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じゃにずの皆様(関ジャニ、セクゾ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

歌詞から「関ジャニらしさ」について考える

序論

音楽に縁のない私が歌詞から関ジャニについて考察する。

デビューして十数年、関ジャニは幅広いジャンルの曲を歌ってきた。演歌調に始まり、ポップ、バラード、近年では名だたるアーティストたちから楽曲提供も受けている。これだけ多くの曲をこなす一方で「関ジャニらしい」という表現が一定数存在する。今回の記事では、関ジャニの楽曲について、歌詞の観点から関ジャニらしさについて考えるとともに、またその魅力について考察したいと思う。

なお、関ジャニの歌詞の特徴をたてるにあたり、嵐、NEWSの歌詞についても一部考えを述べている。図1,2,6は、あくまでも歌詞を読んで抱いた非常に主観的なイメージ画像であるため、各々の見解との相違が多々あると予想される。真面目にふざけた記事ということでご容赦願いたい。

 

本論

①強制的に元気を出させる応援歌

元気が出る歌が多いと評判の関ジャニソング。中でも、2015年発売の元気が出るCD!に収録された曲は、まさに応援歌の代表である。その特徴について考えるにあたり、まずは2015年発売の元気が出るCD!!よりいくつか歌詞を抜粋する。

 

(がむしゃら行進曲)

がむしゃらラララ叫ぼう 希望はその先に

その手を空に翳してさ 掴み取れよ未来

へっちゃらラララ歌うぞ 君の声は届く

デコボコでもデタラメでも メチャクチャでもいいから

 

(ふりむくわけにはいかないぜ)

生きぬけよ 僕らの心 枕たたいて 声枯らして 踊り出せよ

絶対ふりむくわけにはいかないぜ

 

(ナントカナル)

ワン、ツー、サンで、ナントカナル

三振でも、さぁかませ

肝心なのは負けない心だぜ

 

(前向きスクリーム!)

手叩いて 声枯らして 走りだしゃ もう

前向き!前向き!(前向き!前向き!)

さぁ皆の者バカになれ 天下無敵の星となれ Oh

さぁ皆の者バカになれ 誰もマネできぬバカになれ Oh

 

 

ここで嵐の応援ソングと比較してみる。

 

 

(サクラ咲け)

サクラ咲け 君の胸のなかで

揺れてた 小さな 蕾よ

負けないように くじけないように今

歌うから

 

(きっと大丈夫)

回り道も たまにはわるくない!

そんなことで 悩んでナイナイ!

力抜いて 休んでいいじゃない!

も一度 歌おう!

 

(ファイトソング)

時には泣いていいよ

弱いとこ見せても大丈夫

でもそこで腐るな!

まだやれる その先の夢(さき)

 

嵐の応援歌からは、そのグループ性に代表されるように、一緒に歩む応援歌、寄り添うようなあたたかさが感じられる。

一方で元気が出るCDにおける関ジャニは応援はしてくれているのだが、どことなく強制感が漂う。元気を出さなければ置いていかれる感じが強い。図1をごらんいただきたい。

 

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向かって上部を『前』とすると、関ジャニは勢いよく進む一方で私(白丸)に関しては案外無関心な印象を受ける。関ジャニの応援歌は「俺たちは行く」という前提に立った曲が多いように推察される。この無関心というのは決して悪い意味で言っているのではない。もちろん関ジャニは「行こうぜやろうぜ」と誘ってくれるのだが、そこから私がどうするかは自由だという余地を残してくれているとも言える。圧が強い一方で、さっぱりしている清々しさがある。ワッハッハーの歌詞のように少し振り返ったりはしてくれるので、全てが全て図1に当てはまるわけではない。

一方嵐はサポート体制万全の歌詞である。自分の弱いところに寄り添ってくれ、少しずつでも一緒に歩むことを大切にする歌詞である。置いてかれない安心感がある。

 

さらに、元気が出るCD!!代表格の前向きスクリーム!は、これらの楽曲の中でも非常に圧が強く「私」を押し上げてぐんぐんいくタイプの応援歌であり、図1の変化形といえる。

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もたもたしていると踏みつぶされる可能性を感じさせる歌詞であるが、同時に、頭を空っぽにして勢いで突き進みたい衝動を誘導させるような歌詞である。今回、この前向きスクリーム!の圧の強さについて以下のように検証を行った。

歌ネットにて「前向き」をタイトルに含む曲のうち、「前向き」(類似表現含む)が歌詞に出てきた回数をカウントし縦軸に示していた。

 

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図3のように、前向きスクリーム!における「前向き」回数は50回であり、他の曲においては10回に満たなかった。曲調のみならず、歌詞がその圧の強さに影響しているものと考えられる。

関ジャニの応援歌はその熱さが魅力であると思う。じっくり悩みを聞いてあげようという歌詞ではないが、本人たちの「くよくよ悩むより勢いでとにかくがむしゃらにやろう」という熱意が伝わってくる。そしてその背中を見て、私のような単純な人間は「おおそうか!自分もやるか!!」と、前向きになるのである。

 

②パリピ曲に代表される男の本能

罪夏、Jam Lady、DO NAI  FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUNなど、近年の関ジャニはどことなくチャラい歌詞が多い。チャラい男が身近にいたとして、彼女の立場になって嬉しいと思う人は少ないかと思うが、関ジャニはアイドルであり、ある意味こういった歌詞でのチャラさはファンサと紙一重のところがある。また、顔がかっこいいので、チャラくても不快感を抱かせないところがポイントである。

夏ソングでは「俺」冬ソングでは「僕」の傾向が強いという報告がある。私はこれから派生して、パリピと言えば「俺」だと考えている。

そこで、関ジャニ、嵐、NEWSで「俺」「僕」が楽曲に含まれる比率を求めてみた。

 

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このように関ジャニは俺が多い。時系列的なデータはとっていないが、集計を現在から遡る形で行った際、関ジャニは集計序盤での「俺」「僕」の割合がほぼ1:1になる傾向が見られた。今回「僕」もかなりの数になったのはデビュー初期の初々しい歌詞が反映されたものと推察される。

次に「男」が歌詞に含まれる曲についてカウントした。

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「男」を含む楽曲の割合を求め、関ジャニの数値を100%の男度と定義した。絶対数としては関ジャニが20と、嵐の5、NEWSの4を大きく上回っている。

もちろんこの中にはキングオブ男も含まれる。jukeboxの作曲テーマが「男」だったように、関ジャニはチャラさと同時に硬派な部分も持っているのである。性的な男の本能も、日本男児の男らしさも、全て含めて、「男」というところを受け止め歌うのが関ジャニスタイルである。この結果には反映されていないが、直接的な表現がなくてもその男性的な要素を感じ取れる楽曲も多く、それが関ジャニのかっこよさに繋がっているように思う。

 

③熱くて切ない片想いソングが絶品

WASABI、ローリング・コースター、マイナス100度の恋、ブリュレ、冬恋、イッツマイソウル、イエローパンジーストリート、大阪ロマネスク、クラゲ、一秒KISS、I to U、挙げればきりがないほどに片想いの曲が多い関ジャニ関ジャニの曲を聞けば熱烈なラブコールを受けることができるといっても過言ではない。

恋愛ソングにおいても、関ジャニは自己独自として歌われる歌、つまり、「好きやねんけどどうしたらええの」「めっちゃ好きやなぁ」等、個人の心情のように語られる歌詞が多い。告白するラブソングというよりは、恋する男性の気持ちを覗いているような歌詞なのである。

この片想いソングは、『相手』を自分に置き換えて解釈するという純粋な楽しみのみならず、たとえ『相手』が自分でないにせよ、「片想いならワンチャンスあるのでは」という深層心理でのゆとりを生み出す効果がある。一方で、関ジャニを恋愛対象としていないファンは、温かくその恋を見守ることができる。アイドルの恋愛ソングでありながら、多様な楽しみ方ができるといった点で、片想いソングは強い。

その特徴について考えるため、歌詞から見る関ジャニと嵐それぞれの「愛」をイメージし、図6に示した。

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まず嵐は人類愛に深い。広く人を愛し、世界(図では地球)を愛し、一方で一人をきちんと愛してくれる歌詞のイメージである。One Love等に代表される、正統派ラブソングがある一方で、人を温かく励まし、支える曲が多い印象を受けた。

一方で、関ジャニにはどうしても男の本能(女好き)のイメージが生じる。あっち向いたりこっち向いたり、しかし結局はお前が好きだ、お前じゃないとだめだ、という歌詞のイメージである。また、自分をちょっと甘やかしてしまうお茶目な自己愛や、郷土愛(図ではたこ焼きにて示した)を感じられる部分も特徴的であると感じる。

恋愛要素をもつ歌詞においては、関ジャニはほぼ報われない(報われる可能性が期待できる歌詞はある)。とにかく明るい曲も暗い曲も、片想いの要素が強いのが、典型的な関ジャニ的恋愛ソングであるといえる。

パリピ要素を兼ね備えながら、その実かっこつけで内心ヘタレな人間味あふれる歌詞を味わってる間に、母性愛も恋愛感情もひっくるめての愛おしさがこみ上げる。それが関ジャニの魅力の一つであると推察する。 

 

④少年ジャンプらしさを味わう

関ジャニは少年ジャンプである。グループとしての紆余曲折や関係性の変遷を鑑みるに、彼らはまさに少年ジャンプの主人公である。ドラゴンボールやワンピースやNARUTOやブリーチのように、敵を倒せば更なる敵に挑んでいく、ヒーロー性の高いアイドルグループといえる。そのイメージは歌詞にも表れているように感じる。レスキュー・レスキュー、RAGE、Never Say Neverあたりは、ジャンプのヒーローみ溢れる歌詞である。さわやかな曲調に乗せて流れる熱い歌詞は安心感と高揚感をくれる。

しかし、なんといってもエイトレンジャーこそが関ジャニのヒーローの象徴である。

ERの歌詞をご覧いただきたい。

 

妬み合っては 愚痴撒いて 時代に犠牲も払って

また守って ただ維持して ±0付近で立っている

 

これは序盤のサビだが、ヒーローソングとしては焦燥感、停滞感の強い歌詞となっている。しかしこれが後半サビでは以下のような歌詞になる。

 

食いしばっては 汗かいて 言い訳にケリくれちゃって

立ち向かっては 失って 確かに理想に迫っていく

 

愚痴吐いて、嫌だめんどくさいと言いながらも、頑張って理想のヒーローになっていく、まさに少年の成長物語である。この未来性を感じさせる歌詞は、続編ER2ではさらに変化する。

 

命がけくらいじゃなきゃ何も変わらねえ

”どうしようもなく情けない自分”をも愛していけ!!

 

非常にかっこいい。ER後半のサビと比べても、さらに強くなっている。他人に語りかける口調が増え、ヒーローとしての自覚が芽生えたことがうかがえる。まさに努力・友情・勝利のジャンプに近しい世界観の歌詞である。

 

完璧すぎるヒーローは距離を置かれる。だが関ジャニはそのグループの性質をうまくとりこみ、愛すべきヒーローとしての魅力にあふれた代表曲にしている。 

例えば無責任ヒーローは、昭和と平成をまたいできて、酸いも甘いも味わってきた苦労を裏に隠しながら、コミカルな歌詞に仕上がっている。ヒーローは人々を笑顔にすることが使命である。おちゃらけながら「笑っておくれよ」と語りかける歌詞はまさにヒーローの象徴であり、安心感をくれる。無責任に「任せておくれよ」と言いながらも、実際になんとかしてくれそうなところが皆に愛されるヒーローらしい。


再度主張するが関ジャニは「少年」ジャンプのようなアイドルグループである。例えば、あおっぱなの歌詞は、韻を踏んだ歌詞、色彩をワードにとりこんだ非常にユーモアのある歌詞であるが、あおっぱなという青春の象徴において、どこか開き直りのある「ガキ」くささが現れているのがポイントである。三十路少年の歌詞からも分かるように、関ジャニはとっくにヒーローであるにも関わらず、ヒーローにあこがれ続ける少年性を持ち続けているような歌を歌う。それが共感性を生み、遠いアイドル(ヒーロー)でありながらも、身近に感じるという倒錯性に繋がって、我々をひきつけているように思う。

 

余談ではあるが、関ジャニをジャンプ系とするならば、嵐はサンデー系である。日常に重きをおいて、安定感のある親しみやすさが魅力である。(ex.高橋留美子作品)ただ、嵐の近年の曲は使われるワードが決まってきており、どれも似たような歌詞になりがちのように感じる。爽やかで、カッコいい歌詞にこだわらず、もっと冒険した歌詞が増えて、嵐の新しい一面を引き出してほしいとも思っている。

 

関ジャニが歌う関ジャニ

関ジャニのファンにとっては、グループの姿勢とリンクする歌詞こそが関ジャニらしさの象徴であると感じる。関ジャニは常に悔しがっている。がむしゃらに上を目指す、アイドルグループとしての矜持を感じられるような歌詞が見受けられ、それが聞き手にも感銘を与えているように思う。 

2007年のズッコケ男道では「這いつくばってこーぜ」というワードが出てくるが、2013年へそ曲がりでは「泥だらけって分かっても踏んだ水たまり」、2017年のAnswerでは「靴を汚してきた」である。実に泥臭いアイドル道である。カッコつけたいざかりの10代20代の大半を、泥にまみれるかのようになんでもやってきた。関ジャニの歴史を知れば知るほど、その歌詞が関ジャニ自身とオーバーラップする。

私は以前『関ジャニは既に起承転結が4回くらいある』と呟いたことがある。普通のアイドル人生では1回の起承転結で済むところが、関ジャニはもう既に4回くらいは経験しているように思う。歌詞を見てみると、2007年愛に向かってで「七転びでも八起き!」2013年West side!!で「七転び八起きで West side!!」2016年パノラマで「七転八起で起死回生」2017年S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起きで「S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き」とあるように、関ジャニ「エイト」にかけながら、挫折と復帰が反映された歌詞が繰り返しみられる。

関ジャニには終わりが見えない。2010年の『LIFE ~目の前の向こうへ~ 』でも「まだまだ終わらないから」、2014年の『ゆ』でも「まだ夢の途中 まだ夢の途中」と歌う。 恐らく数年後の曲でも「まだまだ」と言っているのではないだろうか。そしてその飽くなき貪欲さを感じられる歌詞が彼らの魅力を倍増させてくれる。

 

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 図7の写真は富士山登山の風景である。一、二合目付近の画像では足元~数メートル先しか見えない。目の前を進むことに精一杯で、どことなく漠然とした「上」を目指している。

しかし七、八合目付近では自分が登っている山の頂上が見えてくる。そこで初めて「越える」という発想が生まれてくる。

さて、以下はJAMに収録された曲の歌詞の一部である。 

 

全開のアクセルで全部追い越して (traffic)

リムジンで理不尽すら越えていざ キタァーーー!!(Jam Lady)

明日を越え 生き進め (生きろ)

さよならを いくつか越えて (青春のすべて)

君のみ超越たやすい (Never Say Never)

一筆で描いた二つの円は大団円になって 乱気流を越えていくんだ (えげつない)

未来を越える 今 今 今 (今)

踏み越えたハートの防波堤 (罪と夏)

時を越えて 今 (侍唄)

 

ジャムに収録されている17曲の楽曲のうち、過半数の9曲に「越える」というキーワードが含まれている。特にメンバー作詞作曲の3曲に「越える」というキーワードがあることで、「越える」ことがメンバー自身の強い意志のように感じる。

今のダンス作成過程においては、「越える」の歌詞を受けて、その手話を取り入れるという安田さんからのリクエストがあった。今まさに今の山を越えて、次の山へと足を進める段階であることが、歌詞からも伝わってくる。

ある種の頂点が見えても「まだまだ」であり、再び泥にまみれようとする関ジャニの姿勢は、露骨でなくても、どの時期の歌詞にも潜んでいる。ぜひじっくりじっくりいろんな曲の歌詞を眺めてほしい。

 

結論

関ジャニの歌詞を見ていると何かが浮かぶ。それは情景であったり、関ジャニの姿であったり、とにかくストーリーと歌詞が一体となって浮かぶのである。

人間くさく、男らしく、がむしゃらで憎めない、でもまるで少年ジャンプのヒーローのような関ジャニの魅力が歌詞にもあらわれていて、私たちはそれを関ジャニらしさと呼んで愛しているのだと思う。

 

無理やり論文ぽく書こうとして挫折した記事ではあるが、今後もっと歌詞についてじっくり語るということをしていきたいし、普通に関ジャニの魅力について脳をフル回転して考えたいので、自論を語ってくれる方はぜひ私とコンタクトを取ってください。