じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

あいうえお作文で安田さんの魅力を語る

安田さん33歳のお誕生日おめでとうございます。大遅刻ではありますが、私も安田さんの誕生日をお祝いを兼ねた何かがしたくて、こうして記事を書いています。
33歳ということで、①安田さんの素敵なところを33個あげる、②安田さんについて3333文字で語る等々考えましたが、結局③あいうえお作文で安田さんの魅力を考える、にいたしました。

さしいやす

なんらかのツアーメイキングで、短気な人と言われて、メンバーがあげたのは安田さんの名前だった気がします。でも実際怒ったことはほとんどないといわれていますね。丸くなったのか、イライラするだけで怒らないだけなのか。譲れないとこもあるんでしょうが、それ以外のとこは全然こだわりのない性格なのかなと思います。その譲れないところのポイントが他の人とずれてるから、ヤスは優しいって言われて、本人は「?」ってなるのかもしれません。
でも、丸山さんの愚痴につきあってあげたり、毎日挨拶をしながらメンバーの体調を気遣ってあげたり。優しさって安易に使うのは難しい言葉だと思うんですけど、一番身近なメンバーが「優しい」と称し、それに救われてるのだから、安田さんは本当に優しい人なんだと思います。思いやるのだけなら倫理観さえもっていればいろんな人ができることだけど、それが行動に直結させられるのが、安田さんの優しさのすごさだと思います。メンバーだけじゃなく、共演者からも優しいと評される気遣いが、安田さんがいろんな人に愛される理由なんだと感じます。

るどいせんす

私がファンになったとき、作詞、作曲のセンスのすごさに驚かされました。安田さんは自分の曲を(関ジャニの曲として)持たない人ですが、個性を消した曲を作れるのは並大抵のことではありません。なんとも器用なことができる人がいるんだと感動しました。感覚を理論をもって具現化できる人がグループにいてくれることが、どれほど誇らしく、ありがたいことでしょう。私は全然音楽に詳しくないのですが、毎回がらりと変わった曲で、視聴者の心を鷲掴みにする安田さんは、まさに音楽分野のエンターテイナーだと思います。
あとは言葉のセンスもすごいですよね。最近はもうメンバー自身が安田さんの一挙一動にわくわくしてるのが、MCでもWebでも読み取れます。才能に溢れた器用な人。その時々にメンバーが必要としている笑いや歌をぽんと自然に提供できるところが安田さんの魅力だと思います。その類まれなる才能を、関ジャニとしての武器に使ってくれるのが本当に嬉しいです。

れかになれる

演技でもそう、作曲でもそう、安田さんは誰かになれる人だと感じます。演技でもその人だったらどういう風に行動するかを考えて、憑依したかのごとく演じられるし、作詞作曲は関ジャニに何が必要かという、プロデューサーないしファンの立場になって構成を組み立てることができます。的確に物事を捉えられる、洞察力の高い人です。俯瞰の目といえば大倉くんがよくあげられます。第三者としての立場でものを捉えられるのが大倉くんだとしたら、ピンポイントで当事者の立場にたてるのが安田くんな気がします。普段から人の気持ちについて考えてるから、いろんなことに寄り添えるのかなと思います。

んしなあいどる

去年札幌エイタメMCの安田さんは「ヤスどうした」「今日のヤスアク強いわ」 とメンバーに言われ、「これ素に近いんですけどね」「ようやく最近素を出せるようになってきた」と答えてました。私は安田さんが普段無理してアイドルやってるとは感じないのですが、もしかしたら安田さんは自分の心を自然と操っていて、いろんなことを「素」としてやってると、無意識のうちに思い込んでるのかもしれないなと思いました。そして、疲れたとき、弱ってるときに、聖人君子ではない安田さんの引き出しがあくのかもしれません。そもそも安田さんってネガティブな表情をしてることが極端に少ないイメージがあります。本気のマイナス感情を、カメラやファンの前では全然見せない。安田さんが泣いた怒ったを聞くのはいつもメンバーの口からなんですよね。アイドルという仕事をきちんと自分の中で消化して、向き合ってるように思います。

うしがいい

ことさら顔のことに関しては語彙力がなくなるんですけど、安田さんの笑顔って素敵だなぁっていつも思うんです。爆笑してるときも、穏やかに微笑んでるときも、雑誌で要求された笑いであっても、目がすごく楽しそうで嬉しそうで喜んでる表情なんです。そして、安田さんの器用さと強さが、あのほころび1つないキラキラした笑顔を支えてるんだと思うんです。あとはあの骨格で、女装が似合うのもふしぎだなぁと感じます。女性らしさと男性らしさが混在する、生命のかたまりみたいな人なんですね。

そのないいきかた

安田さんって嘘をつかない人だと思ってます。ばか正直というより、嘘をつくくらいなら言わないことを選ぶ人かなって。聞かれればこたえるけど、きっといろんな言い換えをして表現しているのではと感じています。「嘘は」ついてないんです、なんでも見方次第だということを本能でわかってて、ネガティブなところを冷静に処理してる。そこから出す出さないをきちんと選んで発言してる。天然に頭のいい人だなって印象です。安田さんは気持ちに嘘はつかないまっすぐな人だけど、配慮ができる人なんだなと思って見てます。

しゃをあいす

人も動物もいろんなものがすきなところが伝わってきます。それこそほんとうに嘘偽りなく。自分にはないものを楽しめる人で、しかも本人自身がちょっと風変わりなもので、あらゆることを面白くてすきだなぁと思えるのかもしれません。ジャニーズのマザーテレサと言いたくなるくらい、博愛精神が根付いてるんでしょうね。同じところで結婚式したくなっちゃうくらい、メンバーが大好きで。安田さんは特に聞かれないことに関してメンバー愛を語ったりはしない印象ですが、言葉の節々から当たり前のようにメンバー愛が感じられるとこが好きです。リスペクトを持ちながら他者を愛することができる人だから、安田さんからもらえる愛はきっと気持ちがいいんだろうなと思います。


私は安田章大という人間のことはわかりませんが、人間安田章大が魅せてくれようとしている、アイドル安田章大のことはいっぱい教えてもらってるんだなと思ってます。
本当に引き出しを沢山持っていて、自然とそれを入れ替えることができる器用な人。メンバーも、私のようなファンも、いつも安田さんの表現に魅了されています。
また一年、安田さんが健康で元気に生きてくれれば幸せです。同じ時代に同じ日本に生まれてくれて、アイドルになってくれて、ありがとうございます。

関ジャニの面白さについて考える

序論

 関ジャニの「面白さ」はプロも含め多くの方が語っている関ジャニの武器のひとつである。はてなブログでも、彼らの「面白さ」について取り上げた記事がたくさんあり、もはや「関ジャニは笑える」がファン内外の共通認識となっている。

 さて、このたびペコジャニを加え、めでたくメンバー全員が揃うレギュラー番組が4つとなった。旧レコメンヒルナンデス、ありえへん世界、CM等の傾向を見ても、メディアは関ジャニを複数で使いたがる気質があるように思う。1/∞ではなく2/∞を選択した理由も、複数での魅力を感じていたからだと推察する。個人個人の笑いやバラエティに対する能力は個別記事で取り上げていただくとして、今回は「関ジャニ」としての笑いに関して考えることをテーマとしたい。なぜ関ジャニは笑いに強いのか。「関西出身だから」で片付けず、いろんな視点から彼らの面白さを言語化することを目指したいと思う。本論では、考えた結果を7項目で示した。

 

本論 

①かっこいいから生まれるギャップの笑い

 人は予想外のことが起きた時に笑ってしまうことがある。まず関ジャニは外見がかっこいい。かっこいい人は笑いにおいても絶対的なポテンシャルを持っている。なぜなら普通のことをするということ自体が、大きなギャップになるからだ。いわば、彼ら自身がなのにさんである。ジャニーズにおいて、ファンがそのアイドルを面白くないと言っていることは極めて少ない。彼らはかっこよくて、自分とはかけ離れた世界の人のように感じるアイドルである。そのため、彼らが私たちと同じことをするだけでもその意外性に思わず笑ってしまうのだ。強面のお兄さんにかわいらしい過去があったら笑ってしまう。赤ちゃんが大人びた表情をしていたら笑ってしまう。見た目とのギャップはかっこよさを引き立てる魅力であると同時に、ジャニーズの笑いの最大の武器であると言える。

 

②笑いの万能プレーヤーたちによるチームワーク

 さらに関ジャニならではに注目しよう。彼らがあれだけグループとしての冠番組を持つ理由の1つに、グループ内での「チームワークのよさ」がある。私は関ジャニのことを、全員がボケ・ツッコミを恐ろしいスピードで回せる雑技団のように感じている。バレーボールでいえば、全員がレシーブ、トス、アタックをこなせるオールラウンダーな人たちで構成された、統率のとれているチームであると思う。

  人は飽きる。飽きさせないためには、常に新しい刺激を与えることが必要だ。7人ならば、ボケ、ツッコミの組み合わせだけでも2^7通り存在する。さらにガヤやMCなども加えていくと、無数の笑いのパターンが生まれる。MCは村上さん、ボケは丸山さん、それは一つのパターンでしかないことを、ファンは知っているはずだ。関ジャニは一つの番組、一つの回で何パターンもの笑いをくり出す引き出しの多さを持っており、その多様性がずっと見ていても飽きない彼らの魅力に繋がっていると推察する。彼らのバラエティを見ると、誰かがずっとボケだった回、誰かがずっとツッコミだった回の少なさに驚かされる。メンバー複数での番組を作る機会が多いのは、必要なポジションにいつでも誰でも収まることができる、笑いのチームワークのよさが評価されているのではないだろうか。

 一人一人ではいざ知らず、「関ジャニ」は笑いに関してだいたいのことができる。もちろん個人では得意不得意はある。しかし7人いれば、誰かが多少苦手な役回りをやったのとしても、誰かが補って笑いにかえてくれる。例えば錦戸さんは、MCが苦手である。個人では「できない」の部類に入るだろう。しかし関ジャニの中では、時にツッコまれ、時にサポートされ、いつのまにか愛されMCができているように見えるのである。バラバラで個性が強いと言われる関ジャニも、笑いに関して言えば、恐ろしいくらい統制のとれた、器用なグループのように映る。

  そもそも7人もいれば、極端な話、ゲストがいなくても番組を構成できる(※これは可能・不可能の話で、ゲスト不要論とは全く別の話である)。笑い役、回し役、ボケ、ツッコミ、まんべんなく一通りの役をふって、バラエティ番組を構成できる人数。そしてそれを実際に可能にしてしまう関ジャニのお笑いポテンシャルは、とても高い。

 

③同じ役割での多重奏

 そんないろんな分業ができる一方で、全員が同じ役割をしていても、人数が光っていると感じることがある。ジャニ勉などのトーク番組を見ていて感じる人数の強みは、ツッコミもボケも、やりすぎだと思うくらい被せることができる点だ。例として、ジャニ勉のRIKACOさん回で、丸山さんの理想の女性のファッションを描いた絵が出た時のメンバーの反応を取り上げよう。 

丸「俺はぁ、イメージ中山美穂さんみたいな」

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倉「何これ!?なにこれ?!」

安「なんやこれ?」

村(頭はたく)

村「(俺が描いたのより)お前のがおかしい!」

安 (絵のポーズを真似する)

横「ちょっと中山美穂さんに謝ってくれへん?」

倉「後ろに田んぼが見える」

渋「メキシコ人や」

横「メキシカンや」

村「テキーラやもう」

倉「テキーラやあっはっは」

横「『ここ』って何!?」

村「『ここ』って何なん?これ」

丸「鎖骨がちょっとこう~…見えるファッションがいいってこと」

亮「おかんの?!」

倉「おかんやん」

安「おかんやで」

亮「おかんの??!!」

 この一連の流れは約25秒という短さで行われている。丸山さんのボケに対し、まるで童謡「かえるの合唱」のように少しずつずらして、恐ろしいスピードで皆から重ねられるツッコミはまさに圧巻だ。驚くべきことに、この短い時間で6人全員がツッコミに参加している。頭をはたく、動作を真似するなど動きにも富んでいる。

  人数が多いと、それだけでツッコミが豪華になる。楽器が多い演奏と同じである。関ジャニは、一歩間違えば単調になりがちな多勢でのツッコミを、話し方や人を変えて重ね合わせることで笑いに繋げている。ボケに関してもそうだ。ゲストFUJIWARAのジャニ勉において、芸人さんと共に流麗なボケのラリーを成立させたのは記憶に新しいところである。ブレーキを外して暴走するとなれば、全力でのるノリのよさと敏捷性の高さ。ミルフィーユのように重なりあうボケはいつ見ても楽しい。

 

④第三者なのに一体感

 次に嵐やセクシーゾーンを見たときの私自身の笑いの感覚と比較して捉えてみようと思う。嵐やセクシーゾーンは5人である。当たり前だが、人数が関ジャニより少ない。そのため私は5人を見て笑っているときに、ツッコミだったり、ガヤだったり、「その笑いの中にいる何者か」になることとなる。時に彼らのボケにツッコみ、時にシュールな状況に笑うガヤとなる。一方、関ジャニは私という存在をほぼ必要としない。私は関ジャニを見て笑う際、関ジャニという映画、漫画、アイドルを見て笑っている第三者の自分になっているような気がする。ボケもガヤもツッコミも、7人で勝手にしてくれる。もちろん参加型の5人の笑いも好きだ。しかし関ジャニの笑いはかなり自由で、観賞型の気楽さがある。

 このように関ジャニはファンを第三者目線にさせがちだが、不思議と疎外感を感じさせない。笑いには笑いを呼ぶ効果がある。誰かが笑ったら自分も笑ってしまう、いわゆるつられ笑いである。関ジャニさんの会話の中では笑い役というのが大抵一人は存在する。周りが引いても冷めても笑える人である。たいていの場合は大倉さんだ。彼の笑いは、すべりすらオチに仕立て上げる功労者といえる。ファンの贔屓目をもってしても、笑えない時もある。そんなときも大倉さんは大きな声、大きな口で軽快に笑ってくれるので、周囲のメンバーも私自身もつられて楽しくなってしまうのである。

 笑いはある種、話の締めである。だから「面白かった」という感情で、一つのコントを締めることができるのはとても重要なことだ。前述のとおり、関ジャニを見ているとき、私はだいたい外から見ている。しかし彼らの笑い声が、自分の手を引いて、最後には笑いの中へ引っ張ってくれるので全く寂しくはない。

 

⑤下げないのではなく下げて上げる

 さて、関ジャニの笑いは人を下げないから気持ちがいいという意見を聞いたことがある。他の笑いに詳しいわけではないが、もう少し掘り下げていえば、「関ジャニ」としての笑いは、下げないのではなく、下げても上げることができると言った方が適切かと考える。いじりと下げるの境界線はあいまいである。関ジャニが全く人をいじらないかと言われると、そんなことはない。むしろ全力でいじる方向性のグループだ。ただ、誰かが下げたところをすっと戻す人が必ずいる。大抵はヨコヒナ、時にヤンマー。相手が反論したいところ、不快に思うことを代弁してフォローしてくれる人がメンバー内に現れる。全員でいじることも0ではない。しかしテンポがいいからか、引きにもっていくコメントを出すタイミングが比較的早いように感じる。空気が読めないように見えて、実は空気が読める人が多いのではないかと思う。そのため、ボケの役割のときに全力でボケれる人が生まれ、おもしろくなるのだと考える。

 

⑥普遍的な笑い

 関ジャニの笑いは男子高校生の笑いである。日常的で、誰もが学生時代の同級生を思い出してしまうような笑いだ。「こないだこんなことがあった」「昔こんなことがあった」という思い出話から、今その場で起きている事象で単純に盛り上がったりする。つまり、関ジャニの笑いは、「知識を前提とする笑いが少ない」ということである。私には、芸能人の話も時事問題も流行も音楽もスポーツも、とにかく知らないことが多い。そんな私が見ても、関ジャニトークやバラエティは笑える。知識が要らないからだ。古くもならない。

 関ジャニの笑いは女子高生の笑いではない。下ネタが多いからというわけではなく、仲間内での「同調の少なさ」にそう感じるのである。もちろん、誰かが何かを意見したとき、同調する人もいる。しかし誰かしらがツッコミという形で反論する。それゆえ関ジャニトークは盛り上がり、多彩な意見が出る。見ている私たちも誰かしらの意見には自己投影ができ、疎外感もなくなるのではないかと推察する。

 アイドルにおける笑いは難しく、ファンの、「彼らのことを話してほしい」という要望は身内ノリの強さに繋がりかねない。だがクロニクルや関パニで見る彼らは、なんの知識も持たない視聴者と同じ環境(のようなノリ)でその場の物を使って即興的な笑いを生み出す。そのテンポのよさは、いきなりドッヂ、ト書きクロニクル、成立させろ記者会見、英会話伝言ゲームなどに見られるように、台本を感じさせない。バラエティ番組のレポを書く際、皆さんはだいたい面白かったネタを抜粋して書くと思う。関ジャニはものすごい速さでネタを連発するため、むしろネタじゃない時間帯がないのではないだろうか。実際、私はレポを書こうとすると、ただの文字おこしになりがちである。

 

⑦切磋琢磨で磨かれた彼らの笑い

  関ジャニは、お互いがお互いを、おもろいやっちゃなと思っている雰囲気がある。関ジャニに限らず、大阪の人(関西の人)は基本そうなのかもしれないが、私からすれば「全員、メンバーの無茶ぶりを断らない」というのもなかなかすごいことのように思う。無茶ぶりが苦手な錦戸さんですらもメンバーからふられたら断らない。言われたら5秒以内にやる。寝起きどっきりも、取り合いメイキングも、瞬発力高く応じている。

 彼らがなぜ面白くなったのか考えたとき、もちろんバラエティをがむしゃらにやってきた彼らの努力と、センスが花開いたというのが大部分の理由だと思う。しかし、テレビの前だけではなく、楽屋でも互いを笑わせようとし続けてきた、そんな純粋な笑いへの欲望が彼らの笑いのレベルを引き上げているような気がする。関ジャニはお互いを笑わせた時に本当に嬉しそうな顔をしている。松原.の手紙にもあったように、友達が笑ってくれる喜びが彼らの笑いの根底にあったならば、ファンとしてこれほど嬉しいことはない。

 

結論

 以上のように、関ジャニは(無意識、意図的はさておき)とてもレベルの高いことをしながら、私たちに単純な「笑い」を提供してくれているのだと思う。the MANZAIに出てくるセリフで「おもろい奴が一番やないか」というセリフがある。ずいぶん前に読んだ本だが、最近は関ジャニを見るたびに私の心の中によみがえる。関ジャニの笑いは決して上品な笑いではない。しかし、大衆娯楽のように、大きく口を開けて笑えるようなバラエティが関ジャニのなによりの魅力であり、デビュー前から大切にしてきた武器である。その武器で更なる道を切り開き、アイドルの金字塔を打ち立ててほしい。

3と4と7という数字から関ジャニを考える

 私は箱推しの性質もあり、関ジャニさんが揃った時の「なんだか強そう」感が大好きである。先日のジャムアルバム発売で満を持して三馬鹿と年下組の曲が発売されたことにより、三馬鹿と年下組について考える機会が多くなった。考えて考えて考えていくともう私のポンコツ頭では何が尊いのかが分からず、最終的に3という数字も4という数字も尊く見えてきた。いっそのこと数字から関ジャニの魅力を考えて考えるのも面白いかなと思い、原点(?)回帰した次第である。

 私は内くんのいた時代の関ジャニを知らないので、「今の」関ジャニの人数から「今の」関ジャニの魅力を語るつもりであり、8人だったらダメだったなんて比較をする気は全くない。何かを下げて今を持ち上げたいというつもりで書いているわけではなく、純粋に3と4と7の良さについて語りたい。しかし、気に障る方は控えていただいた方がよいかと思う。さらにジャム公演の演出についても言及する。DVD待ちの方はネタバレになるのでご注意いただきたい。ちなみに専門知識はないので、明らかに間違っていることがあればご指摘願いたい。というか、この記事をきっかけに専門の方に記事を書いてもらえれば本望である。

 

 まず3という数字であるが、「三つ子の魂百まで」、「石の上にも三年」、「三度目の正直」、「早起きは三文の得」、「仏の顔も三度まで」、「三度目の正直」といったことわざや、三大~といったように、日本人は3という数字を好みがちである。これは奇数を良しとする陰陽思想に基づいた縁起のいい数字だからという説や、「満つ」に通ずるからという説があるらしいが詳細は不明である。

 さて関ジャニの「3」といえば三馬鹿をおいて話は成り立たない。夜な夜なトリオ、大山田、三兄弟、ビースト!!等々の組み合わせはあるが、絶対的なトリオとしての年上組トリオ、渋谷さん、横山さん、村上さんなくして「3」は語れない。そもそも私は三馬鹿があまりに完璧なトリオすぎるがために、関ジャニにおいて他のトリオが成立しにくいのではないかと思っている節がある。そのくらい完成された「3」が三馬鹿である。

 三馬鹿は全員が同じ年で、誕生日が4か月違い(等間隔)というのが既に数字として美しい。一や二は点や線でしかないが三になってはじめて、面が完成するように、三馬鹿は誰か一人が欠ける(というか二人に偏る)と途端にその均衡性を失う。ヨコヒナが話せばすばるくんは見守るし、松原.が話せば横山さんは口数を減らす。つまり、バランスが崩れた時点で三角形(三馬鹿)が成り立たなくなるのである。私は三馬鹿は黄金の正三角形であると思う。

 たとえば四角の角の部分に力が加わると、それは100%垂直方向に伝わり安定性を失いますし、四角の上側の辺の中心に上から力が加わるとその辺が衝撃の殆どを受けて折れやすくなってしまいます。

 けれども三角形の場合には、頂点の部分に力が加わっても、それは左右に分散されて安定性を保つことができます。

 つまりトラス構造の梁は、力を加えると棒状の梁と同じように変形しているように見えますが、力は均等に分散され、しかも実際に三角形を構成しているそれぞれの部分には、"両側から引っ張る力"か"両側から押す力"のどちらかしかかかっていないことになるのでかなりダメージを受けにくくなっているのです。

 これはトラス構造という三角形の組み合わせからなる構造についての解説文だが、如実に三馬鹿の関係性を物語っていると感じる。三馬鹿の構図は「強い」。年下組が無類の信頼をおいているのも、俺らが前行くと言って先陣きって駆けられるのも、絶妙なバランスを伴った安定感があるからである。先ほどの成り立たないという話はあくまで自発的に崩れた場合に過ぎない。点が一つ欠けたり引いたりしてしまったら、三角形のバランスが崩れるのは道理である。しかし、トラス構造の説明から見るように三角形は外部からの衝撃にとても強い。一人に何らかの力が加えられても、両脇の二人が支えてくれるからである。渋谷さんが周りのプレッシャーに崩れかけた時支えてくれたのはヨコヒナである。周りが辞めていったりデビューしていく中、デビューしても苦難を味わうさなか、最強の正三角形があったからこそ、関ジャニは強くいられたのだと思うと3馬鹿の味わいがさらに増す気がする。いい、3はとてもいい。

 

 次に4という数字について語る。4という数字は偶数であり、センターが存在しない数字である。そういう意味ではアイドルには少し厳しい数字といえる。しかし、4人組はいわば「チーム」になれる数字である。方角、四季、四天王……三大~に比べて、一体感が無いだろうか。

 ピタゴラスが「奇数は男性的で偶数は女性的だ」と唱えた(「どんな数にも物語がある」(2015年)より)ことを踏まえると、偶数×偶数、偶数+偶数の組み合わせで成り立つ4という数字はとても女性的である。それを象徴するかのように偶数の人数は非常に女性主体の漫画で好まれる。けいおん!らきすた等々にあるように女の子がほのぼのする、いわば萌え漫画では主人公グループが4人であるケースが多々見られる。

 さて年下組はというとまさにそんな印象を受ける。グループとしての調和を生み出しているのが彼らの存在だからである。

 「連れてって 連れてって 夜明けの向こうへ」というノスタルジアの歌詞にも表れているように、彼らの中にヒーロータイプはいない。先頭に立つような感じではないと言ってもよい。年下組という年齢も関係しているかもしれない。ノスタルジアはまさにそんな彼らの手を引きたくなる切なさと温かさに満ち溢れた曲であると思う。

 年下組は彼らは三馬鹿が作った道をしっかり踏み固め、漏れているところを補っている。このように全体の一体感を生み出すという点では、4という数字は必要不可欠な数字だ。4人と言うのは組み合わせが作りやすく、仲間外れを生み出さない調和の数字だ。1つ欠点を上げるならば、組み合わせが安定しているがために、チーム感はあるのに線の繋がりになりやすく、2人と2人といった構図になりがちで、画面のインパクトが薄くなりやすいことではないかと思う。6人であればシンメが3つで奇数を作り出すことができるのだが……。

 けれども今回のノスタルジアの演出は4という数字の良さを活かしたうえで、物足りなさをカバーしている。まず4人がそれぞれ四方向から現れ、センターステージで交わる。この交差というのがポイントで、4人が現れた地点とセンステを結ぶことで、5という奇数を作り出してインパクトを出しているように思う。さらに中心で、二人の組み合わせを変えながら交差の動きをしていくことで、チーム感を損ねずに様々なの線の繋がりを感じさせてくれるのである。今や年下組はしっかりと個々の魅力を確立した。だからこそ、山田、torn、ヤンマー、ほほえみ、倉安、倉丸、と、どの二人の組み合わせもしっくりくる、4人形態を最大限に活かせるチームになったのだと感じる。年下組はまさに、線の組み合わせで成り立った「チーム」である。

 

 最後に7である。3と4が合わさって7になる。当たり前の足し算だが、関ジャニさんで考えるととても尊いことのように感じる。なにより画がきれいである。

 三馬鹿の両脇を年下組で挟んでもいいし、三馬鹿が両端と中心に来て、年下組が間に入るパターンでもよい。三馬鹿(3人)は等間隔であれば離れたって安定感があるし、年下組(4人)は如何様にも2人2人で別れることができる。

 

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 ファンの中では自担がセンターであるのは分かっているのだが、そうはいっても「関ジャニ」においてセンター率が高いのは渋谷さんであるのは事実だと受け止めていただきたい。図は一部のCDジャケット等に見られる、渋谷さんセンター時のメンバー配置である。

 まず三馬鹿がなんとも美しく均等に配置されていると感じる。近いときも遠いときも、基本的にヨコヒナは渋谷さんを挟んで対になる。(もちろんズッコケ大脱走など、そうでない場合もある。)一方で、年下組の流動性を見てほしい。時に三馬鹿を繋ぐように、時に両脇から支えるように、どの組み合わせになっても違和感がない。

 別にこれ以外のパターンに否定的なわけではない。もちろん年下組がセンターに来たって、三馬鹿がかたまったっていいのである。個々には十分にセンターを張れる魅力があるし、別に特定の組み合わせが禁忌ということもないし、いつも同じではマンネリ化する。しかし、個人的には、図に示した構図が三馬鹿の3と年下組の4を活かしていて「関ジャニ」の形として安定している、両方の魅力を出している最強の基本布陣ではないかと感じている。

 

 数字からも7のすごさについて述べたい。「エイト」なので8が取り上げられがちだが、彼らの人数の7も神秘性のある数字だ。『素晴らしき数学世界』というベストセラーを著書に持つ作家、アレックス・ベロスは、2011年、オンライン上で好きな数字の調査を行った。全世界の3万人から好きな数字を選んだもらった結果、1000にも及ぶ数字に投票がなされた。うち半数近くは1から10の間の数字を選んでおり、1位は「7」であったという。

第1位 7(得票率9.7%)
第2位 3(得票率7.5%)
第3位 8(得票率6.7%)
第4位 4(得票率5.6%)
第5位 5(得票率5.1%)

気づいた方もいるかもしれないが、この結果がなんとも関ジャニにまつわる数字ばかりだったので私はひどく感動した。1位に関ジャニの人数、2位に三馬鹿の人数、3位に関ジャニ「エイト」、4位に年下組の人数、である。ここまでくると自分ですらかなりこじつけだとは思うが、愛される数字で構成されているというのは素晴らしいことだ。

 7は1から10までの数字の中で均等に割り切ることも倍にすることもできない門外漢の数字である。ほかの数字とひとつのグループにくくることができない孤高さと特異性に人々は神秘を感じ、七福神七つの大罪七大天使、七大地獄など、聖書や古典にその数字を組み込んできたのかもしれない。

 「マジックナンバー7」という言葉を耳にしたことがある人もいるだろう。一度におぼえられる記憶項目の数は7前後というところから唱えられた言葉である。現在では4±1説の方が有力だそうだが、雑多な要因が入り込む余地のある環境では7±2が通用するのではと考察している方もいる。現実離れした純粋な脳の力の話ではなく、私たちの記憶力という観点で言えば、もしかしたら関ジャニの「7」は最大限に我々にアピールをかけられる数字なのではないかとも思う。

 

 

引用・参考文献

『日本人はなぜ「三」(3)が好きか? 三についてのウンチク』|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト

ダンボール徹底解明

認知的断想/Millerはマジカルナンバーを主張したか - 井関龍太のページ

なぜ人は「7」 という数字が好きなのか? : カラパイア

国語辞典からメンバーのすばるくん観について考える

前置き

感情というのは本来当人にしか分からない上に非常にデリケートな問題です。同じファンの間でも解釈違いもあるだろうと思ってちょっと躊躇していたのですが、正直もう面白いネタもぽんと出てこないし、二次元と違って絶対的な正解があるものだから、いっそ開き直って、一予想として彼らの感情について推測していきます。好き勝手書きたいがためのブログです。

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歌詞から「関ジャニらしさ」について考える

序論

音楽に縁のない私が歌詞から関ジャニについて考察する。

デビューして十数年、関ジャニは幅広いジャンルの曲を歌ってきた。演歌調に始まり、ポップ、バラード、近年では名だたるアーティストたちから楽曲提供も受けている。これだけ多くの曲をこなす一方で「関ジャニらしい」という表現が一定数存在する。今回の記事では、関ジャニの楽曲について、歌詞の観点から関ジャニらしさについて考えるとともに、またその魅力について考察したいと思う。

なお、関ジャニの歌詞の特徴をたてるにあたり、嵐、NEWSの歌詞についても一部考えを述べている。図1,2,6は、あくまでも歌詞を読んで抱いた非常に主観的なイメージ画像であるため、各々の見解との相違が多々あると予想される。真面目にふざけた記事ということでご容赦願いたい。

 

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関ジャニの認知特性について考える

友人が呟いていて面白そうだなと思い購入してみたこちらの本。

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

認知特性とは、眼や耳から入った情報を理解・整理・記憶するやり方です。
 
その人の認知特性とは、その人の思考や認知の「好み」を示しています。例えば、「皿に載った食べ物を記憶しなさない」という出題の際に、画像や映像のように見たまま記憶するのか、「ハムとソーセージと目玉焼きがある」と文字にして認識するのか、頭文字で「ハ・ソ・目」と音に出して覚えるのか、それが認知特性の違いなのです。「どういうやり方だと自分は物事をやりやすいか?」を考えた時に、どんな認知特性が優位なのかがわかります。

認知特性は以下の6つに分類されています。

【視覚優位者】
1.写真(カメラアイ)タイプ…写真のように二次元で思考する。写真を撮るように記憶するので、3歳以前の記憶があったり、アニメの脇役の顔も上手に描けたりする。写真家、画家、デザイナーなど。

2.三次元映像タイプ…空間や時間軸を使って三次元で考える。映像として記憶するので、人の顔を覚えるのが得意で、マンションの間取り図だけで部屋を立体的に感じられたりする。建築家、パイロット、外科医、機械技術職、舞台制作者やテレビカメラマンなど。

【言語優位者】
3.言語映像タイプ…文字や文章を映像化してから思考する。他人の何気ないひと言から鮮明なイメージを抱くこともあり、比喩表現なども得意。コピーライター、絵本作家、雑誌編集者、作詞家など。

4.言語抽象タイプ…文字や文章を図式化してから思考する。初対面の人を名刺の文字で覚え、ノートをわかりやすくまとめるのが上手い。内科系医師、作家、教師、金融関係者、心理学者など。

【聴覚優位者】
5.聴覚言語タイプ…文字や文章を耳から入れる音として情報処理する。難しい話題でも、一度聞くと理解でき、ダジャレや人の言葉尻を捉えるのが上手い。弁護士、教師、落語家、アナウンサー、音を意識できる作詞家など。

6.聴覚&音タイプ…音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力する。音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさめたり、モノマネや外国語の発音も上手。ミュージシャンなど。

あなたに最適な記憶法も分かる!? 自分の「認知特性」を調べてみよう | ダ・ヴィンチニュース


なお、個人の中で認知特性はオーバーラップしている部分もあり、「絶対にこのタイプ」とはっきり線引きできるものではありません。六つのタイプがバランスよく備わってる人もいますし、状況に応じて特性を使いわけてる人もいます。

とにかく私はこういうツールがあるとすぐ、あの人はこれっぽい、あのキャラはこれっぽい。と妄想したがるのですが、今回もせっかくなので、関ジャニのメンバーで、それぞれが強そうな認知特性を推測しました。本来は本人じゃないとわからないことなんですがね。なんだかそれっぽく分けられた気がするので、私の脳内会議をお届けします。


1 視覚優位者 写真(カメラアイ)タイプ
安田くん
 このタイプの人は、目で見た情報の処理(記憶や認識)が瞬時にできるのが特徴です。記憶に関しては、膨大な量の写真アルバムを脳の中に持っています。
 安田くんは言動からして、聴覚・視覚優位な認知特性でしょう。安田君は作詞もしますが、聴覚や視覚で認知したことを言語としてアウトプットしているので、認知が言語優位ということではないと思います。そして聴覚よりも視覚優位。比較的前に出て発言することの少ない彼ですが、実はいろんなことを記憶しているはずです。映像記憶の人は、受けた感覚を人に伝えるためにいちいち言語に変換しなければならないため、瞬発力が求められるテレビでは口下手に映ってしまう可能性があります。
 安田くんの認知特性を1と予想した理由はまだあります。関パニ 噛まずに言い切りましょうの暗記タイムでは、台本を黙ってじっと見つめているシーンもありましたね。あれは文字を『読んで』覚えてるというより視覚ベースで『見て』覚えてる気がします。また、関パニ 一筆書きで伝えましょうで、「おれまんま書いてると思う」と言いながら、ほんとに前の回答者と全く同じ絵を記憶だけで書いていたのは安田くんだけでした。ダンスも上手いので、もう、かなり1の特性が優れているのではないかと思います(逆にダンス苦手なよこすばまるはこれが低いでしょう)。
 視覚優位と言いましたが、聴覚の6も高いでしょう。『かたつもり』『愛$』などという珍回答がでてくるのは、いろんな言葉を普段から純粋な『音』としてとらえている側面が強いからです。あとはやはり自然の音が好きで、音楽として表現できるというところでかなり強い6の特性を感じます。言語や聴覚から入った情報から何かを読み取るのではなく、イメージとして感じるタイプです。したがって、4、5は低めと推測します。


2 視覚優位者 三次元映像タイプ
丸山さん
 丸山さんはダンスを覚えたりするのが苦手だし、関パニ噛まずに言い切りましょうでは台本を覚えるのも苦手でした。そういった映像の瞬間認識能力が低いと言う点で、1は低めかと思います。また、文字の意味を冷静に捉えることも苦手な印象を受けますので、4も低いのではないかと。ただ、丸山さんは共演者のことをとてもよく覚えているなど、人の顔を覚えるのが得意(これは横山さんもそうらしいですね)です。立体である『顔』を記憶するのには2の特性が役立ちます。さらに映画などを見るのが好きというところから、時間の流れを含めて映像として物事を記憶することがかなり得意なのではないかと思います。2の特性のある人は、時間の流れをもって物事を視覚的にとらえます。ストーリーがあり、かつ視覚的に読める漫画が好きなのも、2のタイプが強いからな気がします。
 このタイプは、「違う映画にも同じような場面があった。同じお店や風景が違う映画にも出てた」などはよく覚えており、時間軸の前後関係も含めてのエピソード記憶が得意な傾向にあります。丸山さんのお話や、ジャニーズWebの日記を見る限りこの能力がかなり高いと思います。話がよくとぶのは、記憶が次々とでてくるからこんがらがっちゃうのかなと予想しています。
 3はなかなか高いかもしれませんね。言葉から新鮮なイメージを抱ける人な気がします。でも主体はやはり2だと思います。


3 言語優位者 言語映像タイプ
渋谷さん、大倉くん
 イメージをすぐに言葉にできるファンタジスト。言葉を映像化することも(渋谷さん映像化は下手ですが)、映像を言語化することも得意なタイプです。
視覚優位者(ここでは山田)が感覚的思考者とすれば、言語優位者(ここでは村倉すば)はイメージを言語に結びつけることから論理的思考者とも言えます。噛まずに言い切りましょうでは、すばるくんの記憶力が光りましたが、「字をここらへん(頭)に思いながらなぞっていかへんと」という渋谷さんはまさに言語優位であり、それをうまく活用してると思われます。
 また、クロニクルにて大倉くんのたとえがテロップ採用率が高いという話から、間違いなく大倉くんも3の認知特性が高い人です。さらに、すばるくんの的確な一言コメント力もまた、視覚から得た情報をうまく例えを交えたツッコミであるものが多いです。新年会やコンサートMCでもいつもこの二人のコメントが伝わりやすいと感じるのは、心情などをイメージしやすい例えを使って話してくれたからではないでしょうか。二人ともラジオをやっているので、映像を瞬時に言葉で表現できるという特性はとても役立ちますね。
 すばるくんは方向音痴で人の顔もそこまで覚えない、さらに絵が恐ろしく苦手なとこからも、意外と視覚の1、2は低いものと思われます。同じ言語優位のタイプですが、4の傾向も低そうです。しかし、松原.エピソードやいきなりドッヂの映像から、物真似が上手い印象を受けます。多分5は高いでしょうね。知らない地名でも一度聞いただけで住所を覚えてしまう、歌詞を覚えるときも音で覚えるということで、6もかなり高いはずです。
 一方で大倉くんは全体的にバランス良さそうな気がします。絵も描けるし、ダンスもできるし、人も覚えてるし…言葉尻を捉えたツッコミがうまいので、特に5は高いんじゃないかなと思います。


4 言語優位者 言語抽象タイプ
村上くん
 言葉を見るのが得意で、わかりづらい文章を図式化することが得意。話を聞くだけでは内容は理解できても覚えられないので一度文字や図として紙におとし、視覚情報に変換させて記憶します。村上くんは全体的にバランスよい認知特性を持っていると思いますが、なかでもこの4が高い気がします。台本をよく読んでおり、本自体もものすごくたくさん持っている。白州次郎がぱっとでてくるあたり、文字から得た記憶に関しても優れている。言語ベースでものごとを考えたりするタイプですね。
 とはいえ、絵もうまいし、関パニの影絵ではものすごく汲み取り上手で、さらに方向感覚も優れている。1、2の視覚認知も高そうです。さらにMCしてるし、フトコロノカタナでは耳がいいと言われていたので5も高いでしょう。比較的オールラウンダー。ただし、絵描き歌を聞いて書くのはあまり得意ではなかったので(聴覚からのイメージ惹起が苦手)3は低めです。6の「言語的な意味を持たない音をイメージとして捉える」という特性も当てはまらない気がします。


5 聴覚優位者 聴覚言語タイプ
横山さん
 言語映像タイプは言葉を見るのが得意になのに対し、聴覚言語タイプは言葉を聞くのが得意です。言語をつかさどる左脳優位者であり、相手が話している音だけで内容を理解でき、イメージよりは言語そのもので思考を働かせることができます。この『イメージよりは言語そのもの』というのが横山さんらしいかなと思います。もし音からイメージを浮かばせるのが得意であれば、絵描き歌で伝えましょうにて(絵はへたにせよ)何であるかはわかったはずですが、『二人のり』や『お米マン』などと、的はずれな答えを言っているのは、『丸』『四角』といった言語そのものを理解するからかと。「そんなん言うてへんやん!!」ってよくふてくされる横山さんなので、同じ聴覚でも6よりも5が高いでしょう。
 また、だじゃれが得意で、音をよく理解できるため、音韻を踏んだり似たような言語音声をすぐに惹起できます。英会話伝言ゲームの「パスポート取りたいんです?」とかこれですよね。音をとらえてそのまま伝えることが得意のようなので、突出して5の要素が強い印象を受けます。有名人の顔を覚えるのが得意で、テレビっ子な横山さん(指差し道ミーハーなメンバーは?にて)ならば2は高いのかもしれません。


6 聴覚優位者 聴覚&音タイプ
錦戸さん
 英語の発音も素晴らしい絶対音感タイプ。
関ジャニの強火バンド担錦戸さん。CMソングや劇で使われる音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさむことができるタイプです。撮り合いメイキングでは丸ちゃんの言った言葉を楽しそうに反芻してましたね。ものまねはするのが苦手なだけで、記憶とかはかなり優れていると思いますがどうでしょう。あとは英会話伝言ゲームですよね。錦戸君の英語の発音はネイティブにも褒められていましたので。作詞の際に韻を踏むことも多いので、5も6もかなり強いです。Tokyoholicもtrafficもすごいです。
 ただ、面白いこと言われへんって言ってるから、そもそもそういう発想でものごとを認識したり考えたりができてない、つまり3の言語は普通~弱いのかもしれません。一方で、絵はうまいし、映像そのものの記憶やエピソード記憶も得意そうだし、1、2の特性は高いはずです。すばるくんがスパゲッティ作ってくれた、安田くんが怒ってくれた、横山くんが看病してくれた、って思い返しているときのいきいきとした表情はきっと映像で思い返すことのできる認知特性を持っているからこそな気がします。噛まずに言い切りましょうでは、横山さんと錦戸さんがしっかり声に出して記憶している様子が見られました。まさに聴覚認識者に適した覚え方といえると思います。


まとめて言うとこんな感じ。特に高いと思ったものがオレンジです。

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こうして考えてみると、ジャムに収録されている曲も、『言語優位者 渋谷さん』『聴覚優位者 錦戸さん』『視覚優位者 安田さん』といった特性傾向が表れてるなぁと思うんです。だからあんなに三者三様。へへへ…おもしろいですね。

わたしは5、3が高く、次いで6、4でした。1、2が低いので、残念ながら絵レポに向かない特性です。やはり早急にDVDが必要……。
自分の認知に興味がありましたら是非読んでみてください。35問の設問に答えるだけで認知特性が分かるそうです。認知特性を活かして伸ばしていくことが、頭のよい人になる秘訣だそうですよ。

関パニの各回について私が勝手にMVPを決めたい

時を経てU字の水槽で再ブレイクした関パニ。

私は関パニが大好きである。

何回でも同じ映像見て笑ってる。幼児と変わんない……ってわかってる……

さて、関パニでは活躍できなかったor足を引っ張ったメンバーに罰ゲームと称してハリセン、粉・水かぶり等が発生する。しかし私にとって「ジャニーズこんなんせんやろ(笑)」というのは、魅力ではない。そもそも私はD,Gの嵐にドハマりしてた人間(乳首開きTシャツ着て顔面ストッキングして白滝のマフラーを巻きながら顔拓をしたアイドルが30分をすごろくをしている番組)。正直綺麗な顔した彼らが粉や水をかぶるというギャップにはあまり惹かれない。関パニにおける関ジャニのすごさは、自ら笑いを取りに行くところにあると思う言われたことを全力でやるんじゃない。言われないことを全力でやる。その貪欲さがしんどい。粉かぶる時はみんな顔上にあげるし、粉が降ってきたら「もっとちゃんとかけて~!!」と言う。20代の彼らが、自分を全力でアピールする。自分たちだけでボケもツッコミも完成させる。変なテロップも台本も必要ない。スタッフがツッコミする必要もない。現在のクロニクルにも通ずるところはある。携帯を渡せば面白い写真撮ってくるし、英会話させたら漫才にするし、部屋の中でドッヂボールさせてるだけなのに1時間持つ画がとれる。恐ろしいことに、この面白さは十年前の関パニという深夜番組で既にほぼ完成されている。関パニのはるか前から、彼らは自分たちを面白く魅せるということを肌で学んできたに違いない。もうベテランかというくらい安心して見てられる。これほぼ初冠でしょ君ら……?(Can!ジャニもやってたかもしれんけど)

撮り合いメイキング見てても思ったが、関ジャニさんはメンバーに「○○やって(笑)」と言われたことを絶対断らない。それはバラエティ苦手な錦戸さんだって例外ではない。滑ろうが何しようが、意味わからんと思っててもやる。すぐやる。この瞬発力がないと関ジャニの中では生きていけない。彼らは全然推してくれない事務所と芸能界と戦い、勝つきっかけを掴むために、もう自分たちで切磋琢磨するしかなかったんだと思う。といった具合に勝手に感動話にしてしまいそうになるが、普段はそこまで考えてない。考えさせないほど完成されたバラエティなのだ。

そう、この番組の魅力はいつまでたっても古くならない笑いにある。

この間、およそ8年も前のこのバラエティが、何の前触れもなくツイッターで話題となった。U字の水槽事件である。私も朝起きて驚いた。まさかほぼ一日たっても『U字の水槽』がトレンドに居座っているとは思わなかった。これはこのバラエティが永遠に色あせないバラエティであることの証明である。関パニの中には、恐らく10年、20年後の若い人が見ても笑える笑いがある。関ジャニさんの笑いは人を貶さないし不快にさせない。この番組では素人VTRも出てくるが、関ジャニさんは悪く言わない。ちょっと失礼なことを言う人がいても他のみんなが叱ってフォローして、本人も反省して、最後には爽快感すらある。私はガキ遣も好きなのだが、こちらは時事ネタが多い。あんなに年末に爆笑したはずのDVDも、数年たってみるとあんまり笑えなかったりする。でも関パニはいつみても面白い。単純なゲームやクイズをすごく面白い現象に昇華する。メンバーが多いのもいい。誰かがすべっても絶対誰かが笑ってくれる。

あとオタク目線からいうと、なんてったって顔が良い。私は関パニのビジュアルと冬コンエイタメのビジュアルが総合戦闘力としてSクラスだと思ってる。これは余談。

 

先日クロニクルについて嫉妬した大賞があったが、これはとてもいい企画だと思っている。そこで、今回関パニの各回について、私の独断と偏見で勝手にMVPを決めたいと思う。まんべんなくMVPにしようと調整したつもりもあまりないし、逆にお気に入りの人を推そうという気もないが、意義がある方は、ぜひレンタルor購入して自担のかわいいを見つけてほしい。前述のように、全編通じて全員ビジュアルが最高なので、顔についてはそこまで語っていないと思う。

 

 

第一回

MVP:横山さん

サラリーマン最上さんの思うごちそうNo.1を当てるクイズ

横山さんの「絶対丼ないわ!」「絶対丼ちゃうわ!」「丼ないて!信じてくれ!!」というごりごりの丼否定から始まる。

 

ヒント「最近買った贅沢なものは焼酎」

全「・・・・」

横「ほら」

横「そばや」

丸「なんでや」

 

この丸ちゃんの冷静なツッコミがじわじわくる。

 

亮「天丼かうな丼やったらどっち好き?!」

横「どっちもないて!!!!」

亮「いや譲歩してや!」

村「どっちか!どっちかやったらどっち好き?」

横「……天丼……」

 

あんだけ丼無い丼無い言ってたのにメンバーに責められてめっちゃ小っちゃい声で「天丼…」っていう横山さんがかわいい。初期のあからさまにガツガツな横山さんが見られるのも関パニの楽しさ。

 

第二回

 

MVP:錦戸さん

ヒット商品の使い方を当てる。

他のひとがあーだこーだ具体的なものを提案する一方、錦戸さんの答え「くじらのなんか」

 

亮「こっからなんかぴゅーってでてきたらくじらでしょ完全!」

横「……これ完璧罰ゲームでしょ」

亮「なんでぇ↑?!」

 

声裏返っちゃうほどびっくりした亮ちゃんがかわいくてたまらない。ハリセンでたたかれてガチで痛がる亮ちゃんのリアクションもgood

 

第三回

MVP:渋谷さん

名店の人気のおでんベスト30を10分で完食。 

サエズリという部位に反応してパイズリのごとき動きをするすばるくん。しめじが出たら全力で拒否。

 

渋「食われへんねんもん!!俺…キノコ…」

横「しゃーないやんそんなん、でたんやもん」

渋「そんなん…キューリ出たらどうすんねん!!!!」

 

横山さんの嫌いな食べ物知ってるすばるくん。言い方が小学生。サエズリで媚びて許してもらおうとするすばるくん必死でいじらしい。結局錦戸さんと順番交換をする。

 

渋「ごめんなさい~~」

錦「あっつう!!!!!!」

渋「あ~~~~~~ごめん~~~~」

錦「なんやこれ!!!!」

渋「ごめんなさい~~~~~!!!!ごめんなさい~~~~~!!!」

 

身を乗り出して亮ちゃん以上に苦悶の表情で謝ってるのがかわいい。この後、食べるの遅いのに名乗り出て、タイムオーバー後も黙々と大好きなタコをほおばる渋谷さんもかわいかった。ちなみに亮ちゃんも熱すぎてサイドステップ踏んだり忍び足したりしてるのでかわいい。あーかわいいかわいい。

 

第四回

MVP:横山さん

ニューハーフの方の将来の夢と好みの男を当てるクイズ。

 

横「パイロットはないと思いますよ」「罰ゲーム候補ですよ」「こうやってメンバーを今の段階で陥れといたほうが罰ゲームは免れる」「コックさんはないですよ」

村「めっちゃこきおろすねんあいつ人のやつ」

渋「けなすか自分かだけやん」

 

村「ただ弁護士(横山回答)全然かすってないけどね」

横「なんやねん やるんか」

渋「喧嘩すなよ~~~~」

 

ヤンキー横山さんさんが垣間見えてときめく。地味に三馬鹿の会話多くてめちゃめちゃにかわいい。Jr.からの流れを感じる。

『他人をけなす男』『あくまで自分大好き』等テロップも秀逸。

罰ゲームが横山さんになった時、渋谷さんが「こす山(狡い横山)やもんやっぱり」と言っていたが、この10年後、横山さんと言い争っていた錦戸さんも「こそきど(姑息な錦戸)」と呼ばれることになる。BJ……

 

第五回

MVP:渋谷さん

鏡文字でしりとりや古今東西をする。

 

動物の名前しりとり

亮「ダメやったら言うてや!『トンビ』」

渋「……『ビ』???」

 

ここの気まずいがかわいい。『トンビ』でおお~~~!!ってなった後に『ビ』のキラーパス度合いに気づいて爆笑しながらうずくまる亮ちゃんと、絶望する渋谷さんの対比がすごい。クロニクルのいきなりドッヂを彷彿とさせる。この後亮ちゃんが罪滅ぼし(?)のためか「あ、そっちじゃない!」「伸ばして!伸ばして!」等アドバイスをしたため、制限時間数秒前で完成し、渋谷さんがドヤ顔で横山さんに「どーん」って言うのがはちゃめちゃにかわいい。

スポーツの名前で古今東西をする際も「漢字でもええねんな?」と何かと強気な渋谷さん。すごく時間かけて最後の一文字で間違えた時のすばるくんの絶望の表情so cuteなのでMVP。

あと、横山さんが『サッカー』って書いたときに大倉君が「普通のカタカナ書かれへんのに」って地味に言っててじわる。

なお、この後の『映画のタイトル』は個性が出ててかわいらしい。『日本人の名字』で左右対称漢字を使ったり前の人のやつを逆にしたりとぽんぽん書けてるのがうれしくてはしゃぐメンバーが愛らしいので正直みんなMVPにしたい。平和の回 (ただし粉はかぶる)。

 

第六回

MVP:大倉くん

31アイスクリームの全31種類10分で完食。

 

倉「(チョコレートミントを食べながら)うまっこれー」

村「おいしい?」

倉「うん!歯磨きしてるみたい」

 

この秀逸なコメントと、めちゃくちゃマイペースにアイス食べておいしかったーってなってる大倉君がかわいかったのでMVP。次点は知覚過敏と口内炎で口の中めちゃめちゃなのにアイス1秒で丸のみした村上君。横山さん曰く「侍やなお前!!」いきなりドッヂの仮病のくだりにそっくりな場面もあって楽しい。

なお、ラストのアイスでは、「アァ~……」「おいしくいこう!最後やしな!!」「ゲフッ……」と、感情がUp↑Down↓激しいローリングコースター亮ちゃんが見られる。

 

第七回

MVP:村上くん

エア食事をし、表情だけで食べてるものを当てる。 

四川麻婆豆腐食べてる表現をした村上君の表情が豊かでかわいい。最後ににこーってして「うまい」ってしゃべっちゃうのも頭をかかえる……ヒナちゃん……

四川麻婆豆腐と予測した倉丸に対し、「ゆうても豆腐の表現がまったくなかったやん」とツッコむ横山さんに対し、

 

丸「いや、フーフーして口の中でほくほくして、ゴックンて飲み込んだんだよ豆腐は」

村「めっちゃ伝わってるやん!100%やん!」

 

とご満悦な村上さん。ヒナマルのツーカーっぷりがよかった。

 

なお、最後に、渋谷さんが食べているのは杏仁豆腐かマンゴープリンか (正直、わかるかい!!!!と思った) を当てろという問題で、安田君だけがマンゴープリンと予想。

安「(マンゴーの気配を)感じたんですよ、食べたとき」「杏仁やったら口の中でぷつっと切れるでしょ」「マンゴープリンの場合は口の中に滑らかに残る感じがね」

と、真顔で淡々と述べる安くんの野生の感がすごいし爆笑してる渋谷さんがいてヤスバだしで非常に興奮する。新年会の電話のくだりを思い出しませんか……。

 

第八回

MVP:丸山くん

くじで引いた順位になるように30秒以内に5mを走る。

ジャージの裾についているひもをきちんと靴の下に通してるのがすっごくださくてすっごくかわいくて真面目でよい。

5位23秒をめざし走る丸山君。結果は22秒99で、なんと4位の安田君22秒98の記録と1/100秒の差。ミラクルボーイにMVPを差し上げたい。ちなみに地味にドラマーのリズム感で大倉君もほぼぴったりのタイムを出している。

また、渋谷さんがゲームへたくそという話では

 

横「それかさみんなで一回相談してすばる寝といてもらう?」

渋「まだ眠たないよ」

錦「20秒くらい?」

横「何秒とか無理やって」

渋「無理やってとか言うな!!!!」

 

と、へたくそで実際一番失敗してるのにやる気満々な渋谷さんがかわいかった。

亮ちゃんがみんなからタイ人扱いされてるのも面白かった。この時の彼は、十年後の新年会で村上くんにタイ人ネームつけることを知る由もないのだ……。※しかもこの後何度かタイ人ネタ出てくる

 

第九回

 

MVP:丸山くん

みんなで台本を暗記し噛まずに言い切る。

丸ちゃんがかなりのストッパー。ハリセンに痛がるも、すぐにブツブツセリフを復習(真面目……)。そのまま台本を開く丸ちゃんに村上君が「(台本)勝手に見るなって!(笑)」と止めるも、丸ちゃんは村上君を見つめて

「……カハッ」

咳。もうこの時既にメンバー曰く『あかん顔』である。間違えても復習。覚えてなくても復習。最後までいくもまたもや丸ちゃんがセリフ覚えてなくて失敗。みんなうなだれる中、

倉「丸ちゃん、セリフ一度確認しようか」

この大倉君、めっちゃ優しくてかっこいい。全人類が惚れる。

 

亮「もう一回最初から言って」

丸「『なるほど、全員新春シャンソン歌手…』」

亮「『新人シャンソン歌手』!」←鬼監督

丸「『なるほど、新春シャンソン……』」

村「『新人』や」

丸「『なるほど』」

 

段々とセリフとコメントがごっちゃごっちゃになるのが笑える。

最後はクリアで締めてほっこり。地味にノーミス渋谷さんがかっこいいのだが、横山さんの「ゲームはできへんのにな」の一言で下げられる。不憫である。

 

第十回 

MVP:不在

最上(さいじょう)さんの本当の名前はというお題で、見事『もがみ』さんであることを当てた関ジャニ

 

横「最初言ったん俺やからな。近い名前みたいなこと言ってたの!」

倉「また粉かぶるで~」

村「あたってるのにかぶるで~」

横「……」

安「今小っちゃい声で「そやな…」って言った」

 

素直になった横山さんかわいい。※ただし10年後すぐムキになる横山に戻る。

 

最上さんが書いた絵がなんのキャラクターか当てる問題では、渋谷さんの答えのみがトトロで、あとは全員ドラえもんなのに、なぜか丸ちゃんがトトロを推し始める。そして、トトロ派錦戸VSドラえもん派丸山の戦いが勃発するのだが、ここは『えげつない』ラップバトルとほぼイコールである。それにしても鏡文字でも書いていたが、渋谷さんはトトロ好きなんだろうか。

 

第十一回

MVP:錦戸くん

世界の激辛料理5つを7人で完食。

淡々と食べ終えた大倉君。ほんとに食べ物系強い。いっぱい食べる君が好き~。

そんな大倉君に対し、

 

亮「何系の味?」

倉「えーとタイ系やな」

亮「タイ?…俺タイ行ったことない!」

 

なんで嬉しそうに言うのか全くわからないし全く関係ない。でもそっかそっかと言いたくなってしまう愛らしさがある。

さらに、からあげを食べた瞬間の亮ちゃんの「ハァ?!???!!!」がめちゃくちゃいい。あまりの辛さに踊ったり、からあげを差し出しながら「無理やってこんなん!!!」とパフォーマンスしたりする姿はミュージカルさながら。なお、Lv.5は安田君でも「ふざけてるわ」という辛さらしい。

あと、激辛に悶絶する横山君を見て、

 

丸「横山君意外と気管弱いから」

安「ロシア系やから強いんにな~」

丸「ロシア系なん?」

倉「それ見た目だけやろ」

 

と後ろでやいやい言う大山田の会話がゆるくてかわいい。

 

第十二回

特別編で歌中心のため省略(ユニゾン美しくて感動する)

 

第十三回

MVP:安田くん

ホルモン人気ベスト20を4区分にわけ、どの区分に当てはまるか当てる。正解したら試食。

安田君天使回。敵の村上チームが正解したときもぱちぱち拍手。

久しぶりに回ってきた回答権を安田くんの勘にたくす横山さん。

 

横「ちょ、もう、これほんまに安田君お願いします」

安「ん~食べたいなぁ(笑)」

 

と困った顔して笑う姿はただの天使。意見が割れた時に亮ちゃんが強行して「D!」って答えた時も、「わぁ~亮が強行した~!」って笑ってる。

さらに次の問題で、安田君のカンが外れてしまった際も、呆然としてる亮ちゃんを「りょう~~~」って言いながらごめんなーって感じにバックハグしてる姿も愛らしい。

なお、横山チームは本当に全然食べれないので横山さんが「もうええわ」「弁当食ったろうかな」とすねはじめる。これもまたかわいい……。

 

第十四回

MVP:渋谷さん

回答がかぶったら連帯責任罰ゲーム。

横山さんから「すばるアホやねんから」を連発されてもめげないメンタルと輝くツッコミにMVP。

 

『尊敬する歴史上の人物は?』

横「すばるはほんまにアホやから『お父さん』とか書いたらあかんで」

渋「それもっと偉いやろ」

 

『戦っても勝てそうな干支は?』

渋「勝たれへんよ」

 

横「ヒナめっちゃかぶってんでさっきから!!」

村「いやこれ俺というかさ、俺にかぶってくるやつがあかん」

横「だってこんだけ皆とかぶってんねんもん!さっきから捻ってない証拠やん!」

村「オレが捻ったら他とかぶるかもわからんで」

渋「うるさい!!!!!!!!」

 

一言で場をびしっとしめる男らしさ。

クロニクルでもそうだが、すばるくんと大倉君のツッコミは絶妙なタイミングの一言で笑いを起こすので、頭の回転が速いなと思う。ちなみに『(東西南北八方向)どっちに逃げる?』というお題に対し「逃げれるならどっちでもええわ」と言った丸ちゃんからちょっとした闇が見える。

 

第十五回

 

MVP:全員

みんなで台本を暗記し噛まずに言い切る(ト書きつき)

みんなが間違えるたびに「ごめん~」と言い、みんなが「しゃあないしゃあない」と言う。まるでスポーツのような熱さが見れて感動する。横山さん曰く「大丈夫、誰もわるない。こんなことさせてる大人たちが悪いんや!」。

成功するたびに、みんなで顔見合わせて、よっしゃ~よし!よし!みたいに小っちゃい声で笑顔ではしゃいでるのがかわいい。前回もそうだったが、渋谷さんはほんとセリフをミスしない。歌詞もミスしないっていうし、そのへんの記憶力いいんだろうな……とときめく。

 

第十六回

MVP:安田様

簡単なゲームを何種類か。失敗したら罰ゲーム。

安田様回。

 

投げたフラフープをくぐる

→めちゃくちゃ高くあげたり、変な角度になったりしたフラフープを、あらゆる体の使い方で潜り抜ける安田様。

 

回転いすを回して線の中にぴったり足を下ろす

→ミスした亮ちゃんと横山さんは「ぜったい無理やって!!!!」と言うのに軽々クリアする安田様。

 

スリッパをほおりなげて片手でキャッチする

→恐ろしく遠くに蹴り上げてそれをスライディングキャッチする安田様。

 

ママチャリのスタンドを反動で倒す

→「行きますか~~~~?」とかわいく言ったあとに、クリアして「オルァ!!!きたぁ!!!!!」とドス声出す安田様

 

ちなみになぜか今回横山さんが「ゆうちゃん」と呼ばれる頻度が高い。

 

第十七回

MVP:大倉くん

お題の料理を80%目指して食べる。「いってきまーす!」とニコニコ顔で食べ始める大倉くん。チームで協力していいと言われ、丸ちゃんにあーんして食べさせてあげる……実に愛らしい倉丸……。しかし食べ過ぎて失格になる。

 

渋「敗因は?」

村「僕止めたんですよ、食べ過ぎちゃう?って」

倉「銀座のカツ丼がうますぎた~」

 

いっぱい食べる君が好き!!!!!(2回目)

 

また、この回はなんと十年前にして腹黒大倉が出現する感動の回でもある。

 

亮「大倉こっちみんなや!!!」

倉「見てへんわ!」

亮「お前横目でこっちみたやろ!!!」

倉「見てへんし!!」

横「お前言うぞ!!」

倉「何を言うねん!!」

 

この流れすごくクロニクルのいきなりドッヂを思い出す。すでに片鱗が見える。

横山さんの謎の「言うぞ!!!」は生田斗真くんにも言ってたね。

この後も大倉さんは

 

「『鮭全部食うたら?』言うてんであっち(盗聴)」

「問題はやっぱりネギやな~~~~(まどわす作戦)」

 

等様々な妨害をしかけるため、「けんかすなよ!!!!!」って怒る渋谷さんが何度も見れる。

補足だが、横山さんと錦戸くんが大倉くんにぎゃいぎゃい言ってるときに、ちょっと苦笑いしながらも参加しない安田君がかわいいのでこちらも見てほしい。

MVPは正直、「美味しく頂くをモットーにしております」とか、村上くんの「もう一回やらせてくれへんかなぁ」に対し「いいよ」って言う横山さんと迷った。

さらに、「味を俺もお伝えしたい」って村上さんのラーメン横取りしようとし、止められてしまって無言で、ばしって村上君の肩をはたくすばる君 (松原.) も見れる。

要するにかわいいが大渋滞の回。

 

第十八回

MVP:渋谷さん&横山さん

一筆書きの絵で伝言ゲーム。これは本当に横すば回なんでMVPは二人。

絵が苦手なのに先頭に行こうとする横山さん。

 

横「満を持して俺いこか?」

全「いや、あかん」「あかん」「ちょ、マジで勘弁してくれ」「やめて」

 

渋谷さんも「俺のきっかけでみんなを当てさせたいねん!」と言いイルカを描くが、村上君には「振り幅広すぎるやろ……」と絶句される。

なんせ周りとの温度差がすごい。そのため周りからやいやい言われてお互いをフォローしあうよこすばの相方感がはんぱない。

 

渋「集中してはるから!巨匠が!大阪のピカソや!」

横「すばるー!行けるで!俺は信じてるよ!ヤアヤア言われてやるやつやで、結果!」

 

しかし最後のお題ではもうしっちゃかめっちゃかになる。

 

横「ちょっとおーこれー誰か助けてくださいーーーー」

渋「えーーーーよこーーーーどうゆうことーーーー???」「これなんなんよこー!!これなんなん?おれなにかいとるーーーー!?」

 

とにかく何から何までシンクロする年上二人。これに加えてツボだったのが、

 

横「でもいったわ!これ!」

 

に対する

 

丸「どこにいったん?」

 

というたまにくる丸ちゃんの的確かつ無慈悲なツッコミ。なお私は今まで関ジャニが絵を描く映像をいくつか見てきたが、地味に丸山さんが裏画伯だと思っている。ヒナちゃんは絵かわいすぎである。

 

 

 

第十九回

MVP:安田くん

選択肢を考えて三対三にする。安田くんの宇宙的発想力が大爆発する。

 

ご飯に合うものは?

村「『B.のりの佃煮』」

安「あ~~~やっぱそっちいくか~村上君たくあん顔なのになぁ~」

村「どんな顔やねん」

安「みたまんまや」

村「雑すぎるやろ!」

 

願い事がかなうなら?『A.世界平和』

安「いきますよー!B!『世界征服!』」

渋「お前!!!!なんちゅうこというんや!!!」

安「!」「言葉間違ったおれ!!」「『世界統一』や!!!!!」

渋「一緒や!!!!!!!!」

 

未公開でも安田君の謎の思考回路が見られるので安田ワールドを味わいたい人はぜひ。

なお、亮ちゃんのフリップが地味にかわいいのでこちらにも注目してもらいたい。他の見どころとしては、

 

憧れの歴史上の人物は?『A.坂本竜馬

倉「B!『小野妹子』!!」

倉「えっみんな小野妹子好きやろ?」「みんな坂本竜馬あこがれてへんやろ!」

渋「あこがれてるよ!!俺坂本竜馬にあこがれてこの世界はいったもん!!!」

 

という、普段はツッコミに回りがちな大倉君のボケと、渋谷さんの重ねボケ。ファボられタイムラインを見てても分かるが、この二人のタッグはボケにボケを重ねてめちゃくちゃ面白くなる。

 

第二十回

MVP:不在

くじで引いた順位になるように水中で息を止める。

潜っているとき、カピバラのようなかわいらしい村上君が見れる。そしてなぜかジャージの肩がはだけている。ヨコヒナええやんといい、なぜ君は肩をはだけるのか。

 

安田くんが身長届かなくて「とどかへん……」っていうのと、亮ちゃんが「箱馬ください!!!」ってめっちゃかっこよく言う対比が面白い。

 

その他名言としては、1位を引いた亮ちゃんに対する、渋谷さんの「一位なら秒数関係ない!亮!死ぬまで行こう!!」や、奮闘する渋谷さんに対する、安田さんの「そっからやで!そっからの向かい側!!」等がある。潜る横山さんを見て「死体みたいやな、白すぎて……」とぼそりと言ったのは安田くんだろうか。怖いこと言わんといて。

とにかくみんなめちゃくちゃやいやい言うのが面白い。記録そっちのけである。

 

 

第二十一回

MVP:安田さん

意外なものの値段が、ある価格より高いか低いかを当てる。

安田くん単独最下位で最終問題に。『棒高跳びのポール、七万円より安い?高い?』という問題で、全員『高い』を選択していることに気付いた安田くんの行動が男らしい。

 

安「あかん、俺大逆転せなあかんからこっち(安い)行っとかな」「皆と正解したとこで勝てないわけですよ」

村「ちなみに値段は?ホンマはどのくらいやとおもっとるん?」

安「ホンマは15万くらいすると思ってるんですよ」

渋「お前無理しすぎやろ!!!!!めっちゃ無理してる!!!!」

倉「半分の値段やんけ!!!」

渋「自分を犠牲にすんなよ!!!」

 

15万だと思ってるけど大逆転をかねて単独『安い』に行く勝負師安田くん。結果は残念だったがその勝負師っぷりはまさしくMVP。しかも価格は13万4400円と、予想とかなり近かった。なげかわしいことこの上ない。なお、値段に対し、「たっけ!」「たかくない!?!?」と言っている安田くんの声が一番高いという事実も面白いと思う。

 

 

第二十二回

MVP:錦戸さん

お題を含む言葉で検索し、目標の件数に一番遠かった人あるいは0を出した人が罰ゲーム。

もう単純に、パソコンオタクと言われたほどキーワードセンスがある亮ちゃんをMVPに。

 

『定食』目標10000件→『美味い定食!』22400件

『事件』目標1000件→『百億円事件』114件

『アイドル』目標1000件→『ブサイクアイドル』633件

『旅行』目標100件→『旅行気分が抜けなくて』81件

 

と、どれもこれもめちゃくちゃ近い。優等生。

バラエティ的には、横山さんの『ふがいない』シリーズや、安田さんの攻めの姿勢が光る『愛$』『子づくり旅行』『激高定食』が面白い。個人的には大倉君の『その事件解決します』『みんなの旅行体験教えて』という呼びかけが非常に愛らしいと思う。

 

第二十三回

MVP:横山さん

影絵で何を表現し、何かを当てるチーム戦。

各チームのリーダーが対比的に活躍しているのでそこに注目してほしい。

横山さんは表現力がすごい。『電信柱』『エリマキトカゲ』難しいお題を表現する。

村上さんは汲み取り力がすごい。『ペリカン』『滑り台』を当てる。

この対照的な感じがヨコヒナ。もうヨコヒナ語り始めたら終わらないので各自くみとってもらいたい。横山チームは僅差でまけてしまい、チーム内で一番ファインプレーをしていたにも関わらずリーダーの横山さんが罰ゲームになってしまったのだが、特に文句を言うことなく受け止めていたのがかっこいいなと思った。

 

第二十四回

MVP:村上くん

各自お題に挑戦し、完成されたもののセンスでワーストとMVPを決める。

正直三馬鹿にMVPをあげたい。年上と年下のセンスが恐ろしくわかれる。

 

太巻きづくりにて「まじか俺?!まじか?」「全然……こんなんおもてたんとちがう!!!」と、めずらしく村上さん絶叫。そして他の人が普通の太巻きを作る中、村上さんは顔を表現した太巻きを作る。一人だけテイストが違う……。

正直下手ではないと思う。しかしイラストといい、なぜか彼は何かとかわいらしいものを作る。太巻きは二つあり、うち一つは桜でんぷでほっぺが作られていた。

 

亮「なんでちょっと照れてんのコイツ」

村「子どもや」

 

子どもか~~~~~~!!!

 

村「こっちお父さんや」

 

お父さんか~~~~~~~~~!!!

なんかかわいらしい設定が出てきて、ギャップに悶えた。MVP。

 

りんごのウサギづくりでは、横山さんはうさぎ作ったことない(男の子……)らしく、何故かりんごをかじりだす。そのえぐれた部分について、「ちゃうねん、これ段階を踏んでん、団塊の世代」と説明。一方渋谷さんのウサギは片耳がちぎれており、動物愛を訴えていると言う。マジか……。

 

ワインボトルラッピングは、

村上くん→リボンすら結ばない。当然抜ける。

渋谷さん→包装紙もりぼんも恐ろしいほどぐるぐる巻き。

横山さん→ハートの包装紙に恐ろしくへたくそなちょうちょ結び。

などと、三馬鹿の芸術性の高さがうかがえる。器用な年下組との対比がえげつない。

 

第二十五回

MVP:丸山くん

絵描き歌を作ってお題を伝える。

伝説の回。『U字の水槽回』。こちらについては説明不要。丸み帯びてます。

見本VTRにあわせて踊るまるすばがほほえましい。

 

『つるっと すべって いたたたた~♪』

村「いや無理くりやろそこ」

横「それ関係ないやんけ」

渋「流したよ?今」

 

VTRにも丁寧にツッコミする三馬鹿からスタートし、最終回にふさわしく見どころたくさん。『お米マン』『タマゴくん』『カタツモリ』などの愛らしいキャラクターが誕生したり、歌詞が思いつかなくて途中から「ラララ」しか言わなくなる亮ちゃんが見れたりする回。なお最終回にも関わらず、いつも通り始まり、いつも通り終わる。