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じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

関ジャニの認知特性について考える

友人が呟いていて面白そうだなと思い購入してみたこちらの本。

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

認知特性とは、眼や耳から入った情報を理解・整理・記憶するやり方です。
 
その人の認知特性とは、その人の思考や認知の「好み」を示しています。例えば、「皿に載った食べ物を記憶しなさない」という出題の際に、画像や映像のように見たまま記憶するのか、「ハムとソーセージと目玉焼きがある」と文字にして認識するのか、頭文字で「ハ・ソ・目」と音に出して覚えるのか、それが認知特性の違いなのです。「どういうやり方だと自分は物事をやりやすいか?」を考えた時に、どんな認知特性が優位なのかがわかります。

認知特性は以下の6つに分類されています。

【視覚優位者】
1.写真(カメラアイ)タイプ…写真のように二次元で思考する。写真を撮るように記憶するので、3歳以前の記憶があったり、アニメの脇役の顔も上手に描けたりする。写真家、画家、デザイナーなど。

2.三次元映像タイプ…空間や時間軸を使って三次元で考える。映像として記憶するので、人の顔を覚えるのが得意で、マンションの間取り図だけで部屋を立体的に感じられたりする。建築家、パイロット、外科医、機械技術職、舞台制作者やテレビカメラマンなど。

【言語優位者】
3.言語映像タイプ…文字や文章を映像化してから思考する。他人の何気ないひと言から鮮明なイメージを抱くこともあり、比喩表現なども得意。コピーライター、絵本作家、雑誌編集者、作詞家など。

4.言語抽象タイプ…文字や文章を図式化してから思考する。初対面の人を名刺の文字で覚え、ノートをわかりやすくまとめるのが上手い。内科系医師、作家、教師、金融関係者、心理学者など。

【聴覚優位者】
5.聴覚言語タイプ…文字や文章を耳から入れる音として情報処理する。難しい話題でも、一度聞くと理解でき、ダジャレや人の言葉尻を捉えるのが上手い。弁護士、教師、落語家、アナウンサー、音を意識できる作詞家など。

6.聴覚&音タイプ…音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力する。音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさめたり、モノマネや外国語の発音も上手。ミュージシャンなど。

あなたに最適な記憶法も分かる!? 自分の「認知特性」を調べてみよう | ダ・ヴィンチニュース


なお、個人の中で認知特性はオーバーラップしている部分もあり、「絶対にこのタイプ」とはっきり線引きできるものではありません。六つのタイプがバランスよく備わってる人もいますし、状況に応じて特性を使いわけてる人もいます。

とにかく私はこういうツールがあるとすぐ、あの人はこれっぽい、あのキャラはこれっぽい。と妄想したがるのですが、今回もせっかくなので、関ジャニのメンバーで、それぞれが強そうな認知特性を推測しました。本来は本人じゃないとわからないことなんですがね。なんだかそれっぽく分けられた気がするので、私の脳内会議をお届けします。


1 視覚優位者 写真(カメラアイ)タイプ
安田くん
 このタイプの人は、目で見た情報の処理(記憶や認識)が瞬時にできるのが特徴です。記憶に関しては、膨大な量の写真アルバムを脳の中に持っています。
 安田くんは言動からして、聴覚・視覚優位な認知特性でしょう。安田君は作詞もしますが、聴覚や視覚で認知したことを言語としてアウトプットしているので、認知が言語優位ということではないと思います。そして聴覚よりも視覚優位。比較的前に出て発言することの少ない彼ですが、実はいろんなことを記憶しているはずです。映像記憶の人は、受けた感覚を人に伝えるためにいちいち言語に変換しなければならないため、瞬発力が求められるテレビでは口下手に映ってしまう可能性があります。
 安田くんの認知特性を1と予想した理由はまだあります。関パニ 噛まずに言い切りましょうの暗記タイムでは、台本を黙ってじっと見つめているシーンもありましたね。あれは文字を『読んで』覚えてるというより視覚ベースで『見て』覚えてる気がします。また、関パニ 一筆書きで伝えましょうで、「おれまんま書いてると思う」と言いながら、ほんとに前の回答者と全く同じ絵を記憶だけで書いていたのは安田くんだけでした。ダンスも上手いので、もう、かなり1の特性が優れているのではないかと思います(逆にダンス苦手なよこすばまるはこれが低いでしょう)。
 視覚優位と言いましたが、聴覚の6も高いでしょう。『かたつもり』『愛$』などという珍回答がでてくるのは、いろんな言葉を普段から純粋な『音』としてとらえている側面が強いからです。あとはやはり自然の音が好きで、音楽として表現できるというところでかなり強い6の特性を感じます。言語や聴覚から入った情報から何かを読み取るのではなく、イメージとして感じるタイプです。したがって、4、5は低めと推測します。


2 視覚優位者 三次元映像タイプ
丸山さん
 丸山さんはダンスを覚えたりするのが苦手だし、関パニ噛まずに言い切りましょうでは台本を覚えるのも苦手でした。そういった映像の瞬間認識能力が低いと言う点で、1は低めかと思います。また、文字の意味を冷静に捉えることも苦手な印象を受けますので、4も低いのではないかと。ただ、丸山さんは共演者のことをとてもよく覚えているなど、人の顔を覚えるのが得意(これは横山さんもそうらしいですね)です。立体である『顔』を記憶するのには2の特性が役立ちます。さらに映画などを見るのが好きというところから、時間の流れを含めて映像として物事を記憶することがかなり得意なのではないかと思います。2の特性のある人は、時間の流れをもって物事を視覚的にとらえます。ストーリーがあり、かつ視覚的に読める漫画が好きなのも、2のタイプが強いからな気がします。
 このタイプは、「違う映画にも同じような場面があった。同じお店や風景が違う映画にも出てた」などはよく覚えており、時間軸の前後関係も含めてのエピソード記憶が得意な傾向にあります。丸山さんのお話や、ジャニーズWebの日記を見る限りこの能力がかなり高いと思います。話がよくとぶのは、記憶が次々とでてくるからこんがらがっちゃうのかなと予想しています。
 3はなかなか高いかもしれませんね。言葉から新鮮なイメージを抱ける人な気がします。でも主体はやはり2だと思います。


3 言語優位者 言語映像タイプ
渋谷さん、大倉くん
 イメージをすぐに言葉にできるファンタジスト。言葉を映像化することも(渋谷さん映像化は下手ですが)、映像を言語化することも得意なタイプです。
視覚優位者(ここでは山田)が感覚的思考者とすれば、言語優位者(ここでは村倉すば)はイメージを言語に結びつけることから論理的思考者とも言えます。噛まずに言い切りましょうでは、すばるくんの記憶力が光りましたが、「字をここらへん(頭)に思いながらなぞっていかへんと」という渋谷さんはまさに言語優位であり、それをうまく活用してると思われます。
 また、クロニクルにて大倉くんのたとえがテロップ採用率が高いという話から、間違いなく大倉くんも3の認知特性が高い人です。さらに、すばるくんの的確な一言コメント力もまた、視覚から得た情報をうまく例えを交えたツッコミであるものが多いです。新年会やコンサートMCでもいつもこの二人のコメントが伝わりやすいと感じるのは、心情などをイメージしやすい例えを使って話してくれたからではないでしょうか。二人ともラジオをやっているので、映像を瞬時に言葉で表現できるという特性はとても役立ちますね。
 すばるくんは方向音痴で人の顔もそこまで覚えない、さらに絵が恐ろしく苦手なとこからも、意外と視覚の1、2は低いものと思われます。同じ言語優位のタイプですが、4の傾向も低そうです。しかし、松原.エピソードやいきなりドッヂの映像から、物真似が上手い印象を受けます。多分5は高いでしょうね。知らない地名でも一度聞いただけで住所を覚えてしまう、歌詞を覚えるときも音で覚えるということで、6もかなり高いはずです。
 一方で大倉くんは全体的にバランス良さそうな気がします。絵も描けるし、ダンスもできるし、人も覚えてるし…言葉尻を捉えたツッコミがうまいので、特に5は高いんじゃないかなと思います。


4 言語優位者 言語抽象タイプ
村上くん
 言葉を見るのが得意で、わかりづらい文章を図式化することが得意。話を聞くだけでは内容は理解できても覚えられないので一度文字や図として紙におとし、視覚情報に変換させて記憶します。村上くんは全体的にバランスよい認知特性を持っていると思いますが、なかでもこの4が高い気がします。台本をよく読んでおり、本自体もものすごくたくさん持っている。白州次郎がぱっとでてくるあたり、文字から得た記憶に関しても優れている。言語ベースでものごとを考えたりするタイプですね。
 とはいえ、絵もうまいし、関パニの影絵ではものすごく汲み取り上手で、さらに方向感覚も優れている。1、2の視覚認知も高そうです。さらにMCしてるし、フトコロノカタナでは耳がいいと言われていたので5も高いでしょう。比較的オールラウンダー。ただし、絵描き歌を聞いて書くのはあまり得意ではなかったので(聴覚からのイメージ惹起が苦手)3は低めです。6の「言語的な意味を持たない音をイメージとして捉える」という特性も当てはまらない気がします。


5 聴覚優位者 聴覚言語タイプ
横山さん
 言語映像タイプは言葉を見るのが得意になのに対し、聴覚言語タイプは言葉を聞くのが得意です。言語をつかさどる左脳優位者であり、相手が話している音だけで内容を理解でき、イメージよりは言語そのもので思考を働かせることができます。この『イメージよりは言語そのもの』というのが横山さんらしいかなと思います。もし音からイメージを浮かばせるのが得意であれば、絵描き歌で伝えましょうにて(絵はへたにせよ)何であるかはわかったはずですが、『二人のり』や『お米マン』などと、的はずれな答えを言っているのは、『丸』『四角』といった言語そのものを理解するからかと。「そんなん言うてへんやん!!」ってよくふてくされる横山さんなので、同じ聴覚でも6よりも5が高いでしょう。
 また、だじゃれが得意で、音をよく理解できるため、音韻を踏んだり似たような言語音声をすぐに惹起できます。英会話伝言ゲームの「パスポート取りたいんです?」とかこれですよね。音をとらえてそのまま伝えることが得意のようなので、突出して5の要素が強い印象を受けます。有名人の顔を覚えるのが得意で、テレビっ子な横山さん(指差し道ミーハーなメンバーは?にて)ならば2は高いのかもしれません。


6 聴覚優位者 聴覚&音タイプ
錦戸さん
 英語の発音も素晴らしい絶対音感タイプ。
関ジャニの強火バンド担錦戸さん。CMソングや劇で使われる音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさむことができるタイプです。撮り合いメイキングでは丸ちゃんの言った言葉を楽しそうに反芻してましたね。ものまねはするのが苦手なだけで、記憶とかはかなり優れていると思いますがどうでしょう。あとは英会話伝言ゲームですよね。錦戸君の英語の発音はネイティブにも褒められていましたので。作詞の際に韻を踏むことも多いので、5も6もかなり強いです。Tokyoholicもtrafficもすごいです。
 ただ、面白いこと言われへんって言ってるから、そもそもそういう発想でものごとを認識したり考えたりができてない、つまり3の言語は普通~弱いのかもしれません。一方で、絵はうまいし、映像そのものの記憶やエピソード記憶も得意そうだし、1、2の特性は高いはずです。すばるくんがスパゲッティ作ってくれた、安田くんが怒ってくれた、横山くんが看病してくれた、って思い返しているときのいきいきとした表情はきっと映像で思い返すことのできる認知特性を持っているからこそな気がします。噛まずに言い切りましょうでは、横山さんと錦戸さんがしっかり声に出して記憶している様子が見られました。まさに聴覚認識者に適した覚え方といえると思います。


まとめて言うとこんな感じ。特に高いと思ったものがオレンジです。

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こうして考えてみると、ジャムに収録されている曲も、『言語優位者 渋谷さん』『聴覚優位者 錦戸さん』『視覚優位者 安田さん』といった特性傾向が表れてるなぁと思うんです。だからあんなに三者三様。へへへ…おもしろいですね。

わたしは5、3が高く、次いで6、4でした。1、2が低いので、残念ながら絵レポに向かない特性です。やはり早急にDVDが必要……。
自分の認知に興味がありましたら是非読んでみてください。35問の設問に答えるだけで認知特性が分かるそうです。認知特性を活かして伸ばしていくことが、頭のよい人になる秘訣だそうですよ。