じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

国語辞典からメンバーのすばるくん観について考える

前置き

感情というのは本来当人にしか分からない上に非常にデリケートな問題です。同じファンの間でも解釈違いもあるだろうと思ってちょっと躊躇していたのですが、正直もう面白いネタもぽんと出てこないし、二次元と違って絶対的な正解があるものだから、いっそ開き直って、一予想として彼らの感情について推測していきます。好き勝手書きたいがためのブログです。

 


というツイートをしたものの、自分の中ではいまいち消化不良でして、なんとかかんとかもっとふさわしい言葉を考えたくて、辞書を開きました。
実は以前、「関ジャニ渋谷すばるに対してこじらせている」という意見を目にしたことがあり、それがずっと印象に残っていたんです。考えに考えに考えた結果、最終的に「こじらせてるのはむしろ自分ではないか……?」という境地に至りました。

そこでこの記事において、私はもっと素直に考えたいと思います。メンバーはみんなすばるくんが「好き」なのです。そして同時にその魅力に「敬意」を抱いているのです。今回の主旨は、その「敬意」のニュアンスの違いに焦点を当てて、似合うワードを選び、メンバー各々のすばる君観について語ることです。「こじらせてる」で片付けてきた各々のすばるくん観を、私の中で整理したいと思います。読みやすさから断定の言い方にしていますが、もちろん私は言語学者でも心理学者でも関ジャニでもないので、全ての文章の後に「だと思ってる」「な気がする」を付けてお読み頂ければ幸いです。

 

 

横山さん

【敬服】感心して尊敬の念を抱くこと。 出典:デジタル大辞泉

 

すばるは人見知りと自分で言うけど、そんなことはないと思います。メンバーが落ち込んでいるとき、泣いているとき、すばるがテンションをあげて、笑ってたりします。
それはすばるの才能やと思っています。助かっています。(WINK KILLER 大阪公演)

 

今回、あらためてすばるの歌ってすげぇって思ったかな。すばるの歌は、何千回聴いても胸にくる(「えっ! ホンマ!? ビックリ!! TOUR 2007」密着ドキュメント写真集)

 

横山さんはすばるくんの一挙一動にすげぇな!と感心できる人です。私がこの言葉が一番横山さんらしいなと思ったのは、横山さんはふとした瞬間に「やっぱすばるってすごいやつやったんやな~」という驚きをもって尊敬するところが多そうだからです。横山さんは決してすばるくんを見上げてるわけではありません。自分にはない別の部門で秀でていて、自分はまた別のところで根をはっている。そんなところを尊重し尊敬しているのです。「うらやましいな~」という想いは昔はいざ知らず、今は詠嘆の域だと思います。自分を下げることなく素直にすばるくんを「すごい」と認められるのは横山さんならではだと感じます。

 

でもホンマにいえることは、これからもずっと友達に近い存在というか。二人で遊んでても気を使わないですし、会話が無いことも別に気にならないですし、心地よいです。ありがとう。これからも一緒に頑張ろう。(WINK KILLER 大阪公演)

 

大切なことは横山さんにとってすばるくんは友達だということです。すばるくんにとっても横山さんは友達。だから遠い存在にはならないし、いつでも新鮮な驚きを持って彼のすごさを楽しむことができるのです。

 

 

大倉くん

【尊敬】その人の行為・業績などをすぐれたものと認めて、その人をうやまうこと。 出典:デジタル大辞泉

 

10年の間に、色んな変化が
あったけど
いい意味でぶれない人。
自分の中にある、
大きい柱。
語りはしないけど、
表現する姿をみてると
目の前にいる皆んなに
語ってるかのように
目に見えないパワーをぶつけられる人。(「倉'mas0」2014/12/24 vol.315)

 

こじらせエイトのなかで、唯一俯瞰的な見方ができてると言われる大倉くん。すばるくんという人を客観的に評価し、認めています。だからこそ、真っ直ぐで単純な「尊敬」という言葉が似合うのではないかと思います。

 

あの人がイキイキしてる姿をこれからも見ていきたい。そしてみんなにも見てほしい限り。(「倉'mas0」2014/12/24 vol.315)

 

うちのボーカルのライブ見に行った
誇らしかった(2015/2/26「関ジャニ戦隊∞レンジャー」)

 

大倉くんにとってすばる君は身内で、自慢すべき先輩。きっと世の中にすばる君よりもすごい人がいることを知っていますし、受け入れてます。それらを踏まえても、自分はすばる君が好きで、尊敬していることも。自分の知らない部分があるのも当たり前で、それでいいと思ってます。距離感がちょうどいい先輩後輩のそれ。大倉くんはすばる君のすごさを大げさなものにしない一方で、ある種ファン目線と言うか、純粋な好きが伝わってくる言葉で伝えてくれます。
横山さんと大倉くんに共通しているのはすばるくんを友達、先輩といった関係性の「人間」として見ているところ。すごいのが当たり前ではない存在に、時折そのすごさを感じては尊敬するようなところが似ている気がします。

 

 

錦戸さん

【羨望】うらやむこと。
【敬慕】うやまいしたうこと。 出典:デジタル大辞泉

 

すばる君は面白い!ボケるのもツッコむのも上手いな!っていつも感心してる。(「with」2014年2月号『C∞MBI i』)

 

すばる君がFIVEと一緒にやってるライブ観て…ほんまむちゃくちゃカッコよくてさ、今まで多分誰にも言ってへんと思うけど、オレ、ジャニーさんに「あの人ソロデビューさせたってください」って言ったことあるもん。(「Dear Eighter」)

 

敬慕には尊敬して人柄を慕うことという意味もあります。他のメンバーに比べて、錦戸さんはすばるくんを「かっこいい」と表現する頻度が高い気がします。それこそJr.のときからです。面白いのも、歌がうまいのも、髪が長いのも、全てかっこいいのです。錦戸さんにとってすばるくんはヒーローなのです。

 

すばるくんは客席あおるんが、エイト1うまいと思うし、すごいところがいっぱいある。すばるくんのいいところを、バレへんように盗んでやろうと、いつもこっそり見てました(笑)。(「えっ! ホンマ!? ビックリ!! TOUR 2007」密着ドキュメント写真集)

 

でも、プレッシャーあるしね、ステージに出るまではメチャクチャしんどい。でもな、頑張って歌上手くなって、すばるくんみたいにジーンとして寒気するくらい人を感動させる歌、歌えるようになりたい。(出典不明)

 

錦戸さんはすばるくんに対する憧れ要素が一番強いと思います。考え方や性格、キレるタイミングまで何もかもいっしょで気まずいということで、錦戸さん本人も、すばるくんのことを同じ世界に生きる人間だと感じてる気がします。だからこそ、追い越したい、負けたくないという羨望の意識が生まれてくるのです。そして錦戸さんは、同じ世界にいながら、自分よりもすごい能力を持っている(と感じている)すばるくんのことを慕っています。十数年一緒にいても、ああなりたい、吸収したいっていう純粋な羨望を今をもち続けてられる美しい尊敬です。この羨望と敬慕の強さが、錦戸さんにしかない、すばる君への尊敬の特徴だと感じます。

 

 

丸山さん

【信奉】ある主義・宗教・学説などを最上のものと信じてあがめ、それに従うこと。
【心酔】ある物事に心を奪われ、夢中になること。ある人を心から慕い、尊敬すること。 出典:デジタル大辞泉

安「最終日かな、ケンカする前のきっかけゼリフが渋やんなのに、ぜんぜん言わへんねん。『なんで言わへんかったん?』って聞いたら『常識をぶち壊したかった』って(笑)」
丸「でもなんかわかる(笑)。なんとなく最近、彼が言ってることとか、したいことがわかる気がする」
安「それはお前が彼を理解しようとしてるからや(笑)」
丸「『ふつうって思ってるものにとらわれてないか?』っていうことやねん」
安「そんな深いメッセージ性があったんか(笑)。リスペクトしすぎやねん!」
丸「すごい崇拝してる。神だもん(笑)。『こんな近くに神がいたんだ』って(笑)」
(「ポポロ」2014年11月号『僕らとエイトの10年間。』)

 

信奉という言葉を選んだ理由は、「『最上のものと信じて』『従う』こと」という意味がしっくりきたからです。丸山さんにすばるくんの声を支えたいという想いがあることはよく知っていますが、この「支えたい」という想いを裏返せば丸山さん自身は主役をあきらめているともとれます。ただし、これは決してネガティブな思いからくるものではありません。こんなすごい人が僕を認めてくれてる。こんなすごい人が僕を求めてくれてる。ということが心からの喜びなのだと思います。

 

リハーサル終わりにすばるくんと2人でごはん。1年に何回か2人だけでメシ行くことがあんねん。実はめっちゃ緊張する。だって俺、すばるくんのことが大好きやから。(FC会報「FOR EIGHTER」vol.13)

 

すばるの体を通して、すばるが今何を感じて何を思ってるのかっていうのを、すばるの体を通して知りたい!っていうぐらいに、年々好きになってるね。(2017/05/17 「関ジャニ∞のジャニ勉」)

 

最近の丸山さんはメディアに対しても本人に対しても「好き」だと言いきります。安田さんとや村上さんと違って、すばる君に自分を気にかけてほしいという欲が垣間見えます。これは、改めて好きになったというより、すばる君のことが分かってきて踏み込めるようになってきた分、思いを出せるようになり、さらにそれがどんどんスパイラルのように増強されているのが理由だと思います。「どんな感情でもいいから、すばるくんという神様の、唯一無二の存在になりたい」というくらい最近の丸山さんは渋谷さんに心酔しているように見えます。渋谷すばるという神様に、心底惚れ込んでいるのです。

 

 

安田さん

【敬愛】尊敬し、親しみの心を持つこと。  出典:デジタル大辞泉

渋やんは光と影、両面がある人、我とかそういうものももってるし。そういう意味でも、誰よりも人間らしい人なんちゃうかな。今回、渋やんってめっちゃ❝なまめかしい人❞って思った。前々からそう思ってはいたけど、今回のツアーでより濃くなったっていうか、今までは50%くらいしか見えてなかった渋やんのそういう部分が、今回もっともっと❝生身の渋やん❞っていう人が分かった。好きやな、そういう人間クサい渋やん。
(「えっ! ホンマ!? ビックリ!! TOUR 2007」密着ドキュメント写真集)

 

安田さんはすばるくんが笑って幸せそうにしてることに喜びを感じられる人です。とはいえ、安田さんがすばるくんを神様と崇めているかといえばそうでもなく、尊敬して、同時に、人としての、渋谷すばるを愛しているというのがぴったりです。愛や情に重きを置く安田さんだから、尊敬と親しみの心が溶け合って混ざり合った感情として「敬愛」と表現しました。

 

あなたには、あなたにしかないカリスマ性というものが、僕はあると思うので、それをずっと大事にして、殻に閉じこもらんと、のびのーび羽を広げて、やって貰えたらなって思います。
ほんとに、みなさんを喜ばせたり、泣かせたり、楽しませたり、時に歌で悲しませたりする、渋やんの声。大事にしてください。
グループにとって、あなたは誰の代わりにもならない大事な人です。
そして、僕の友達としても、代わりはいない大事な友達です。
だから、これからも、一番とは言わんけど、

メンバーの中で何番目かに愛してください。
(WINK KILLER 東京公演)

 

唯一無二の渋谷さんという存在に「干渉したい」と思わない点で村上くんと近いものを感じます。ただ、村上君が盲目的にすばる君を肯定するのに対し、安田君はすばるくんが間違ったことを言ったときに、間違ってることを知った上ですばるくんを尊重したいと思う気がします。すばるくんという存在をそのまま受け入れて、見守ることができる人です。

 

安「僕もう、いつも、いつも…好き、です、よぅ?」
渋「お前さっきのここ、ここ何や!あれ何なん!」←顔を撫でられた件
安「愛しさあまって…」(2015/05/31「関ジャニ∞クロニクル」)

 

最近は昔と比べてやすばの関係性は変わったように映りますが、きっと安田くんの中のすばるくんに対する敬愛は変わっていない、渋谷すばるという人間の音楽性と人柄を変わらず尊敬し、愛し続けてると思います。普遍的であたたかい尊敬の形だと思います。

 

 

村上くん

【崇拝】心から傾倒して、敬い尊ぶこと。 出典:デジタル大辞泉
【賛美】崇拝の行為として敬意の言葉を与えること。 出典:日本語WordNet

 

もう少し詳しく「崇拝」について調べてみました。いくつかの意見を総合すると、「崇拝」が神に対するものであるのに対し、「崇敬」は聖人に対するものだそうです。
たとえて言えば、王(神)に直訴するのが「崇拝」、王の側近の寵愛を受けている家臣(聖人)に、王に伝えてくれるように頼むのが「崇敬」らしいです。私は、どちらかというとすばるくんを神様みたいにあがめてるのは丸山さんだと思っていますし、村上くんはすばるくんを神様というより、選ばれた人間だと認識していると思っています。「崇拝」は神に対して、「崇敬」は人間に対して行われるところに注目するならば、村上君の感情は「崇敬」と表現すべきです。

 

俺にとってのすばるって、一言じゃ説明できん存在やねん。同じ夢を見てきて、それを叶えて、今も一緒に仕事してて。親友でもあるし、仕事仲間でもあるし、帰るとこが一緒な地元仲間でもあるし。(「with」2013年12月号『C∞MBI i』)

 

正直、すばるの存在だけで助けられたことは、数えきれへんほどあるわ。別に相談に乗ってもらうとか、空気読んで気ぃ遣ってくれるとか、そんなんじゃないけど。(「with」2013年12月号『C∞MBI i』)

 

しかし、たぶん村上さんのなかにはすばるくんより上の人も、並んでる人も存在しません。そのくらい絶対的で、何かと比べられない存在です。そういった意味ではもう崇敬よりも崇拝に近いように感じて、「崇拝」という単語を選びました。

 

今回はすばると一緒にレコーディングでしたので、すばるに引っぱってもらって歌うことができました。こんな僕に、あんないい楽曲を歌わせていただいて……。(「月刊Songs」2015年12月号)

 

(すばるがすることは)なんでもええねん、全部ツボ(Dear Eighter)

 

村上君は「すばる君より自分は劣っている」という意識を当たり前のように持っています。そしてすばるくんの言うことが「正しい」と思い込んでる節があります。黒いものでも、すばるくんが白いと言ったら「でも確かにこういう解釈で見たら白いかもしれんな!」とか言いそうな雰囲気があります。この純粋で盲目的な信頼が「すばるはすごい」に詰まっていて、すばるくんを友達ではない絶対的な何かとして見上げることを、当たり前としまったのかなと感じます。

 

 

あれだけ目指したデビュー。アイドルを目指す人は、そりゃセンターになりたい、いわゆるメインボーカルになりたい人が大半でしょう。特に関ジャニは貪欲な人が多いので、その思いもひとしおだったとおもいます。今はみんなそれぞれの魅力を確立し、誰がセンターになってもおかしくありません。それでもメンバー皆がすばるくんのセンターを当たり前のように認めている雰囲気があるのは、渋谷すばるという存在が皆に愛され、尊敬されているからだと思っています。


初めは、年上組はすばるくんに対して羨望を抱いていただろうし、年下組は畏敬の念を抱いていたはず。それが移ろって今のような様々な尊敬の形を持って、すばる君と共にグループを組んでいる現状がとても「ええなあ」と思います。