキドキしました。

イケ化著しいパフォーマーを崇めたい

 聡ちゃんソロの出だしに私は一度死にました。これが噂に聞いていたイケ化なんですね。あのときの聡ちゃん100人食ってきましたって顔してました。その後の健人君と風磨君も色気があるんですが、聡ちゃんの雄度が強すぎて、こんな色気出してたら年上二人食われない?大丈夫?って逆に心配になりました。そのくらい聡ちゃんの雄フェロモンあふれ出てます。生態系の頂点にいました。あとダンスがすごい。めちゃくちゃガシガシ踊ってました。大野さんと良い、神ちゃんといい、安田さんといい、ダンスのうまい人は背が低いの法則でもあるのでしょうか。ダンスやってく上で小さい体は不利と言うのも聞きますが、体を大きく見せるようなダイナミックな動きは見る人を引き付けるので、小柄は一概にマイナスにならない気がしています。ただ聡ちゃんの踊りは全力投球!って感じで、どの曲も動きが強い印象を受けました。せっかく楽曲が幅広いので、曲に合わせて動きを使い分けられると魅力も増す気がします。そんな聡ちゃんが見たいです。普通に歌も上手だと思うのでパート増やしていきましょう。需要とてもありますんで……ほんと事務所さんお願いします。加えてファンサの鬼だった気がします。彼は自分の魅せ方をすごく一生懸命勉強してきたんだろうなぁと感じました。女性アイドルみたいに内側でメラメラしながらも冷静に自分の魅せ方を発揮する聡ちゃんは、さっしーのようにものすごい下剋上を成し遂げたりするかもという予感。あとパンダと虎の着ぐるみで出てきたときは、関ジャニのぱんぱんだが思い浮かびました。真顔で見つめてからの聡マリほっぺちゅーは、おばさんには刺激が強すぎて天を仰ぐしかありませんでした。最高。

180cmの心優しい天使を崇めたい

 マリちゃんを初めてみた時、この子はオネエなのかな……?と思ってました。そして180cm越えの青年が(いくら最年少とはいえ)かわいいしか言われないのもどうなんだ?と感じてました。しかし今回、コンサートを見てマリちゃんはきちんとかっこいいなと。そしてかわいいなと。ユーリオンアイスのヴィクトル的かわいさというのでしょうか……セクシーでキュートで。私のようなド新規は、天使時代をまともに見ていないわけで、そのときのかわいさが土台にありません。それでもファンサに一生懸命なマリちゃん、ソロのポップなマリちゃん、英語でMCするマリちゃん、とてもいとおしく感じました。気づいたら「マリちゃんかわいい~~~~~」と叫んでました。日本に来て辛いこともあるだろうに、楽しそうにアイドルするマリちゃんは確かに『かわいい』でした。
 あえて冷静な目で見ると、彼にはまだアイドルとしての武器が薄いという気がしています。若いし、経験も少ないし、それを求めるのは酷だと思ってはいるのですが、もっとがんがん光ってほしいというもどかしさ。あの英語のペラペラさも後天的なものだと知った時、すごく努力家なんだなと胸打たれました。それを活かせる場で、アイドルの武器を身に着けてほしいなと思ったりします。あと、どこかの雑誌で彼はモデルがやりたいと言っていた気がします。かわいいだけじゃなくて、洋画やハイブランドのポスターに出ているモデルのようなかっこよさを持つマリウスくん、外れるわけがありません。事実マリウスくんは遠くから見ていてもとても絵になるという印象を受けました。彼のかわいさを失わずに、セクゾを出ても輝けるアイドルの武器を磨いていってほしいと感じています。そしてMCの話題にも上りましたが、オランジーナのCM最高ですね。お兄ちゃんたちからの愛を感じました。

1000年に1度のアイドルを崇めたい

 私はケンティのこと1000年に1人のアイドルだと思ってます。本当に真剣に人生かけてアイドルやってることが伝わってくるなぁと思ってましたが、ステージでも一貫してアイドルでした。彼のファンは絶対幸せになれる気がしました。前日にクランクアップしたこと、入所10年目に入ったこと、全部ファンに伝えてくれるんだなと胸が熱くなりました。「一番最初に言いました」って微笑むケンティ。マリちゃんが天使なら健人君は聖母です。あと私、脚の長さに震えるのが好きなのですが、健人君のスタイルの良さは半端なかったです。衣装もスキニーが多くてわかりやすかったです。村上くんのとき以来の感動でした。「あ~~~~長い~~~~(顔を覆う)」を繰り返して……本当に幸せな時間でしたね。またカメラに抜かれた時のポーズが多彩で、かっこいいです。アイドルのお手本みたいなしぐさや動作が笑いにならないのは、彼が本当に一生懸命アイドルやってるからなのでしょうね。ザ・アイドルなんですけど、現実こんなアイドル見たことないんですよ。だから彼はやはり二次元から出てきたんだと思います。オタクフィルターがかかっているかもしれませんが、ピアノ引いたりダンスしたりといったパフォーマンス中の彼は儚げで庇護欲をそそられました。ケンティケンティ連呼されて恥ずかしがっている健人君は女子力が高いです。百点です。反抗期が終わった風磨くんとのMCにふにゃふにゃ笑う健人君を見て、2/∞のヨコヒナを思い出しました。皆さんもおっしゃっていますが、本当に健人君が幸せそうでよかったなぁと。あと印象に残っているのはケンティの投げキスですね。だいたい「ちゅ」「ちゅ」「ちゅ」という感じでピンポイントの投げキスが一般的ジャニーズかと思うんですが、ケンティの投げキスは違うんです。ばらまくんです。ぶわって120°くらいの広範囲にバラの花びら振りまくみたいに。健人君はお姫さまで、王子様で、神様なんだと感じました。

グループ愛に目覚めた兄貴を崇めたい

 私の中で今回のコンサートでイメージが格段に上昇したのが風磨くんでした。予習してたのだと、愛ゆえとはいえいじりきついな~と思うときもあったんですけど、今回のMCはメンバー愛に溢れすぎてました。いじらないわけじゃないのですが、楽しいMCの間を把握しているがごとく回してました。あとですね、ファンサもすごかったです。何度もスタンドに上がってくれて。私の真後ろをトロッコで通って行ったのですが、風磨くん…色白い……肌きれいすぎてびっくりしました。あと感動したのはファンに歌わせたときですね。正直に言います。私は予習不十分であんまり歌えませんでした。とりあえず声は出したんですけど、きっとリズム違ってるところたくさんありました。会場の歌声もかなり小さかったんです。福岡はすごかったと伺ってるので、きっとがっかりしたろうなって思ってます。でも風磨くんは「やるじゃん」って言ってくれたんです。いや、言ってくれるのは知ってたんですけど、でもこんなぐだぐだになったのにそんな優しいこと言ってくれるのかと、男らしい優しさに泣きそうでした。風磨くんがあまりにも慈悲深くてかっこよすぎて、申し訳なさも相まって、感情の大洪水でした。
 パフォーマンスに関して、風磨君の歌い方はくせあるなぁと思ってたんですが、コンサートで聞くとたまらなかったです。曲を取り込んでセクシーに、切なく、かっこよく歌えるのは才能ですね。かわいい曲を歌うときには反骨精神が見えるのでかわいらしいです。ソロの体位は何パターンかあるそうですね。全部見たいからDVDに収録してください。ソロパートもおめでとうございます。いろんな歌詞を札幌に言い換えてくれてありがとうございます。ふまけんの「おめでとう」「ありがとう」ハグを忘れません。これは歴史に残りました。パンフのコメントは何度読んでもエモすぎるので割愛します。とにかく五人のステージをこんなに練り上げてくれたプロデューサーとしての菊地風磨さんに感謝しかありません。

アイドルを活かす舞台構成

 ステージ構成もよかったですね。その前に行った関ジャニが360°で、中央だけか~と思ってたんですけど。外周トロッコ何回も来てくれたし、スタンドの中列もトロッコで来てくれました。間に他人を挟まずに、こんなに近くでアイドルを見れることに衝撃を受けたし、アイドルの視界にはいるならもう少し美意識を持とうという気持ちになりました。アイドル好きになっていいことしかなくてただただ感謝です。なんといっても全員が来てくれたのがうれしかったですね。ドームだったり人数多かったりすると一部のメンバーしか見れなかったりしますから。今回こうしてアリーナで近い席に座れたのはとても貴重な体験でした。とはいえ、天井席だろうと同じ空間を共有してる感動はありますし、どの席でも喜んで見に行こうという気持ちに変わりはないかなと思ってます。自分の好きな人たちが作り上げた舞台を見たときの喜びは、どの席でも共通してました。
 基本的に五人しかいないセンターの舞台、飽きさせない工夫がたくさん散りばめられていたなぁという印象です。レーザーや階段やベットの使い方とか、脚で踏んだら昔の聡マリちゃんの声?で『sexy zone』言う床とか、生着替えとか。アンコールのsexy zoneの演出は、昔からのファンにとっては感無量でしょうね。ROCK THA TOWNを最初に持ってきて、アンコールにこれを持ってくるセンスが素敵でした。
 MCもうまかったですね。そんなイメージなかったのでびっくりしました。風磨君もすごいんですけど、皆が自身のキャラを理解してちゃんとそれに沿って返すのがすごい。しーんとしらける瞬間がありませんでした。静かになった時の切り上げるタイミングもコメントもお上手でした。冠番組を持っていないのにどこで鍛えたんだろう……それともセクゾのコンサートでは当たり前のレベルのMCなのでしょうか。う~む。あと宣伝の挟み方が非常にうまいです。マリウスのCMの話からどんなCMやりたい?からの聡ちゃんいじりとか、健人君のクランクアップの話からの~したがってるんだいじりとか。オタクが楽しめるMCの隙間に、宣伝をさらりと挟む技術、その人のファン以外の人も聞いてて楽しいMCになってることに心から感動します。

最高のエンターテイメント

 初めて生で見たセクゾコンサートがSTAGEで、本当に自分は幸せ者です。辛い時代に応援し続けてくれたファンの方々がいたからこそ、私は今こんなに輝いている五人のSexy Zoneを見れたのだと思いました。横浜公演、恐ろしいスケジュールですが、体に気を付けながらきらっきらのSexy Zoneを見せてあげてほしいです。あとはDVD見ないと細かいところが思い出せないので、発売を楽しみに待とうと思います。
 とにかくド新規でも楽しいコンサートをありがとう!!!STY!!!

なぜSexyZoneにハマったのか考える

顔面国宝は非ファンから見ても美しい

 話は二月ほど前にさかのぼります。私はジャニオタ先輩宅でDVDを拝見していました。エイターテイメントを見てから脳みその9割を関ジャニが占めていた私にとって、既に担降りしたとはいえジャニオタ先輩宅に溜まった古いDVDや雑誌の山は私にとって宝の山でした。その日も先輩宅でただひたすら関ジャニを脳に流し込み、たまにWESTを交えながら、最高のオタクライフを満喫していました。そして話題はジャニーズの顔面の話になりました。私は以前の記事でも述べましたが人の顔を覚えるのが苦手で、私生活でも面食いだと思ったことはありません。ただ、そんな私でも顔がかっこいいから好きになるは無いにしても、好きになった人たちの顔がかっこいいかわいいについては日々叫んでいます。

 ジャニーズを好きになると、推しはすべてかっこよく見えます。初めて関ジャニの丸山さんを見た時に、イケメンではないだろ~と思っていた私は死んだのです。今ほかの人にそう言われたら「調子の悪い時もある。しかし丸山さんは常にかっこよい、かわいい、美しいのどれかには属しているから!!!!」と心が叫びます。確かに、ジャニーズアイドルの顔面に対して「うん、まあかっこいいけど、言うほどか~?」と思っていた時代もあったはずなのです。しかしもうその感覚が全く思い出せないのです。それに気づいたとき恐怖を覚えました。洗脳されている……。

 私は顔で好きになることはなくてもきれいな顔を見るのが好きです。気分は絵画鑑賞です。美しいものを見ていると感動すら生まれます。私は思いました。今この関ジャニと嵐くらいしか知らない状態で、顔面が強いジャニーズというものを見たい。これからずぶずぶジャニーズにハマってしまうかもしれない。そうすると、この感覚はもう二度とでてこないだろう。

 帰宅後、私は「イケメンと思うジャニーズを挙げていく」等の2chまとめを漁りました。投票のランキングは、ファンが多い人が上位にくるのであまり見ませんでした。なぜなら、ジャニーズの魅力は顔面だけではないのです。スタイル、歌、MC、演技……それをこなせるマルチな才能。単純に、顔面力だけで語られるものではないのです。ファンはそれらを知っています。私だってその心理は分かっています。分かっているんです。

それを踏まえて顔面だけのかっこよさを見たい。

 自分のようなブスが顔について語ろうだなんておこがましいという気持ちすら湧いてくるのですが、この感覚でジャニーズを見たいという欲求が抑えきれませんでした。2chのまとめは、私のかすかにのこった非オタ感覚と一致しました。

長瀬智也さん、山下智久さん、岡田准一さん、赤西仁さん、木村拓哉さん、山田涼介さん等々

 関ジャニで言うと、錦戸さんとか、若いころの渋谷さんとかが出てきてました。アイドルも生身なので、全盛期云々の問題もあり、難しくはあるのですが、確かに皆様写真を見れば10人中9人はかっこいいと言いそうな素晴らしい顔面戦闘力をお持ちでした。そんな中、私が三度見したお方が佐藤勝利君です。

「顔面戦闘力がカンストしてる」

 実は嵐にハマっていたときにも、軽い気持ちでこの検索をしたことがあったのです。そのときにもイケメンJr.として彼の名前が出ていた気がします。確かにきれいな顔していらっしゃる……と思ったのです。まさかあそこからさらに超進化しているとは思わなかったのです。大抵かわいい子役って大人になるとちょっと残念になるところがあるじゃないですか。ところが佐藤勝利君はかわいいとかっこいいのハイブリッドです。慌てて検索をした私は、彼の映りが悪い写真がひとつもないこと、加えて彼が顔面国宝と呼ばれていることを知りました。

「天才か」

すごい、それ以外の通り名が思いつかない。もう最近は顔面世界遺産でもいいかもしれない。とにかく顔面が強い。顔面以外にも魅力はあるに違いないのにとにかくすごい。私は頭に『佐藤勝利』の名前をたたき込みました。

 

理解を超えたSexyZone

次にジャニオタ先輩に会った時に

「私は長瀬智也さんの顔がとても好きですが、佐藤勝利君の顔面もすごく強かったので驚きました」

と小学生の感想文のようなことを言いました。ジャニオタ先輩はちょうど友人から借りたCDの特典があるから見ようとおっしゃいました。

12thシングル「よびすて」特典 ~Sexyエプロン対決~ でした。

タイトルからして危険なにおいがプンプンしました。これ、オタク大好きなやつちゃう……?と思いました。

 キャラクター性も把握してない。グループの構成もメンバーもよくわかっていない。そんな状況で見た特典映像。しかしそんな私でも3分で見分けはつきました。なんだこの個性の歩み寄りようのないグループ。嵐にハマったときも関ジャニにハマった時も、名前と顔を一致させるのに少しは時間がかかったのです。なんせ私は顔を覚えるのが苦手。しかしセクゾは恐ろしい速さで、脳みそに定着しました。この映像からは彼らの共通点が見いだせない。個々で覚えるしかない。本能がそうさせたのかもしれません。

 加えて彼らはとても真面目に普通に料理してました。それがさらに私を動揺させました。ファンは彼らに「料理できたね~~~すごいね~~」と言う態度で鑑賞するのが正しいのか?どういうスタンスで見ればいいんだ?親か?私は混乱していました。

 そう、この特典、語る特典じゃないんです。淡々と料理作って、採点して、おいしくできたね!です。ジャニオタ歴の浅い私は、メイキングと語る感じの特典以外のものを見たことがありません。そのため終わったときも「終わった……?」という動揺でいっぱいでした。消化不良とかではないのです。異文化のジェットコースターに乗せられて、充足感はあるのですが、なにがおこったのか詳細に覚えてはいないのです。レポも書いておりません。もう一度見返せば思い起こすこともあるかもしれませんが、それは初見の衝撃にはかなわないでしょう。見終わったとき

「……わたしは……これを語る語彙力と知識をもたない……」

という無力感にさいなまれる私を、ジャニオタ先輩は慈悲のまなざしでご覧になってました。

なんかすごい、なぜかすごい、で好きになる

 というわけで、セクシーゾーンの第一印象は「なんかすごい」です。語彙力0です。ただ、同時に私は「セクゾは嵐を継ぐグループになる」と直感めいたものを感じました。別にそっくりそのままポスト嵐になってほしいわけでもありません。嵐は嵐、セクゾはセクゾです。何より、そのまま嵐っぽくなっても、多分人気はでないでしょう。

 しかし、わちゃわちゃうだうだしている感じが魅力だった爆発前夜の嵐にハマった私にとって、自然体の5人グループというのはとてつもなく懐かしい感覚を呼び起こすものでした。成長途中のグループは勢いがあります。5周年をとてもいい形で迎えた今、嵐のように10周年で大ブレークしたりするのではないかなと期待に胸を膨らませてしまいます。今の彼らは本当にファンをわくわくさせてくれます。

 ド新規がいろいろ情報を集めて思ったのは、この勢いを上げていける鍵は風磨くんになるのではということです。今グループが良い雰囲気なのは風磨くんの反抗期が収束しているからというのは、皆様にも少しは同意していただけるところかと思います。今回のツアーは本当に楽しく、素晴らしいコンサートでした。これを中心になって作ったのが風磨君というのがオタク泣かせです。またコンサートについての感想も書きたいです。

 正直なところ、本当に反抗期はもう来ないのか、過去の話を目にするたびに不安になります。私はまだ彼らのことをよく知りません。しかし、最近の雑誌で風磨君が何度も一貫して述べている『5人の冠番組を持ちたい』という言葉に目頭が熱くなります。嵐と違って、セクゾはアイドルになりたくてアイドルをやってる人が多く、アイドルという仕事に対しての熱意がすごいです。一番体育会系にアイドルという仕事を捉えているのではないかと思います。私はその熱さに、5人を応援したいと思いました。風磨くんの夢が早く実現して、広く彼らの魅力が伝わってほしいと願ってやみません。

 以上、ド新規がセクゾを好きになったきっかけでした。