じゃにずについて考えたり妄想したいだけのブログ

じゃにずの皆様(関ジャニ中心)について、ただひたすら尊敬の念を込めてすげーなすげーななんでだろーっていうだけのブログです。

【ネタバレ】イフオア感想とか

 イフオア、それは村上さんとの内緒話の場。ブリーゼとグローブ座は、限りなく狭い村上さんの遊び場。10年という長い年月続けてきたこの場所はもはや村上担のみならず、エイターの神聖な場のようなイメージがあります。

 私は友達に誘われたコンサートの帰り道、よく知らないくせに「イフオアにいつか行ってみたい」と言っていたくらい、イフオアという場所に憧れがありました。ファンクラブの名前も、ジャニーズ目当てで買った雑誌も、ツイッターを始めた最後の一押しも、いろんなことの初めてが村上さん。今回初めての舞台をこのイフオアに捧げることができて本当に幸せな気持ちで感想文を書いています。日記なので、時系列でだらっだら書いていこうと思います。安田さんも来ていたという、2/24夜公演です。(気づきませんでした)

入場前

 ジャニショで買ったNOROSHI村上さんを見てイメトレをしながら緊張で吐きそうになっていました。トイレ前のゴミ箱の蓋が紫で、ゴミ箱にすらドキドキしました。来ている人の年齢層は幅広く、二、三十名義持ってるマダムっぽい人から、勉強してる女子高生まで。年齢高めの方のほうが、紫色意識してるなという印象でした。入り口はいって左横に、100均にありそうな簡素な茶色い布編みボックスがあり、そこに手紙を入れることができました。入場間際に思い出して投函しました。(飛行機が遅延したので夜中の0時~3時くらいまで書いてました。あいうえお作文は私にとってのファンレターみたいなものなので、結局文章はほぼそれにしてしまいました。冷静になった今、このブログの存在が万が一にでもスタッフさんに知られませんように……!と思っています。)ボックスに入っていたのは10通くらいでしょうか。私は神様への絵馬のような気持ちで入れておきました。 席は、一階後ろの方、通路横の席で、神席です。村上さんと同じ空気が吸えるところはだいたい神席ですが、ここなら村上さんに何かあったときとんでいけます。個人的に映画館なら一番に選びたい席でした。舞台は『If』『or...』『Ⅹ』とかかれたボックスに囲まれたステージ。中央にスクリーン。answer等々、関ジャニの音楽が流れていました。

本編

 紫のライトが四方八方にとび、開幕。
 場面は村上信右衛門の殺陣シーンから始まります。これが死ぬほどかっこいい。「討ち取ったり~~~」と敵首を掲げるものの、『それは影武者です!』『別人です!』と言われ、てんやわんやしながら舞台のあっちこっちで戦闘シーンをやってくれます。クロニクルのるろうに剣心を思い出しました。斬る側でも全然いける、と。かっこよすぎて終始息をのみ、笑うことすらできず、真顔で本当に申し訳ありませんでした。まじでかっこいいです。現代のサムライ。最後にⅩの字に刀を振り下ろし、暗転。ムービーが流れ始めます。
 ムービーは歴代のイフオアを振り替えるような構成でした。最後のイフオアⅩの映像が出たときスタンディングオベーションしたくなるレベルです。いいようのない感動に、初見オタク、もはや虫の息です。

 場面かわってスクリーンは夜の海。宴会の場面のようです。船の先を模した台の上で、酔っぱらいながらイカを食べる村上さん。さっきとは一点かわいらしいお姿に、思わず頬も緩みます。普段酔っぱらってからんでるときこんなのだったらと思うとしんどいです。言葉遣いはただのくだ巻いてる柄悪い人で、そこもたまらなかったです。「酒持って来いっつとるやろがァゴルァオイてめあほんだらコラァッ!!!!!!!」(ニュアンス)です。しかもこの場面がまるで大河ドラマのような雰囲気で、興奮することしきり。殺陣の流れから、酔っぱらって、方言混じりの宴会。方言は指導まで受けたそうです。途中からもう「大河じゃん!!!!!大河じゃん?!?!?!」と1人興奮して悶えてました。関ジャニの中で一番武士というか郷士の雰囲気が似合うのは村上さんだと思っていて「オファー来て、お願い、オファー来て、逸材がいるんだよ……!!!」と祈るような気持ちでいっぱいでした。歴史好きにはたまらないワンシーンです。
 宴会が進むと、天候が悪くなり、村上さんは迷信と笑い飛ばしていた黒流という渦?に巻き込まれてしまいます。暗転し、ムービーは海に沈んでいく村上さん。そしてなぜか落ちた先にはタイムマシンがありました。「深夜割り増し料金」になり動き出します。ぎゅんぎゅん高速で未来に進むタイムマシン。背景で流れる未来の年表。ほぼ忘れましたが、村上さんがSHINGO(シンゴ?)#に改名する未来があったきがします。

 さて、たどりついた先は海岸線。水がまがまがしい紫?緑?色で、背景には鉄のかたまりが転がっています。寝惚けてるのか、二日酔いの朝のようにぐだぐだする村上さんがかわいい。「起こしてっ」と言って仰向け状態で腕を天に伸ばす村上さんを見て思わず顔をおおって天を見上げてしまいました。一秒でも見逃すのがもったいないのですぐやめましたが、かわいさにキレそうになったのは久しぶりでした。その後ようやくみんながいないことに気づいた村上さん。「みなのしゅうにあいたいのう」「わしゃひとりじゃなにもできん」「甲冑ひとりで着たり脱いだりできん」と嘆く姿にリアルを重ねて胸がぎゅっとなったファンがほとんどではないでしょうか。刀を鞘に納めて「おさまった~~~!!!」、それをおそるおそるタイムマシンに当てて、「当たってもうた~~~!!!」と、現実であることにがっくりする村上さんもかわいかったです。

 そんなところに、女装した村上さん(映像ですが)がやってきます。近未来のスーツを着た女性で、ハイテク軍という一味の一員のようです。ほっぺをぷくっとしたり、あざといのなんの、メイクでぱっちりした目がほんとにかわいい。いやそりゃ女装毎回入れられるわ。「アナログ軍(ハイテク軍が敵対している組織)じゃなさそうだし、知ってる人に似てたから」助けてくれたのだそうです。未来的な装置で村上さんが過去から来たらしいこともなんとなく把握し、現状を教えてくれました。とはいえ村上さんにはちんぷんかんぷんなようです。混乱しているところに、女性の上司らしき人が乗ってる(操ってる?)マシンがやって来ます。そして村上さんには大して構わず、女性だけを乗せて去ってしまい、村上さんは一人で放ったらかしにされてしまいます。
 その後、アナログ軍の襲撃にあい気を失った村上さんは、手錠をかけられ閉じ込められてしまうんですが、まぁこのお姿がセクシー。覆面をつけたアナログ軍の人にビンタされたり、叩かれたり。「やめろ~~~!!!」と思いながらそれでも真っ直ぐな瞳に、オタクは「サムライだぁ~~~」と泣きました。いやはや感情が忙しかった。続いてアナログ軍との問答が始まります。

「名前は?」「年は?」「身長は?」「体重は?」「夢は?」
→さらさらと答える村上さん。26歳、五尺六寸、十六貫、だそうです、自分のいまの年齢からイフオアの年齢引いたのかな。

「血液型は?」「マイナンバーは?」「メールアドレスは?」
→天然出さずにきちんと知らんって言ってました。

「好きな歌は?」
→「我が軍勝利の歌」歌うように指示される村上さん。

 これがLOVE&KINGの替え歌で、それに気づいたとき会場が一番わっと嬉しそうにわきましたね。ああほんとにここは村上さんが好きな人の集まりなんだって感無量でした。歌詞は水軍バージョンになっていて、カウントも「ひい、ふう、みい!」。真面目にふざける村上さんの姿に自然と楽しい笑いが広がりました。(かっこよかったですよ!)
KINGについてはいろいろあったと聞いていますが、それをこうやって舞台に取り入れ、貫きながらも、笑いに変えてオタクを安心させてくれる。村上さんの優しさとかユーモア心とかを感じて、素敵だなぁ、かっこいいなぁとじーんとしてしまいましたね。いや爆笑もしたのですが。

 さて、なんとか納得してもらった村上さんですが、今度はハイテク軍との戦いに協力してほしいと言われます。なんでも、ハイテク軍が人間の生活を便利にした分、その排水で海が汚れてしまったのだそうです。アナログ軍にはハイテク軍に対抗するすべがなく、はったりでごまかしているようす。「『イフィッシュ』という伝説の魚(炎水雷を操る)を捕まえたら、自分たちにも勝機があるかもしれない。異世界からきたお前なら釣れるかもしれないから、タイムマシンを(直せたら)直す代わりに釣ってきてほしい」と言われます。村上さんは「やるだけやってみるか~~~」ということで釣りざお片手にカオデ海へ。この移動~釣りのシーンは『どうぶつの森』ならぬ『ぎょかいるいの海』のパロディとしてスクリーンに出ており、遊び心が感じられます。時事ネタを組み込んでくる感じ、オタク心をくすぐられますね。

 暗転後、なんと一階席で我々が入場してきた扉から自転車で村上さん登場。数メートルの距離に村上さんがいて、アワアワパニパニしました。自転車をこいでステージ前まで行ったところで自転車を止めて、ここでお昼ご飯。メニューが毎回違うようなのですが、私が見たときは魚肉ソーセージ。食べ方がわからないらしく、目の前のファンに「旅のお人、開けてくれんか」って差し出す村上さん。ヨコヒナええやんの「めくれへん」を思い出します……。ファンのかたも緊張したのかなかなか開けれず、爪にソーセージが詰まるまで頑張っていました。それに気づいた村上さんは「めっちゃつまっとるやないか!拭くもの……(鞄探す)(優しい)(お母さん)……無いからねぶっとれ!」と言ってました。むいてる間も、自転車の椅子に座ってじーっと待ってる村上さんはぬいぐるみのようでした。包装を少しめくった状態で渡され(ファンの方が多分「(包装を)引っ張って」と言った)ところ、「こういうこと?」とファンとソーセージ引っ張りあいする一幕がありました。とても和みました。包装とソーセージどっちが食べ物か分からず、「どっち?こっち?」と聞く姿も愛らしかったです。 ボトルを開けるところでもボケる予定だったんでしょうが、普段通り開けてしまって本人爆笑。午前の部でもやってしまったそうで、天然なのか確信なのかわからないけど胸がぎゅんぎゅんしました。

 いよいよ釣りです。(この間に自転車が片付けられ「パクられた!!!!!」と叫んでました。)釣り上げるものは色の反転したタコ、変なイカ、麺づくり、ハイチュウ、チョコモナカジャンボ(曰く瓦だそうです)、おっとっとというラインナップ。どうやら平仮名しか読めないようで、おっとっとが出たときは「読めた~~~!!!」と嬉しそうに言っていて、オタクの親心が爆発しました。次に釣り上げたイフオアグッズに「わしじゃ!綺麗な二重じゃ!」と自画自賛していました。(確かこの場面……)めちゃくちゃ頷きました。ようやく釣れたイフィッシュは、なんともかわいらしいジンベエザメのぬいぐるみのような姿。炎はライター程度、水はおしっこかけるくらいでしたが、雷の威力はすごい。さっそくハイテク軍との戦いに赴きます。

 対峙するのは自分を助けてくれた女性。「自分で助けた人を自分で倒すのも悪くないわ」と言って恐ろしい強さでアナログ軍をやっつけていきます。なお、この女性はWhotuber(Youtuber)らしく、自撮り棒を使いながら映像で実況してくれます。こんなあざとい村上さん、イフオアでしか見られません。ひなちゃんクーイズや、公開録音のときの萌え袖ひなちゃんを想像してください。あれがずっと続きます。下にはリアルのかっこいい村上さんが甲冑着てます。箱推しは常時「どこ見れば?」と思ってますが、一人舞台でもこんな思いをするとは予想外でした。結局大砲に自らが入り、飛んだ勢いで機械のコアを破壊することで勝利。女性をお姫様だっこして「借りは返したぞ」と呟く村上さんがかっこよかったです。

 さて、ハイテク軍とのボスとの決戦。このとき、舞台の手前にスクリーンがもう一枚降りてきて、これに雨の情景や波が投影されることでとんでもない立体感と迫力を出しています。攻撃のビームなんかもすべて映り、それにあわせて避けたり、受け止めて跳ね返したりといったシーンがハリウッドばりにかっこよかったです。さて、戦闘シーン。イフィッシュも手伝ってくれるのですが、敵の強さの前に倒れてしまいます。激しい戦闘、そして見えた敵将の素顔は、なんと村上さんにそっくりでした。(いやまあ本人ですが)ハイテク軍の大将は村上さんのご子孫だったのです。「自分を倒すと家系は途絶える。それでもいいのか」と大将は言います。アオリの『血を選ぶか』というのはこのことを示していたのでしょう。(さらにパンフレットにはこの言葉の続きが載っていて、二つで一組の言葉となっています。ミステリーの種明かしのような爽快感でした。)それでも村上さんは、綺麗な海をとりもどすことを選びます。Ⅹの字の太刀筋で大将は斬られ、そして戦いは終焉を迎えます。

 エピローグでは、アナログ軍がハイテク軍と共にいきることを選んだこと、村上さんがこの地に残ることを決意したことが述べられます。一件落着かと思いきや、ふとしたはずみでタイムマシンが動きだし、村上さんは更なる未来へ進みだします。「わしゃもう未来はこりごりじゃ~~~!!!」という叫び声で物語は締め括られます。きっと未来でもまた誰かを救ってくれる、そんな期待とわくわくに満ちた終わりかたでした。

 スタッフロールではメイキングが見れます。映像が多いので、楽しそうにいろんな表情を作り、それを自分で見ては爆笑する村上さんがとても愛しかったです。

先生

 これで終わりかと思いきや、「先生」というコーナーがありまして。恒例らしいのですが、白衣を着た村上さんがジャニーズをいじりながら講義をしていくという仕様です。出てきたときに、村上さんがぜえはあ言っていて「1日2講演はもう無理やな!」って言いながら水を飲んでいました。休ませてあげてほしい、でもそんななか少しでも多く日程作ってくれてありがとう、いろんな思いで胸がつまりました。
 今回は何かと話題な相撲(紙)形式で。最初に背中に『キ』『ン』『グ』『&』『クイ』『ーン』と文字がかかれた紙力士が円状にならんでいて、ぐるっと一周させて見せてくれました。ただの紙相撲ではおもしろくないので、他のグループは以下の素材になってるそうです。

V6:和紙(岡田さんの出演作品のコール&レスポンス、みんなで井ノ原さんの顔を想像しました)
嵐:超合金(頭は櫻井さん胴体は松本さん左腕が二ノ(左利きだから))
TOKIO:木
セクゾ:薔薇
関ジャニ:札束(集まったら強いみたいなことも言っていてちょっときゅんとしました、せごどんの顔になってるのも愛)
west:ぺら紙
KAT-TUN:亀
A.B.C-Z:カエル
キスマイ:ローラー
NEWS:新聞(手越くんは三文記事に由来「最近静か」)

ここで、メンバーについて言及するパターンもあるようですね、私は「ヨコとすばると、相葉ちゃんをカッペと呼んでいた~」というエピソードくらいでした。(「田舎もんや!って笑っとったけど俺らの方が田舎もんやな!」と言ってました。)番付をやっているようで、今場所のとりきめは

Hey!Say!JUMPvsNEWS
セクゾvsキンキ
嵐vsKAT-TUN

となりました。北と南になってる理由は、「関ジャニが東で嵐が西なことに対し、アンケートでやいやい言われてやかましかった」からだそうです。
最初のとりきめは、きちんとひとつひとつ塩まいたり、行司したり。人形遊びしてるちっちゃい子みたいでかわいかったですが、途中から雑になりました。二回くらい力士ものまねもしてくれました。

 Hey!Say!JUMPはバネなんですけど、思ったより動かず、NEWSが自滅しました。キンキは、塩がガラスの底についたのが原因で負けてしまいました。まきすぎたかな、といった顔で申し訳なさそうにしてました。嵐とKAT-TUNは大盛り上がり。「向かい合ったときに卑猥な構図になってしまうから、亀を立てるようにして、首も前に出るようにした」という風なことを言っていました。配慮ができる男です。

開始早々下がっていく亀さん
→村「びびるなよ~~~!!再始動したんだろ~~~?!?!」
回転して村上さん側に向く亀さん
→村「なんや?!ああ?!やるんか?!」
さらに回転し嵐超合金と同じ向きになる亀さん
→村「2対1か?!?!ああ?!?!コノヤロウ!」

ずっとかわいかったです。結局亀さんが負けて「二回くらいやり直したったからな!これで負けるならしゃあないやろ!」とご満悦でした。

カテコ

 フリートークはグレー?白?のニット帽に、白インナー、サイドに白ラインの紺ジャージ、底白の黒スニーカーで登場。内容をかいつまんで書くと、

・新マネージャーとスタッフと昨日飲みにいって、新マネージャーが、丸山さん仕込みの「寿司ざんまい!」のネタをしようとした際に勢いよく転んでてウケた
・よくダイビングに行くおっちゃんが最近アル中みたいに手が震えてる

という話でした。なんだか落語みたいでもあり、ほんとに世間話のようでもあり。特に記事に書くこともないくらい、ただただ嬉しそうに話す村上さんを見ながら、うんうんって聞いてる彼女気分を味わいました。(図々しいです)

楽しかった

 感想は以上です。こうやって書いてると、改めて、楽しかったな~~~という多幸感に包まれます。ほんとうに楽しかったです。村上さんがやりたいことを、村上さんに見せてもらえることが、本当に私は嬉しかったです。かっこいいもかわいいも見せてもらって、1人で初舞台も遠征も不安だったし、罪悪感もあったけど、全部吹き飛ぶくらい楽しい一時でした。舞台をいろんな人に見てもらったら、舞台出のファンだってできる。でも確かに舞台でしか感じない迫力があって、ライビュや円盤では軽くなってしまうかもしれないと……悔しいけどそんなことを思ってしました。(イフオアは特に)行けるのはほんの少しで、村上さんの体調を考えたらたくさん公演するのも大変で、行けたのは宝くじにあたるくらいの奇跡だったと思ってます。少しでも行けなかった人に空気が伝わったらいいなと思います。



余談(他担がイフオアにいきたいと思うことはだめなことなのか?)

 私は村上さんの担当は名乗っていません、だから自分の名義で当てたチケットですら行くことにすごく後ろめたさがありました。でも好きの気持ちって他人と比べられるわけがなくて、私の何番目かの好きが、担当の人の最上級の好きより劣ってるとかそんなことはわからないんです。私は本当に行きたくて行って、誰かに叩かれたとしても、行ってよかったと心底思っています。
 チケットが譲られるかどうかは、譲る人次第なので、条件に担当があろうがなんだろうがいいと思うんです。絶対に楽しんでもらえる人に見てもらいたいというのは当然の心理です。ただ、私が箱推しだからもあると思うんですが、担当じゃないけどその舞台を見たくて行く人を責めないであげてほしいなと感じます。チケットが当たったことを素直に喜べないのはなんだか悲しいです。
 私の入った公演では、自転車で進む村上さんに手をのばして触れた方がいました。村上さんが怪我をしたらどうするんだと立ち上がりそうになりました。彼女が村上担かはわかりませんし、村上担に優しい人、マナーがいいひとがたくさんいるのも知っています。だからこそ、本当に大事なのは担当じゃなくて、そういうマナーを守れるか、一緒に村上さんの舞台を暖かい空気で楽しんでくれるかだと思います。私なら、好きさ余って村上さんを危険にさらすような人よりも、「すごく見に行きたいけど村上担が行くべきだろうな」と身を引いた人に見てほしいと思いました。
 行く行かない、譲る譲らない、全て当人の自由だと考えています。行きたいなら行けるように努力し、譲られなくても苛立たず、人の当選に腹をたてないように(高額転売は別です。それ目的の応募が増えるので)、そんなふうにオタクやっていきたいなと思いました。