じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

す担になれなかったオタクより

 「すばるくんへ」とポエムを綴ってから、3ヶ月がたちました。番組の感想をまとめようか~とか、怒涛のツイートを振り返ってみようか~とかいろいろ考えたんですけど、もう一度今思うことを書くのが一番自分がすっきりするだろうなと思ったので書いています。す担になれなかったというより、ならなかったと言った方がいいのかな。チャンスは何回もあったのに名乗らなかったのは自分です。

 わたしは今までに二回くらいこれが担当なのかなって思ったときがあって、一回目はジャムバンドコーナーですばるくんの歌を聞いたとき。二回目は泥棒役者のラッシュのなか丸山さんの誕生日記事を書いてたときです。すばるくんのときは本当に雷を受けるくらいの衝撃だったし、丸山さんのときはすごく好きだなって気持ちが持続して離れませんでした。でもそのときには既にわたしには「箱推し」みたいなのがアイデンティティ化されてて、担当ですって境目を作るのにめちゃくちゃ抵抗がありました。今も別に自分から名乗る気がないので、なんてことはないんですが。頑固だなって我ながら笑ってしまうし、多分そんな自分がなんだかんだ気に入ってるんだと思います。すばるくんも丸山さんも流動的な好きだったから、どこから、どっちを、担当ですって言っていいかわかりませんでした。次のコンサートではっきりするかなぁとは思ってたものの、結局すばるくんに関しては名乗る勇気が持てないままでしたね。す担じゃないからおこがましいかなって、でもすばるくんのことがほんとうにほんとうに好きだから、めちゃくちゃひとりで呟いてました。す担でもないのに、フォロワーさんからしたらうざかったかもしれないけど、誰に止められてもこればっかりは譲らなかっただろうなぁ。

 そんなわたしは、担当ってなんやねんって言ってたすばるくんに、心底しんどそうにみんな好きやもんって言ってたすばるくんに、救われました。ただ好きな人に好きですっていうだけのオタクで良いんだって思えました。

 会見の日からすばるくんのことをたくさん考えまして。わたしの発言はずいぶんすばるくん側にたったものだったと思います。なんだか勝手に共感しちゃうんです。実際にすばるくんがどう思ってるかはわからないけど、わたしならそうしたいってことばかりで、どの立場にたっていいやらで、感情がぐちゃぐちゃでした。不器用な生き方が好きなんですっていうと、失礼なんですかね。彼らの人生を消費してるみたいで。でも、その人にしかできない生き方を貫いてる姿、めちゃくちゃ綺麗だと思うんですよ。綺麗ごとばかりよりも、変に斜に構えた生き方よりも、心を惹きつけるんです。わたしもそう生きたいって思ってるから、それを実際にやってのける生き方に、心底憧れて惚れ込んでるんです。


わたしがみたすばるくんは、

子どもが好きな人、整ったかおをしてるのに、子どものような笑顔がかわいくて、笑ったときにこっちがなぜかハッとしちゃう人、友達の前でしか見られない顔をたくさんもってる人、愛が深い人、子どもが好きで、キノコが嫌いな人、おうちでは魚を焼く人、亀のぬいぐるみを大事にしてる人、芯のある人、やさしい人、キレてる途中で自信がなくなってくる人、さみしがりやなことを開き直ってる人、最初は面白いこと言えなかった人、でもおもろいちっちゃいオッチャンみたいな人、物まねが上手な人、赤いコードが似合う人、どこか陰のある役が似合う人、ロン毛が似合う人、古着が好きな人、沈んだときもあった人、歌に誠実な人、頑固な人、歌で魂を伝えてくれる人、本能のひとつに歌がある人、不器用な人、ドMな人、星の名前の人、『おってほしい』人、ガリガリな人、女性の趣味がちょっと変わってる人、どんな女性にもリスペクトをくれる人、ブラジャーをグッズにしたい人、絵が画伯な人、メンバーを笑わせるのが好きな人、わきの毛をよく見せてくる人、ガスがたまりやすい人、ギターもピアノも作曲もできる人、ハーモニカが似合う人、一人じゃ不安になるくらい危うかった人、誰かに依存しやすい人、笑うとブタ鼻になっちゃう人、愛が重い人、誰をかも惹き付けてやまない人、まっすぐな人、眩しい人、歌う人を馬鹿にしない人、仕事を全うする人、人見知りな人、とことんまっすぐに向き合う人、嘘のない人、ステージが好きな人、ファンをいちばん想ってる自信がある人、本当は強い人、しんどくなるくらいメンバーが好きな人

 すばるくんは、王将とかお姫様みたいだなって、真ん中でどっしりと構えてそれだけで周りの士気が上がるような風格があるなって思ってたんですけど、最近のすばるくんはどんどん覚悟を決めて進むひとりの勇者に見えました。わたしはすばるくんには泣いてほしくありませんでした。実際、すばるくんは最後まで涙をこぼさなかった、ずっと関ジャニをお願いしますとだけ言い続けて、アイドルという仕事を誠実にやりとげました。かっこよかったです。今までに見たすばるくんのなかで、一番かっこよかったです。

 すばるくんは、歌なんかどこでも歌えて歓声だって浴びれることに本当はとっくに気づいてたんじゃないですかね。それでもこんなに長く残ったのはメンバーが好きだったからじゃないですかね。ファンを愛してくれたのも嘘じゃないけど、楽屋が一番楽しかったのもあながち嘘ではないんじゃないかな。こんなに不器用な愛でアイドル全うした人、もう二度と出てこないんだろうな。わたしはそう思います。そんなすばるくんのアイドル姿を、7人の関ジャニを見れたのが、もうめちゃくちゃうれしくてしかたがありません。

 わたし戦隊のレッドっぽい人が好きなんです。明るくて笑顔がたえなくて熱くてちょっと馬鹿っぽくてまっすぐでガタイがいい、そんな人がタイプだから、どこか陰のあるナイフみたいなすばるくんはちょっと違いました。けれども、知れば知るほどこんなに人として尊敬して憧れて愛しい存在にまためぐりあえるんだろうか、と。担当という感覚はやっぱりすばるくんだったのかなって気もするんですよね。丸山さんとはまた別の好きでしたね。

 レッドがいない戦隊を、わたしは好きになれるのかなって自信がありませんでした。そんなの見たことがないから。王将のすばるくんがいて、参謀のようにヨコヒナがいて、周りを年下組が支えて、そのフォーメーションについて熱く語った記事も書きました。すばるくんへの気持ち、国語辞典ひいて考えました。すばるくんは、わたしの箱推しの要でもあったんです。

 だからこそ安田さんのレンジャーは染みました。言われた瞬間はっとしました。赤色、ど真ん中にあるじゃん!って思いました。すごく嬉しかった。それはあの赤が真ん中にある形を好きになって、今日に至るオタクがめちゃくちゃ救われた瞬間でした。錦戸さんの言葉もね、心強かったです。寂しさ痛みを知って、歯をくいしばって前を向ける関ジャニです。わたしの大好きな関ジャニです。

 そんな風に関ジャニがかっこよければかっこいいほど、もうこのまま安らかな気持ちで7月14日にブログも呟きもやめてもいいかもしれないって何回か思いました。でも関ジャニはいろんな意見を見てるんだなって思ったし(私以上にオタクのあれそれを知っていました……)、オタクは無力じゃないとも言ってくれるから、「好きだな~~~!」って意見もどこかで関ジャニの元気に繋がるなら、無理に綺麗にやめる必要もないなと思いました。

 わたしはまだ7人の記事を書きます。9割過去の関ジャニを見て書いてきたから、7人が過去になっても、変わらず書いていきたいなと思うんです。まだ書きたいことがあるから。そりゃあツアー感想とか、今の彼らに関しては、当然見ることができる6人の話で書きます。でも、7人が人としてめちゃくちゃすごいな~好きだな~って思ってるので、そういう文章は思いつく限りかいておきたいです。これからも7人は好きです、ずっと好きです。世の中には永遠もないとか絶対もないんですけど、わたしのなかにはあります。もちろんこんなド新規の熱量がずっと続くとは思ってないけれど、いつか好きな食べ物みたいに、ずっとそこにある好きになるんだと確信してます。

 コンサートでは丸山さんのうちわを持とうかなと思います。すごく怖く薄暗い数ヶ月における光は間違いなく関ジャニだったし、全然僅かなんてもんじゃなかったです。ずっとずっとほんとに眩しかったんです、嘘じゃありません。これだけ密度の濃い3ヶ月を乗り越えさせてくれた関ジャニに、ありがとう!これからも好きです!って思いながら行きたいです。すばるくんのいない関ジャニを見るの怖かったんですが、今は楽しみの方が強いです。すばるくんがまたわたしの前で歌ってくれたときにはめちゃくちゃ拍手するつもりですし、今は見える人たちを応援したいです。うん、錦戸さんもカッコつけようって言ってくれたし、空元気でも前向きます。自分の人生を頑張ります。

 アイドルは夢を見せてくれるけど、関ジャニは夢をぶちこわしてもっと夢みたいな現実を見せてくれるからとてもとても好きです。わたしはこれからも、自分の好きなように、7人と6人とすばるくんのオタクでいます。

すばるくんへ 去年の夏の「またあそぼう」って約束、かなえてもらえるの待ってますね!