じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

GR8EST映像の感想

 私は円盤や雑誌、テレビのレポというものがへたくそです。ほんとのほんとに、まじでへたくそです。レポは、情報をそのまま伝える、後世に残すことが重要だと思うのですが、私はそもそも物事をそのまま分かりやすく伝えるというのが苦手です。書いてるうちに「いや買って見てくれ!見た方が早い!!」と頭を抱えてしまいます。結局三馬鹿personの感想もかけていません。コンサートはその時その人にしか見れないものがあるけれど、円盤は「買って見て自分の感想を大切にしてほしい」と思います。まあ大抵いつも何を書けばいいのか分からなくなります。見てるうちにあれやこれや別の情報を思い出しては脱線しがちな私にとっては、純粋な「感想」を書くのさえ難しいのです。

 そんな私ですが、今回は、ベストアルバムということで、新規性の高い3つの映像、ハローグレイテストベイビー、スカパラコラボ無責任ヒーローMV、大阪ロマネスクMVについて書こうと思います。見た順番に、心境の変化をただただ記録していきます。私の感想はおもんないですが、CDはとてもいいです。ぜひ買ってください。

 

グレイテストベイビー

 嵐の兄弟設定のMVでメンバーの顔を合成したお母さんが登場したことがありました。それもあり、私は赤ちゃんがかわいいと思っています、今もそれはかわっていません。怖いとか不気味という意見も分からんではないのですが、私はどうもそのへんがにぶいようで、うわすごい!イケメンの要素しかない!!と感動してしているのが嘘偽りない本心です。将来に期待してしまうし、家族写真には泣きました。おかしいのかもしれないけどいつも心に前向きスクリームの精神*1でいます。

 そのうち、出産というデリケートなものを笑いにもっていくことや、それをさらにネタにして乗っかるTLが辛い人がいることを知って、軽率だったかなあと申し訳なくなったりしていました。ただ私自身は、関ジャニやTLが笑わせようとしてくれている様な気がして、そういう空気に救われたと感じているので、葛藤しながらも、やっぱりこれも肯定する文章を書きます。

 私は本気で真面目にすることでウケを狙っていく関ジャニが好きです。そのため、アルバムを開いた瞬間、気合の入った写真と白い紙に泣き笑いしました。ああ、今日もまた馬鹿やってるんだなと愛しさがこみあげました。しかしディスク4には絶句しました、真顔になりました。あんな衝撃は、今後の人生でどのくらい味わえるのだろうなぁとしみじみ思い返します。今書いていても、あの衝撃を表す言葉が浮かばないのです。開始3秒で一時停止して、ツイッターに「絶対にネタバレを見ずに見てください!!!!!!」と書きました。

 映像に若干の既視感がありました。あえて何かに例えるなら、ポピーザーパフォーマーの世界観だと思います。誰もツッコまない、淡々と流れるハッピーな狂気の時間に、こちらまでも狂いそうになりました。

 今までにない関ジャニを見たと思います。ふわふわポムポムも、元気が出る運動会も、丸山が2050年からやってきた!も、変な気持ちにはなりましたが、これは次元の違うイメージビデオです。私はかなり彼らの事を考えているので、もうある程度のことじゃ心底驚かなくなったと自負しています。新しい仕事を取ってきて、女装しておじいちゃんになって、そういう彼らを見てマジか~~~~~!!!と驚くと同時に、まあ関ジャニだから当然だな!という思いがありました。ですが、これはどうやって讃えればいいんでしょう。なんといえばいいんでしょう。男が妊娠してグレイテストベイビーができる、ギャグ漫画ならありうります。けれども関ジャニって30半ばにして、国の仕事もこなす、最近はバンドやクールなドラマ・映画路線も強くなってきた、かっこいいおじさんアイドルじゃないですか。おかしいじゃないですか。それとも、衝撃が大きすぎて、最終的になんだか感動してしまった私がおかしいのでしょうか。普通とは何かを考えさせられるイメージビデオだと思います。おすすめです。

 寂しさを一瞬でも吹き飛ばしてくれて、ありがとうございます。ただ、本当に彼らはこの映像でよかったのかという疑問だけが残ります。通常のMVメイキングと変わらず淡々と撮影される様子を、なんとも言えない顔で黙って見つめながら思いました。

 いやほんと、彼らがいいなら、いいのだけど。

 

スカパラコラボ無責任ヒーロー

 次にスカパラコラボ無責任ヒーローを見ました。曲自体はラジオで聞いたりしていて、MVの映像もちらほら見ていたのですが、ほんとに、ほんとにかっこいいです。私はこの曲自体が大好きです。関ジャニには責任や期待を押しつけたくないけれど、心のどこかでかっこいいヒーロー性を求めている、そんな私の心境への、最高にかっこいいアンサーソングに聞こえます。無責任と言い張るところがなんとも粋です。加えて、スカのしぶくてクールで若干ユーモラスな雰囲気が好きなので、このコラボはますますテンションが上がります。音楽の事は一切分からないけど胸が躍ります。

 最初の中央にならぶシーン、すばるくんが真ん中で、なんというかっこいい魅せ方なんだろうと思いました。まるで、すばるくんを擁する最後の決戦のように映りました。

  しかしそれ以上に内容は、それぞれがそれぞれの成長をすばるくんや私に見せつけているような印象を受けました。特に安田さん丸山さんから錦戸さんに繋がるフレーズ「呼ばれてなくてもジャジャジャジャーン」「関係なくてもジャジャジャジャーン」「笑っておくれよなるようになるさ」は、6人の関ジャニの音楽を牽引するであろう3人の強さを感じさせるものでした。寝転がった状態から、最初に立ち上がるのが錦戸さんだったのも、いい演出だなと思います。

  スカパラさんがきて人見知りしていた可能性も高いけど、沢山のMVでど真ん中で強く強く歌うすばるくんの印象が強かったから、今回のすばるくんは抑えぎみな印象を受けました。けれどもそれを支えるように、年下組の楽しそうな歌声が聞こえて、横山さんと村上さんもびっくりするほど歌がうまくなっていて。演奏している姿はみんなキラキラしていました。すばるくんがきっかけをくれた武器で、彼らこんなにキラキラしながら音楽やってるんだよってすばるくんの肩を叩きたいくらい、かっこよかったです。全員が全員、かっこよかった。かっこよかったって何回言うんでしょう。

 今回のスカパラMV、7人最後のPVです。でも私には6人と1人のスタートにも映ります。すっごくすっごく7人の関ジャニが好きなんだけど、それはずっと変わらないと思うけど、6人の関ジャニも愛せそうだと感じました。「ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!」という気持ちを奮い立たせる、未来に向けたリメイクです。最後の「ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!」が熱く叫ぶすばるくんで締まるのも、なんだか縁を感じます。背景に何にもないから、裸一貫で戦いにいくような、ワクワクするMVになっています。きっとこれから本当にそういう日々になるんだと思うんですけど、彼らが笑ってくれるので、なんとかなるさとカッコよくいてくれるので、とても救われます。

 

大阪ロマネスク

 スカパラコラボではすばるくんが少し抑えぎみだった印象がありました。すばるくんはギターで勝負?していたけど、すばるくんの本当の武器は声だと思います。だからこそ大阪ロマネスクの冒頭ですばるくんが凛と歌い上げたとき、これからの関ジャニの音楽ですばるくんが自分を抑えてしまうなら、それはとてももったいないことだと思いました。同時にとんでもなく寂しくて切なくなって泣いてしまいました。号泣じゃなくて、自然と涙がこぼれてきました。

 スカパラコラボで、すばるくんの声がない関ジャニの音楽も好きになれると思いました。きっとそれも真実です。でもすばるくんの声を聞いたら、すばるくんがほしいという気持ちがものすごい勢いで湧いてきます。すばるくんの歌は、伝える歌だと思います。うまく歌いたいとかではなく、伝えたいがあふれてくる歌だから、共鳴したときに単なる感動ではないなにかで、ふるえるんじゃないかなという気がします。

 綺麗なピアノを聞くと、どうしても卒業式を思い出してしまいます。ただでさえぎゅうぎゅうにいろんなものがのっかってる大阪ロマネスクに、すばるくんという存在まで乗っけるのかと思うと、乗せすぎ乗せすぎ!!!という気分になります。私は映像を見て、強い風が吹く空港で彼らは何を想ったんだろうなぁなんてポエムなことを考えちゃいますが、あの険しい表情の本音は「風強いな」くらいであってほしいとも思っています。私の寂しいを、関ジャニが一緒に背負う必要はないんです。

  このMV、光がすごく綺麗です。私にとっての関ジャニはいつもこんな風に眩しく見えます。近所のお兄さんが実はすごく大人だったことに気づく夏のようです。大阪ロマネスクの切なくも強さに溢れた情景を、美しいピアノアレンジで彩ったMVに、やっぱり寂しさがこみあげました。見た順番を、ちょっぴり後悔しています。

 

 

 ベストでいつもの関ジャニを魅せ、ベイビーで新しい関ジャニを魅せてくれました。私は、無責任ヒーローでこれからの関ジャニの強さを、大阪ロマネスクですばるくんの存在の大きさを噛み締めました。ジャムはごった煮でしたが、グレイテストは4つの魅力が収まったアルバムな気がします。

  この告知があまりされてない理由は私にはわかりません。でも、ジャムが一般に向けたアルバムならば、このベストはファンに向けたアルバムで、今までの関ジャニを見てきてくれた人たちにきちんと届けたいという、家族アルバム要素の強いアルバムなのかなと解釈しました。

 とはいえ、この三本、なんだかんだ言っても寂しくて寂しくて、実はまだ二回しか見ていないのです(ベイビーですら)。でも関ジャニが見てほしくて作ったアルバムなので、私も素直に楽しみたいところです。いつか懐かしい気持ちでめくる一ページになるんだろうなという気がしつつ、収納場所に悩んでいます。素敵なアルバムの、個人的な感想でした。

*1:同じアホならハジケにゃ損!損!